その名も、地球時計。
針も文字盤もない時計で、北半球部分が丸いドームの中に埋め込まれているというものです。
まさに宇宙から見た地球の姿なんだよ。
実際に太陽の下にかざしてみると、その地球へのリアルな陰の付き方から、世界中の時刻がなんとなく理解できるという世界時計でもあるのです。
あー、この辺はもう影になってる、もう夕方なんだー、みたいなかんじで。
※インジケーターや分針は付いて地球の周りを動いているので、ちゃんと時間も分かります。
10年以上前に生産販売されたものですが、コンセプト自体はむしろ今の方が通用するくらいなのですが、当時はヒットはしませんでしたね。
無機質な感じがたまんねないパッケージ。
「Think the Earth」と中箱には書いてあります。
まさに言葉を具現化したアイテムといえよう。
箱は、畳んであって展開できる構造になっていて、時計部分(「地球針」)をセットして置き時計にできるように、スタンドにできます。無駄が無い。このあたり、考えたヤツの設計が細かくて好き。
身につけるもよし、側に置いておいて眺めるのも良し。
ベゼルは2種類入っていて、好きな方をセットできます。
ちなみに地球部分も、シルバーかブルーが選べます。
僕が持ってるのはブルーの方。
針も文字盤も無い「機能美」
物理的機能、文明を捨てた「時計」という、かなり攻めたデザインでメッセージ性は高いです。
時間を「知る」というより、地球まるごとひとつを現在位置と考え、その中で世界を考える・宇宙協力を考えるというステージを変換したモノの見方、持ち方を考えさせられます。
「時はカネなり」という言葉に強制されるように慌ただしく動く現代人にとって、時計というシンボルは服従させられるような、哀れな雰囲気に満ちています。
僕らはいつから、そんな風になったんだろう(ポエム)
つまり、遅刻した時に相手にこの時計を見せながら「お前はそんな小さな規模で考えているのか」と圧力をかけるのに役立つということです。
電池交換不可。
オサレだし気に入ってるんだけど、難点といえば電池交換ができない。
なので、郵送して交換してもらうしかないってこと。トホホ。
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購入金額
0円
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購入日
2021年07月21日
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購入場所
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