それでは、実際に使ってみることにしましょう。

このときには、偶然だったのですが本体の緩衝材が真下に置かれていて、背景が白い状態で文字を書くことになりました。

iPhoneのカメラでは色がわかりにくいのですが、下に白いものを置いていたため、通常タイプよりも明らかに文字の視認性は上でした。

参考までに、通常モデルの写真も改めて掲載しておきましょう。

写真だと意外と通常モデルも見やすそうなのですが、実物については通常モデルで書いた文字を親に見せても解読は出来ませんでした。クリアモデルであれば、背面に白い紙などを当ててやれば十分に解読可能です。

強いて言えば、背面の消去ロックスイッチがぱっと見ではわかりにくいのが、クリアモデルの方ならではの弱点といえそうです。まあ、このスイッチをどこまで使うかは未知数ですが。

どちらもコントラストの低さなど、基本性能に変わりはないのですが、クリアモデルは背景色の工夫次第で視認性を向上させることが出来るという大きなメリットがありました。

通常モデルの視認性がもう少し良ければそれで良かったのですが、実用性を考えるとクリアモデルを素直に買った方が無難そうです。価格差は多少ありますが、使い勝手を考えれば許容できるものと思います。