PCIe 4.0環境でPCを組もうと考え、どうせならコンパクトなものが良いと考え、MicroATXマザーボードを選択しシステムを構築しました。
SATAポートが5ポート以上欲しかったので、ASUSTek Z590M-PLUSというマザーボードにしました。
ところが、実際に組み上げてみると、14cmファンを搭載できるCPUクーラーを使うと、クーラーのラジエターが、グラフィックカードの天面ギリギリになってしまい、ファンを固定する金具を取り付けることができませんでした。
第11世代Coreプロセッサーが搭載可能なZ590搭載のマザーボードのCPUソケットLGA1200は、第10世代/第11世代のCPUが搭載できます。
このLGA1200に取り付け可能なCPUクーラーは、LGA1150-1151で使用していたCPUクーラーをそのまま使うことができます。
今回のシステムは、オーバークロックを目的とせず、静かに動作させたいと考えていたので、大きな冷却ファン(14cm)で、静かに冷却したいと考えていました。
仕方がないので、MicroATXマザーボードには、Core i7 11700K辺りを載せて、サブシステムにすることにして、別途ATXマザーボードを探しました。
当初、ASUSTek PRIME Z590-Aにしようと考え、秋葉原に行きました。
MicroATXマザーボードのZ590M-PLUSを購入したArkに行ってみましたが、さほどの値引きもなかったので、BUY MOREに行くと、PRIME Z590-Aと対象のCPUを購入すると10,000円引きのPOPが付いていました。
これであれば、Core i7 11700Kを一緒に購入することで、8万円程度で購入できます。
更に、ツクモ本店に行ってみると、なんと、ROG STRIX Z590-A GAMING WIFIというマザーボードとCore i9 11900のセットが、限定10台限り 79,980円(税込)でした。
WiFi6対応のマザーボードなので、当然PRIME Z590-Aよりは、上位のボードです。
迷わず購入しました。
Core i9 11900は、Z590M-PLUSに搭載し、このマザーボードには、Core i9 11900Kを載せてシステムを組むことにしました。
パッケージは、ちょっと眠たい色使いで、ROG(Republic of Gamers)ロゴの高級感のある印刷とアンバランスです。決して購入感のある個装箱ではありません。パッケージの裏面には、マザーボードの主な特徴が記載されています。
個人的には、SATAポートが6ポートあり、PCIe 4.0 x4のM.2 SSDとの排他的制約もありません。
付属品は、下記の通りです。
インテル製チップセットZ590を搭載していますので、第11世代のCoreプロセッサーを載せると、PCIe 4.0 x4のM.2 SSD , PCIe 4.0 x16のGPUを使うことができます。
SSDとGPUのパフォーマンスが、システム全体のパフォーマンスアップに繋がるのではないかと思い、今回システムを組むことにしました。
マザーボードは、下記の通り、ATXサイズです。
Z590用ヒートシンクが、光ります。
OSは、これまで通り、Windows 10 Pro x64のDSP版を用いました。
今回のシステムでは、起動用SSDに、CFD CSSD-M2M1TPG4VNZにしました。
起動用のSSDに1TBもの容量は要らないのですが、速度を考慮して1TBモデルにしました。
実際には、1TB中200GBの容量を確保して起動ドライブを作りました。
起動ドライブを1TB全部開放してしまうと、システムバックアップを行う際に、小容量のHDDが使えないので、200GBだけ容量を確保して起動ディスクをつくりました。
DiskInfo及びDiskMarkは下記の通りです。
GPUは、nVIDIA GeForce RTX3070Tiにしました。運良く、89,800円(税込み)の最安値のPalit製GPUを購入出来ましたので、これを使います。
システムドライブ以外には、動画キャプチャー用に、8TB HDD x2(RAID-0 16TB)を用いたドライブと、実際のデータを保存するデータドライブとして、4TB HDD x2(RAID-0 8TB)を使います。
DiskMarkは、各々下記の通りです。
メモリは、これまで使っていた、DDR4-1600 16GB x2 32GBのメモリをデュアルチャンネルで動作させます。
以上のことは、マザーボードのUEFI BIOS画面で確認できます。
UEFI BIOS画面上で、メモリテストができるように、BIOS画面で、MemTest86が実行可能です。
このマザーボードのバックパネルは、最初からカバーが付いた状態です。
I/Oは、CPU内蔵GPU出力用に、DisplayPortとHDMI端子があります。
USB 2.0 x4(内1ポートはBIOS UPDATE用) , USB 3.0 Gen2 Type-C x1 m USB 3.0 Gen1 x4 , 2.5Gbps対応イーサポート x1 , Wi-Fi用アンテナ端子 x2 , オーディオ出力用USB Type-C x1 , オーディオ I/O用3.5φジャック x5が付いています。オーディオ用USB Type-C端子用に、別途USB Type-C延長コードが付属しています。
オンボード用として、USB 3.0 Gen1 x2用のソケットと、USB 3.0Gen2 Type-C x1用のソケットがあるので、フロントパネルに、USB 3.0 Gen1 Type-A x2及びUSB 3.2 Gen1 Type-Cが増設できます。
因みに、この増設したUSB 3.2 Type-Cに、M.2 SSDをポータブルケースに入れて接続すると結構な速度が出ます。
WiFiに関しては、Wi-Fi6対応のインテル製のチップが搭載されていて、自宅のWi-Fiルータに接続してプロパティを見てみると、上り/下り共に、1201Mbpsで接続されていました。(11ax接続)
この他、オーバークロック等において、Z590チップセット冷却用にファンを増設できるファン取付金具が同梱されています。
CineBenchは、下記の通りで、これまで使っていた、Core i9 9900Kよりは、パフォーマンスアップしていました。
-
購入金額
28,100円
-
購入日
2021年07月19日
-
購入場所
ツクモパソコン本店
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。