ドリップバッグコーヒーのレビュー課題にあった「このコーヒーに合うフードはコレだ!!」でピックアップしたものです。あちらではフード側に焦点を当てるとブレるので、こちらに書いていきます。
↓コーヒーのレビューです
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メニセーズのフレンチロールを 210℃ でオーブンで焼いて、出来立てパンにベーコンを突っ込んだだけ。クープが1本通ってるだけなので、そこにナイフを入れれば硬いバゲットでも簡単にクラムまで2つに割れ、サンドイッチにするのは楽ですね。
ハムではなくベーコンを入れたのですが旨味のある脂質もジャンボン・ブールのようで良い感じに合います。クラストのバリバリした硬い食感や塩味もコーヒーと溶け合うことで柔らかく味わい深く、シンプルな素材のおかげで豊かな香りのコーヒーを楽しめます。フードもコーヒーも両方とも後味もすっきりしているのでメチャクチャ合います。毎日これでいい。
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Menissez(メニセーズ)というのはフランスのパン製造会社で、日本でも有名な製パン工場の企業がありますが、あんな感じかと思います。突き放した感じで言ってるのは、僕が詳しく知らないからです。いつか工場見学もしてみたい。
■公式サイト
>>Menissez : French supplier of industrial bakery
本場フランスの水や原料で 80% まで焼かれて冷凍され、航空便で日本に輸送され、解凍されて店頭に並べられ販売されます。冷凍されてるんならそのまま冷凍して販売されてもよさげなのですが、何故か常温販売されます。常温でも未開封で1か月もつという、長期保存も可能というところも、このパンの魅力ですね。
フランスから直輸入されているためパッケージの表示もフランス語。賞味期限の表記を探して四苦八苦したこともありますが、賞味期限は個包装のそれぞれに書かれておらず、まとめて1つに日本語のシールに貼られているだけのようです。消費していく順番を間違えることもあるので、シールの付いてるパックを最後にするか、買い物直後にマジックペンで1個1個書き込むかした方がよいですね。
このパッケージに貼られたラベルには「ミニパン」と商品名で書かれており、コストコ通の間ではミニパンの愛称で購入マストの商品とされ、在庫切れも早いそうです。
常温で1か月という賞味期限ですが、夜遅くに帰宅するような仕事だとなかなかパン屋さんに行けないのですが、このパンならまとめて買って保存しておくことができるので便利です。
パンを冷凍して保存するはよくやるのですが、常温保存可能なパンってかなりレアな製品ですね。冷凍してからのリベイクでも充分美味しいパンはあるのですが、このパンの場合は半生の状態から焼けるので水分も多く、もっちりと焼けます。
食べる時は、袋から出して霧吹きで表面に水を吹きかけ、200~220℃に余熱したオーブンで約10~12分焼きます。
ちょっと焦げ目をつけた、焼きたてパンの出来上がり。ベーカリーになったつもりで時間を測り気配を研ぎ澄まして焼けば、自分好みの焼き上がりや焦げ目に仕上げられるのも楽しいです。
この製品は半焼成タイプで、焼き上がりのところを途中で止めているらしいです。家庭のオーブンで最後に焼き上げることで、パン屋のパンのように美味しい焼きたてパンができあがるということですね。なるほど。家庭で焼きたての風味が味わえるなんて、それだけでメリットありまくりです。
原材料は小麦粉、イースト、食塩。とてもシンプル。日本のパンとは原料からして違います。
余計な風味が付いてないので、料理と一緒に食べても邪魔をせず、フードの美味しさを引き立てています。ミルクたっぷりな日本の食パンは菓子パンの1種とも考えられるのでそのまま食べるのが美味しいですが、小麦と食塩だけのパンは、一緒に食べるものの味わいを高めてくれます。もちろん塩とオリーブオイルだけでもばくばくと食べられるくらい美味しいです。何故美味しいかといえば、当然「焼きたてだから」なのですが。
逆に、日本の食パンに慣れている人や子供などには馴染みがないかもです。とくにパンの耳の部分が苦手な人、ピザの生地の端を残すようなタイプの方は、購入を見送る方が良いかと思います。フランスパンはそれらが美味しいと思う人が好むパンです。
フランスパンなので外側のクラストはぱりぱりした硬い食感に。内側のクラムはもちもちしっとりした柔らかい食感になります。
バゲットサンドにするためにはパンを半分にするのですが、このパンの場合クープが上面に入っているので、そこに刃のないナイフを差し込んでもきれいに2つに割れ、中に具材を入れることが簡単です。ハムや卵・チーズ・野菜など好きな具材をねじ込んでバスケットに詰めれば、お洒落なランチの出来上がりです。
焼きたてパンをこんなアイデアで製品にできるなんて、良いアイデアだと思いました。
「おフランス」でも庶民的で、入門的なフランスパン
特にデザインというものはないのですが、おフランスのパンというと高貴で鼻持ちならないようなブランドイメージがあるのですが、このパンに関しては悪いイメージは無いですね。
バゲットは好きだけどなんか硬い、という人にも丁度良い柔らかさだと思います。
僕は人生で初めてフレンチを食べて衝撃を受けてから、フランスのパンやバゲットに傾倒しているという自覚はあるのですが、それでも原料も違う、水も違う、手法も違う、そんな文化の違いを感じながら皆さんにも食べてもらって美味しいを共有できたらいいなと思ってます。
良いミルクやバターなどの原料・透き通った軟水を使った日本製のパンも美味しいのですが、ミネラルを含んだ硬水と恵まれた大地の小麦でつくられたフランス製のパンも、とても美味しいです。
クラストが硬くて苦手という方も、まずはこのパンから試してみるのも良いとおすすめします
コスパ最高。「焼きたて」のフランスパン
1個あたり約20円で、かなり安い。しかし最終的に自分で焼き上げるという手間があり、食べるまでに時間がかかります。料理するよりファーストフードの方が楽! みたいな人は合わないと思うのですが、手間をかけてでも焼きたてアツアツのパンが食べたい という人に向いてますね。
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購入金額
0円
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購入日
2021年05月08日
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購入場所
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