内蔵バッテリーの入れ替えをするなど、長年使ってきたドライブレコーダー、hp f210ですが、最近バッテリー残量が十分にあってもスタート時の起動に失敗することが多くなっていました。恐らくキャパシタの劣化か何かだと思われますので、さすがに確実性を取るのであれば入れ替えた方が良いかと思い、新たにドライブレコーダーを調達しました。そのレコーダーについては後日改めて紹介します。
f210でもそうだったのですが、新しいレコーダーがサポートするメモリーカードはmicroSDHCであり、32GBを超える容量のmicroSDXCには対応しません。
f210ではSanDisk製のHigh Endurance仕様を投入していたのですが、レコーダーと同じくこちらも長期間使っているものですので、メモリーカードもレコーダーに併せて用意することにしました。
暫定的には近所で調達してきたHiDISC製の32GBを使っていたのですが、丁度開催されているAmazonのセールでSamsungやSanDisk、Transcendの国内正規品の高耐久仕様が特売となっていましたので、その中から適当に選んだのがこちらとなります。
Samsung製のSSDなどと同様に、ITGマーケティングが代理店を務める正規品です。負荷の高い作業で使われることを想定しているためか、保証期間が2年間しか無いことに注意した方が良いでしょう。
公称性能として、最大Read 100MB/s、最大Write 30MB/sと記載されています。書き込みの方は耐久性重視で敢えて限界性能を引き出していないということでしょう。
恐らく通常のProシリーズをベースに、書き込みの負荷を下げることで寿命の向上を図った製品なのではないかと思います。
SDアダプターは他のSamsung製microSD製品に同梱されているものと同じように見えます。こちらはメモリーカード本体とは異なり1年保証だそうです。
読み出しは十分に速い。耐久性はこれから検証
このメモリーカードはドライブレコーダーで使うという前提がある訳ですが、その前に最低限性能のチェックだけしておきましょう。Ryzen 7 2700+ASUS X370-AのPCに接続した、iBUFFALO BSCR20TU3のmicroSDスロットで計測しています。
ベンチマークテストの計測には、お馴染みCrystal Disk Markの2つのバージョンを用います。
どちらでもほぼ傾向は変わりません。最大Readが100MB/sに届いていませんが、これは恐らくUHS-Iで使用した場合のBSCR20TU3の上限に引っかかっているためだと思われます。
書き込みの方はシーケンシャル時に公称値の30MB/sを安定して超えていますし、ランダム4Kは全般的に優秀と言って良い水準でしょう。当然書き込みの方は抑え気味ではありますが、シーケンシャルで受ける印象よりは速くまとめてあるという印象です。
通常の用途であれば、恐らく敢えて高耐久仕様のものを使わなくても、PROシリーズの製品で十分性能面・耐久性での要求には応えてくれるでしょう。このような高耐久仕様を敢えて使う必要があるのは、やはり今回のようなドライブレコーダーや、監視カメラの内蔵用などではないかと思います。
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購入金額
1,090円
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購入日
2021年03月22日
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購入場所
Amazon
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