レビューメディア「ジグソー」

初めてのキャリアスマホ

これまでdocomoでガラケーを使い続けて来ましたが、「はじめてスマホプラン」の月額と「はじめてスマホ購入サポート」での端末割引により、スマホへ乗り換えることにしました。

と言う訳で、はじめての(キャリア)スマホ、です!

更新: 2021/03/08
デザインと外観

可もなく不可もなし

パッケージに関しては先に写真が出たので割愛。

「Galaxy A51 5G SC-54A」のカラバリには白と黒がありますが、選んだのは白。

 

内容物としてはスマホ本体にクリアTPUケース、イヤホン、説明書類、SIMカード、そしてSIMトレイのイジェクトピン。
店頭で処理して貰ってるので、SIMカードは既に本体内。
(下の写真に本体とクリアTPUケース、イジェクトピンは含まれていません。)

 

ちなみにクリアTPUケースとかが入ってる箱は、パッケージ箱の蓋の裏側に張り付いてるので、開封後に引っ張り出す必要があります。

 

改めて本体。先ずは本体背面。
Felicaの位置マークにdocomo 5GとGalaxyのロゴ。

 

Galaxyロゴの下に小さくIMEIと型番も書いてあります。

 

画面を基準に、本体右サイド。

音量のUp/Downキーと電源ボタンなサイドキー。

 

反対側、左サイドにはボタンやポート類は一切ありません。

本体上面にはSIMスロットとマイク。

 

本体下部にはスピーカー、マイク、USB Type-Cポート、ヘッドホン接続端子。

 

付属のクリアTPUケースを装着した状態。
光の当たる角度によって本体のボーダーが浮いて見えます。
本体色は白ですが、のっぺりとした白ではなく、実際には縦縞になっています。

 

リアカメラ部アップ。下の写真はレンズ保護用のフィルム貼付け後です。Galaxy A51 5G SC-54Az
カメラは4眼レンズになっており、上段中央はフラッシュ、上段右端と下段の3つがレンズになっています。

 

下段左端が深度測位カメラだって事以外は、どれがどのレンズなのかは判らないのですが、4眼の内訳は広角カメラ・超広角カメラ・マクロカメラ・深度測位カメラ、になっています。
深度測位カメラについては撮影物との距離測定用であって、実際に写真を写すものではないので実際には3眼って事になります。

なので、実際に撮れる写真は広角・超広角・マクロの3段階。

 

流石に望遠は付いてませんが、スマホの場合、現状ハイエンドの物で光学10倍とかがやっとの世界なので、ミドルクラスだと付いても精々が光学2倍相当。
であれば、寧ろ利用シーンが多いマクロレンズが搭載されている方が有り難いですね。

 

外観的に言えば、特に目立った点も無ければ、特別劣ってる部分も無く、良くも悪くも有り勝ちな一般的なスマホ、って感じですね。
まぁ、奇を衒ったような物より、オーソドックスな物の方が無難で良いんですけどね。

更新: 2021/03/08
セッティング

使えるようにするまでが割と手間

使用前に先ずはSDカードの追加。
HUAWEI P20 liteからのお引越しなので、SDカードは使いまわしです。

キャリア用にカスタマイズされたスマホって事で当然の如くシングルスロット。
nanoSIM+MicroSDカード。

 

SDカードを入れてSIMスロットを戻します。
ちなみに下の写真のイジェクトピンは別製品のもの。

 

初期画面。docomo LIVE UXと言うのがデフォルトUI指定されているようです。
なお、my daiz(マイデイズ)のSSは撮り損ねたのでありません。

 

初期アプリ一覧。要らないアプリがコレでもか!ってくらいに盛り沢山。orz

正味な話、先ずこれらの要らないアプリを削除する所からの作業です。

 

my daiz(マイデイズ)のコンシェルが邪魔すぎるので速攻削除。
docomo LIVE UXも使い難いのでホームアプリをGalaxy標準のOne UIホームに変更。

 

Disney DXやFacebook、Linkedin等の使わないアプリを削除、docomo・Galaxy関連もアプリ開いてみて使わないな、と思った物は全て削除。

Facebook、Linkedin等の需要の低いSNSアプリは入っているのに、逆に需要が高いと思われるLINEやTwitterは入ってないのが不思議。

 

取扱説明書なんてpdfので良いよ、アプリイラネ。
ブラウザの標準はChromeに変更。

削除できないアプリについては無効化出来るものは全て無効化です。

 

メールについてはGmailに集約したかったけど、イマイチ設定が判らないので割り切ってdocomoアドレスで受けるメールだけドコモメールで、それ以外はGmailで使うことに。

電話帳はGoogleアカウント連携で保存してあるので、ドコモ電話帳にGoogleアカウント連携して使うことに。
これはドコモ電話帳の方が画面がスッキリしていて見やすかったので。

 

意外だったのは標準で音楽・動画再生アプリが入ってないって事。
Google系サービスの音楽・動画再生アプリは入ってるけど、そっちは要らないんですよね。
ローカルデータを再生するだけのアプリが無い。
仕方ないのでPlayストアから「Musicolet」と「ビデオプレイヤー KMP」をインストール。
使ってみて不満が出るようなら他のを探す方向で。

 

正直、この辺の作業するだけで1日がかり。

 

ゴミアプリについてはGalaxy全般的にこんな感じなのか、docomoカスタマイズでゴミが増えてるのか、相乗効果なのかは不明。
必要なものは自分で入れるから余計なもの入れないで、ってのと、使わないアプリがアンインストール出来ないのはどうにかして欲しい所。
root取れれば消せるんだろうけど、そこまでやるのも面倒だし。

 

以下端末情報と認証情報。国内版なので、しっかり技適マークも。

 

本体自体のソフトウェア情報。
AndroidバージョンはAndroid 10。

 

自分好みにするために結構時間が必要ですね。

 

設定画面自体もOSバージョンの違いによる物なのか、メーカーの違いによる物なのかは判りませんが、HUAWEI機にあった項目が見当たらなくて困ることも。
一番困ったのが、アプリ単位で通信ブロックする機能が無いって事。
後、データ通信量が月別のみで日別・週別で見れない事。

 

以下はHUAWEI P20 liteの画面。
アプリ単位でモバイルデータ、Wi-Fiの通信可否設定が可能なので、広告が頻繁に出るアプリについてはネットワーク通信自体を禁止にしたり出来る。
また、データ通信量も日別・週別・月別で見られるので、どのアプリが勝手に通信してるかの判断がつきやすい。

 

まぁ、OSバージョン違いやメーカー違いで色々変わるのは仕方がないとは言え、初期設定は色々と面倒ですね。

更新: 2021/03/08
性能

割と快適

新しいスマホ入手したらベンチマークですよね(w
って事で「Geekbench 5」と「3DMark - The Gamer's Benchmark」で測定。

 

 Geekbench 5                                     

 

先ずはCPU性能を計る Geekbench 5
パワーモード「最適化モード」(通常)でのスコアは、シングルコアで601、マルチコアで1755。
CPU速度を70%までに制限した「標準省電力モード」でのスコアは、シングルコアで476、マルチコアで1577。

 

アプリ内のスコアリストで見ると、標準ではXiaomi Redmi K20 Proより下、Samsung Galaxy A71よりは上、標準省電力モードではXiaomi Redmi Note 8 Pro より下、Samsung Galaxy S8よりは上、な辺りに位置しています。

 

Galaxy A51 5G SC-54AのSoCは「Snapdragon 765G」。
GeekBenchのスコアリストで見ると、同じ「Snapdragon 765G」を採用しているGoogle Pixel 5で580/1569、Google Pixel 4a 5Gで601/1755なので、Galaxy A51 5Gの601/1755と言うスコアからするとGoogle Pixel 5よりも優れている事になります。

 

ちなみに標準省電力モードではスコアが476/1557まで落ちてシングルコアでこそSamsung Galaxy A70やGoogle Pixel 3 XLと同等レベルになりますが、マルチコアでは未だGoogle Pixel 4a 5G以上のスコアを見せています。

 

 3DMark - The Gamer's Benchmark                            

 

さて、今度は3D性能を調べる「3DMark - The Gamer's Benchmark」。
Wild Lifeで1640、Wild Life Stress Testで平均1634、Sling Shot Extreme - OpenGL ES 3.1で3183、Sling Shotで4376。

 

Benchmarksのスコアリストも同じ「Snapdragon 765G」を採用している機種で見てみます。
Wild Life の1643に対し、Xiaomi Mi 10 Lite 5Gが1680、Xiaomi Redmi K30 5Gが1676、Oppo Reno4 Pro 5Gが1663、Motorola Edgeが1477。

Sling Shot Extreme - OpenGL ES 3.1の3183に対し、Xiaomi Mi 10 Lite 5Gが3318、Oppo Reno3 Vitalityが3216、Motorola Edgeが3003。

Sling Shotの4376に対し、Samsung Galaxy A71 5Gが4400、Xiaomi Redmi K30i 5Gが4396、Motorola Edgeが4294。

 

基本海外機種との比較なので判り難いですが、Samsung Galaxy A71 5GやXiaomi Mi 10 Lite 5Gとの比較で考えれば、割と妥当な数値な気がします。

 

 実際に使った感じは?                                 

 

5G対応と言いつつ現状5G使える所なんて無いに等しいので、普段は「標準省電力モード」で使用しています。(CPU速度の制限の他、5Gが使えなくなって4G/LTEのみになります。)

 

CPU速度が70%までに制限されている状態ですが、これで「歌マクロス」で遊んだりしてますが、特に支障は無いですし、スペックダウンして使ってるとは言え、HUAWEI P20 lite で遊ぶよりも、かなりキビキビ動きます。

P20 liteだと処理落ちして押し損ねる事もあったのですが、そういうのが無いです。

まぁ、ゲーム自体「歌マクロス」しか遊んでないのでゲームメインな人には参考にならないと思いますが……

更新: 2021/03/08
残念なところ

概ね良好だけど微妙な所が残念ポイント

 ネットワーク周りの設定が物足りない……                         

 

セッティングの所でも出ましたが、HUAWEI P20 liteではアプリ個別にネットワーク制限をかけたり、モバイルデータ・Wi-Fiそれぞれでの通信量を日別・週別・月別で表示出来ていました。

残念な事に、Galaxy A51 5G SC-54Aでは、これらの機能がありません。
Galaxyの問題なのか、Android 10の問題なのかは不明ですが……
ざっとググった感じでは標準機能では無さそうなので、HUAWEI機の利便性が高いだけな気がします。

 

 指紋認証の数が少なすぎる……                              

 

HUAWEI P20 liteでは指紋認証の登録が最大5つまで行えました。
自分の指3本に、嫁さんと娘の指を1本ずつ登録して、家族でもスマホを開けられるようにしていました。

Galaxy A51 5G SC-54Aでは指紋認証の登録が最大3つまでしか行えず、各自1本ずつ……。
通常は自分の指だけ登録するだろうから3つもあれば十分でしょ、って事でしょうが……

 

 ナビゲーションバーで通知パネルが引き出せない……                    

 

HUAWEI P20 liteではナビゲーションバーの設定変更を行うことで、ナビゲーションバーに通知パネルを引き出すアイコンが追加出来ました。
Galaxy A51 5G SC-54Aには、その機能が無く画面を上から下にスワイプしないといけないのが面倒ですね。
まぁ、あの機能はHUAWEI機にしか無いと思いますが……

 

一応One UIホームの方に、ホーム画面の任意の場所を下にスワイプすることで通知パネルを引き出せる設定があったので、それをONにする事でホーム画面の状態では気持ち楽になりましたが……
結局アプリ使ってる時は標準のスワイプ操作で引き出すしか無いんですよね……

 

 良い感じのケースが手に入らない……                           

 

本体とは無関係な部分で言うと「Galaxy A51 5G(日本ローカル仕様)」向けのスマホケース等が皆無に等しいという点。

 

Amazonや楽天市場でGalaxy A51 5G用の物を検索すると割と豊富にあるように見えますが、その殆どが「Galaxy A51 5G(グローバル)」用の物です。
日本でdocomoやauで販売されているGalaxy A51 5Gは、Galaxy A51 5G(グローバル)がベースではなく、ではなく「Galaxy A51 5G UW(Verizon)」がベースになっています。

 

嫌らしいことにグローバル版とUW(Verizon)版では各所のサイズが微妙に違っており、これが一番顕著に現れるのがカメラの位置になります。

Amazon等で該当商品のレビューを見た時に、カメラの位置がずれている!と書かれているのは、この為です。

 

厄介なのは取り扱ってる業者自体が違いを把握していないと言う点。

自分の所でdocomoやauの実機に装着して確認した上で販売している所は良いのですが、海外(主に中国)から商品仕入れてそのまま販売している所は違いを理解しておらず、グローバル版用のケースであるにも関わらず、UW(Verizon)版ベースであるdocomoやauのSC-54A・SCG07向けと明記して販売している所まであります。

 

大抵のケースは装着自体は出来て、背面向かってカメラの左と下に数mmの隙間が空く程度なので、一部の業者はカメラ位置にズレがある事を注記して、そのまま販売しているようですが……
隙間を妥協できるかどうか、ですが、その隙間が割と目立ちます。

 

無地のクリアTPUケースや、注文があってから個別にケースにプリントして販売しているような物は実機に合った物があるようですが、ちょっとオシャレな感じのレザー素材のケース等は全滅でした。

更新: 2021/03/08
総評

全体的に見れば悪くない

今回SIMフリー機からキャリアスマホへ、なおかつメーカー自体も変わり、ついでにOSバージョンも異なると言う事で、色々な面で使い勝手が大幅に変わりました。

HUAWEI機が細かい所まで気が利いていたような気がするので、それと比較して残念に感じる部分もありますが、全体的にはかなり好印象です。

 

P20 liteと比べれば、当然ながら全体性能は大幅に上がっているので、全般的に非常に快適です。

速度も速いし、P20 liteでは内部ストレージの容量的にアプリの数も厳選する必要がありましたが、同じアプリを入れても未だ十分余裕があります。

 

指紋認証・顔認証に関してはP20 liteと同等レベルですね。
P20 liteは指紋認証が本体背面にあり、手探りで認証出来て かなり便利だったのですが、Galaxy A51 5G SC-54Aではリーダーが画面下にあり、手探りでは認証出来なくなりました。

 

とは言え、使い慣れていくと大体の位置は判ってくるので指を置いて画面に認証範囲のマークが出た時点で正常な位置に指をズラして、と言う形で認証しています。

ただ、指紋認証するよりも、画面をダブルタップして顔認証する方が手っ取り早いです(w

 

カメラ性能に関しては、これから使ってみてどうかな?と言う所ですね。

 

5Gに関しては、今の所完全に無駄。
そんな5Gは使えなくなりますが、パワーモードで標準省電力モードを選択することで、バッテリーの持ちが向上するのは重畳ですね。
裏でタスクkillしまくってるHUAWEI機よりもバッテリーの持ちが良い気がします。

 

ただ、この満足度は入手金額次第な気もしますね。
定価ベースで考えると金額の割にスペックが低すぎる気がしますし。
と言うか「5G WELCOME割」程度の割引だと、割が合わない気が……

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2021年02月23日

  • 購入場所

    ジョーシン

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