AQUANTIA AQC107 コントローラチップを搭載した 10GbE RJ-45対応PCI Expressバス用LANボードだそうです。
10GBASE-T / 5GBASE-T / 2.5GBASE-T / 1000BASE-T / 100BASE-TX マルチギガ対応
うちで使用しているネットワークである auひかり 5Gbps契約のスピードを引き出したかったってのが本品の購入理由です。
HUBも既に導入済みです。
AQUANTIA は2019年に Marvell に買収されていたのですね。
Marvell製のファームウェアとドライバはここからDL出来る模様です。
ですが、まずBUFFALOサイトからDLしたドライバをインストールして試す事にしました。
本品 LGY-PCIE-MG2 の ドライバは BUFFALOサイトの lgypciemg2-100.exe を適用してみましたがバージョンは 2.2.1.0 でした。
マーベルサイトからDL出来る Marvell_AQtion_x86_Win_ver2.1.21.0 よりもバージョン番号自体は新しい?のでとりあえずファームウェアやドライバもMarvell本家の物を使わずにしばらくの間はBUFFALO提供のドライバで使ってみます。
みんなのネット回線速度 での結果より
確かにNICが2.5GbEの時よりもDLは速いのですが、もっとこうブッ飛んだ結果が欲しいものですね。特にUL速度が落ち込んでるのはマイナス点かな?
ファームウェアをUpdateしてみる
どうしてもファームウェアをUpdateしてみたい欲がふつふつと湧いてきたので
MarvellFlashUpdate_1.80.3_3.1.121a.zipを展開した中身の updatedata.xml の36行目辺りに
<pciid vid="1d6a" did="07b1" sdid="0369" svid="1154" />
を追加して無理矢理更新してみました。もちろん自己責任になりますよ。
今回の更新作業時は念のためLANケーブルを引っこ抜いた方が無難だと思われます。
管理者権限で atlflashupdate.exe を実行して更新したのが下記になります。
同時生成されたlogsフォルダに
aqflashupdatelog.etl
image_BUFFALO_LGY-PCIE-MG2.bin
が生成されているのでこれも大事に保管しておいてください。
atlflashupdate.exe -r コマンドを使えば元に戻す事が出来るらしいです(まだ試してない)
で、実際に更新やった意味があったのかと問われると
何となく安定性が向上したような気はします。特にIPv6の接続保持性が良くなったかも?
Marvell純正ドライバをインストールする
ドライバはBUFFALOのもMarvellのもオートインストーラで実行せずに(してたら全てアンインストールしてPCを再起動すること)
Marvell_AQtion_x64_Win10_20H2_2.2.3.0.zipを解凍して
Marvell_AQtion_x64_Win10_20H2_2.2.3.0\Marvell_AQtion_x64_Win10_20H2_2.2.3.0のフォルダの中に入っている中身の aqnic650.inf を右クリック→"インストール"してデバイスマネージャを開き"ネットワークアダプター"の中に入っている該当デバイスのプロパティから該当するドライバーに更新すればOK。
これで最新の Marvell Power が炸裂するはずだっ!
3.1.8.0 ドライバ
現在は、3.1.8.0ドライバが最新版のようです、が。
Marvell パブリックドライバページからDL出来る3.1.8.0を解凍すると出てくるのは何故か中身が 3.1.7.0 という。
Microsoft Update カタログ から
"Marvell AQtion"
で検索すると出てくるドライバである
Marvell - Net - 3.1.8.0 が本物の模様。
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購入金額
9,073円
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購入日
2021年02月24日
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購入場所
密林
かもみーるさん
2021/02/25
素手で触れないくらい熱くなりますか?
くろがねッと☆さん
2021/02/25
赤外線温度計によればだいたい37.5℃程度ですね。ヒートシンクも割と大型ですし、一応冷却処理が効いてるのかシンク部分やブラケット部分に触っても人肌程度でした。とはいえ常時過負荷サーバーみたいな部材として使うとなると念のため冷却ファンを別途設置した方が良いとは思います。ゲーミングや通常の用途なら余裕でしょう。私のカンですがおそらくドライバかファーム側で極端にUL帯域を制限することで発熱を抑えているのかもしれません。