Amazon最適化Androidタブレット=Fireタブレット。
あまり高性能な端末ではないが、セール時6,000~7,000円から買えると考えると、コスパは最高。プライムビデオで動画見たり、AmazonミュージックでBGM流したり、Alexaのメモを使って効率的な「買い物」メモ運用したり、簡単な調べものしたりと、結構色々使える。
※なお、注意点がひとつ。Fireタブレットは、現行機のCPUは64ビットだが、OSは32ビットなので、Amazonアプリストア以外からアプリを導入してゴニョゴニョしようとしている人は要注意。有名どころではポケ森がアプリ側のアップデートで動かなくなったらしい。
基本、Amazonサービスをオンデマンドで流すことや、Amazonでのショッピングをメインと考えると、容量そんなに求められないので、タブレット容量は16~64GBとさほどに大容量ではない。
今回cybercatの入手したFire HD 8
も、この機種としては容量が小さい方の32GBではあるものの、普通に使う分にはそれで充分。
ただWifiしかネットワーク接続のテがないので、無線LANが飛んでいないところでは、そのままでは単なる「板」となってしまう。あらかじめ動画や書籍データを仕込んでおけば、ネットワークを掴めないところで、観る/読むことができる。またその可搬性を活かして、Wifiが届きづらい部屋でも高画質で動画を流したいとも思う場合も、あらかじめのダウンロード保存が有効。
そのニーズに対応するため、容量を拡張しようと購入したmicroSDカード。
実は今回他店で、他の有名メーカーmicroSDカードが、新古品で少々安く売られていたため、そちらを購入したのだが、使用前に検証すると、エラーが多くて(というか容量のほとんどがエラー)スピードもカタログ値の1/5以下しか出ず、どうも容量偽造品くさいので、それは返品とし、結局安心のいつもの販売店で、いつもの定番メーカーのものを入手。
メーカーは「SDカードと言えば」のSanDisk。SDカード規格策定御三家のひとつで(あとはPanasonicと東芝)、本物であれば問題ない性能を持つ。
理論値104MB/sのUHS-Ⅰ対応カードなのに、「UP TO 120MB/s」とは?
その中では「Ultra」は、同社のmicroSDカードでは事実上のベーシックグレード。
厳密には、スピードクラス4のStandardというのがこの下にあるが、いまではほとんど使われていないような小容量のものしか用意されておらず、スピードクラス10の中で一番廉価な、このUltraがベースグレードとなる。ちなみに、この上にはExtreme、Extreme PROがあるが、それらは高画質カメラのRAWデータ連写保存などに必要な、書き込み速度の向上に力点が置かれている(別ラインとして監視カメラなど過酷な環境での使用に適した高耐久品もあるが)。
今回は、ビデオやカメラ連写で使うのではなく、Fire HD 8に動画や書籍データを仕込みたいだけなので、読み込みさえソコソコ速ければ、書き込み速度は妥協。また約7,000円で買った端末に、それを大きく上回る価格のmicroSDカードを仕込むのも...ということで、グレードは廉価版のUltra、容量は512GBとした(Fire HD 8のmicroSDカードの対応最大容量は1TBだが、1TBのSanDisk Ultraは現在15,000円を大きく超えるので却下)。
スピードはこんなもん。
パッケージには「UP TO 120MB/s」とあるが、UHS-Ⅰの理論値は104MB/sだし、日本のHPにはUltraの512GBの最大転送速度は100MB/秒とあるので、それを考えれば、読み込みはソコソコカタログスペック。一方それに比べて、書き込みは...のグレードだが、今回の用途では家でじっくりファイル転送し、出先や電波が弱いところで視聴・閲覧(つまりデータ読み込み)という使い方なので、まったく問題ない。
ちなみにFireタブレットのメモリーカードは、
・カードの抜き差しができるが、データフォルダとしてしか使えないモード
・microSDカードを本体容量の拡張に使い、アプリなどもインストールできるが、脱着不可
のふたつのモードで使える。
今回、本体は安さを求めて低容量の32GB版を選択していることと、どうせカバーをつけるとカードの抜き差しが大変になるので、本体容量拡張モードで使用。このモードで使う場合は、取り外しがしたいときは、先に本体の設定から取り外しできるように操作しなければならない(そのままはずしてしまうと戻すまでFireタブレットも使えないし、SDカード単体ではデータも読みだせない)。また、このときデータはすべて削除される。ただ、このカードは完全に挿しっぱなしのつもりだし、現在の価格から考えて、この端末の寿命までに1TBのmicroSDカードに替えることもないかな、と。
スロットは、横持ちスタイルで本体下部。ちなみにカバーは外さないとアクセスできない。
無事本体拡張できたなら、次はファイルの転送だが、USBケーブルを接続するだけではできず、もうひと手間ある。そのままではWindowsから、Fireタブレットの中身が見えないのだ。
Fireタブレットの設定から「接続デバイス」に入り、「USB」の項をひらいて、「ファイル転送」を有効にする必要がある。
PCと、ただ繋いだだけでは「Fire」というデバイスが見えるだけ
PC側から、Fireタブレットの中が見えるようになるので、開くと....
こうすればつないだPCからFireタブレットのフォルダ構造が見えるようになるので、必要なフォルダにファイルを放り込むだけ。
ちなみに、デフォルトで見えるフォルダは以下の通り。
・.imagecache
・Alarms
・Android
・artifact
・Books
・DCIM
・Documents
・Download
・kindle
・Movies
・Music
・myMail
・Notifications
・Pictures>Screenshots
・Podcasts
・Ringtones
PC側から中身を漁るのに使いそうな部分でややわかりにくいのは、以下のふたつかな。
Fireタブレットで撮った写真はDCIMの中のCameraにある。Fireタブレットでとったスクショは(ちなみに操作は、音量下げるボタンと電源ボタンを同時に長押し-1秒間-)、Picturesフォルダの中のScreenshotsフォルダにある。
なお、一度USBケーブルを外して接続を解くと、この「ファイル転送」設定を覚えていないらしく、毎回設定が必要なのは少々めんどくさい。
一応、OneDriveなどクラウドを経由させても、PC⇒Fireタブレットにファイルを移すこと自体はできるが、
・移したいところにフォルダを新たに作ることができない場合がある(仕分けができない)
・大容量ファイルは転送失敗することがある(3GB超えるとアヤシイ)
・そもそも遅い(GBクラスのファイルは30~1時間程度)
ということで、上記有線転送法を使い、フォルダ作成などはPC側からUSB経由で行うのが無難。
これで、Fireタブレットを持ち歩いて動画や画像を観ることができるようになったので、より色々使えるかな.....
【仕様】
容量:512 GB
互換性:microSDHC/microSDXC対応機器で使用可能
サイズ(LxWxH):1.02mm x 14.99mm x 10.92mm
保証:10年間
最大転送速度:100MB/秒
SanDiskはUltra買っとけ
一番底辺ではなく、ちょっと良いベーシックグレード。
安くて、お値段以上の性能。
本物であれば。
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購入金額
7,198円
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購入日
2021年01月28日
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購入場所
風見鶏
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