汎用品の乗用車ホイール用バルブ。
一部の社外アルミで使われる金属タイプ。バルブには他にも全体がゴムでできたタイプがあり、そちらは純正ホイール等色んなホイールで使われていて汎用性が高く安い。こちらの金属バルブはどちらかと言えばドレスアップ的要素が強いようだ。
で、一般的なゴムタイプならその辺のカー用品店でもタイヤ交換のついでに交換してもらえるのだが、どうもこちらの金属タイプは種類が多く、形状も独自だったりして面倒らしい。一応パッキンだけ交換してコストを抑えられるらしいがそもそも対応パッキンを探すのも手間と。
今回購入したホイール(Super Longchamp XR-3)もL字型の金属バルブがついていたのだが、メーカー自体が消滅して久しいので純正バルブやパッキンの情報は無いに等しい。
案の定パッキンパキパキ。案外漏れないらしいが不安要素は消しておきたい。
幸いこのホイールは穴径が11.5mmと最も一般的(ゴムタイプバルブも同サイズ)のものだった上に、メッシュホイール等と異なりL字じゃなくても大丈夫だったので汎用品を入れてOKだろうと。
しかしここで選択肢が出てくる。インサイドバルブとアウトサイドバルブというヤツだ。Kyo-eiの金属バルブは大半がインサイドバルブでアウトサイドバルブはラインナップが少ない。
何が違うかというと固定ナットの位置。インサイドはタイヤの内側…つまり外から見えない側でナットを締めて固定する。外側にナットが無い分スッキリした見た目になるが内側の張り出しが大きい。
一方アウトサイドバルブはナットが外側にあるのでタイヤ内部への張り出しが最小限になる。
このホイールはリムに対して完全に垂直にバルブが突き刺さってるタイプなので、元々アウトサイド。恐らくインサイドだとタイヤ組付け時にひっかけてしまいそうなのでこのタイプなのだろう。
対応穴径と締め具合を気をつければ比較的簡単
ゴムタイプのバルブは結構力を入れて付け外しをする必要があるらしい(やったことない)が、金属タイプはナット締めなのでナットやパッキンの順番にさえ気をつければシンプルな作業。
難しいのは締め具合だが、手で締めてちょっとレンチで追加で回すくらいにしておいた。パッキンがしっかり密着しつつ過度に潰れない程度がいいようで。
ただこれナットの反対側(タイヤの内側)を固定する方法がないので最初は指で反対側を抑えながら締めこんでいった。まあ過度に締め付けすぎないですむかもしれないが、モノによっては反対側にマイナスドライバーをあてるミゾがあるらしい。
この後お店にタイヤを組んでもらったが幸い今のところ問題は起きていない。
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購入金額
490円
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購入日
2020年12月頃
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購入場所
Amazon
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