子供の頃から3本スポークのホイールが好き。
ゲームで選べたらとりあえず付けてるレベルには好き。
でもアテンザに3本スポークはどうなのかなあ…アテンザは2000年代デザイン…いや今でもあまり古さを感じない今風のスタイル。90年代に流行った3本スポークとは時代違うよなあ…
でも先日リアスポイラー付けた時に思った。社外スポイラーが派手だし、これ90年代風で案外いけるんじゃね?その辺で拾った画像でコラしても悪くなさそう。前々から気になっていたが本格的に検討してみよう。
そうと決まればまずは入るリム幅やオフセットを検討する。今ついているのはアテンザ中古購入時からついていたHOT STUFF CROSS SPEED Premium 5。
17インチ7Jの…オフセットなんだこれ?わからん。実測したあとに気付くまぬけ。
公式サイトを確認…あ、何種類もあるじゃん。純正が+55でそれと大差ない筈なので+53だと思うがまあ純正相当と見て実測&他のアテンザが履いているホイールのサイズを収集。
ツライチ狙うならともかくフェンダーとか気にせずに安心して履けるのは現状+1.5cm程度までに収めておいたほうがよさそうだ。
当然新品が手に入るわけでもないので(おかねもないし)オークションや中古市場を漁る。といっても3本スポークのホイールなんて銘柄が限られる。
まずはド定番かつもっとも印象の強いスーパーアドバン SA3Rを探すが…アテンザに履けるリム幅とオフセットのものとなると結構限られる。現状入るサイズの出物が無いし、過去落札のものを見ても大人しいモノですら+2cm級で結構ギリギリ。
+2cmというと、RX-8純正ホイールを流用したと同型アテンザとほぼ同じ変化値なのでちらほら実例はあるのだが、あちらは8Jでタイヤを引っ張っている。引っ張らないでその幅になるのでフェンダー干渉がコワイ。それ以下の幅になるスーパーアドバンは滅多に出てこなさそう。うーん…
となると次はRAYS VOLK RACING C-ULTRA。こちらはオフセットが比較的おとなしいものがあり、ちょうど履けそうなサイズも流れている。
ただこちらは専用スペーサーの使用が前提のホイール(スペーサー無い場合もあるようだが情報不足)、中古品だとそもそもスペーサーが欠品していたりするし、付属していたとして、スタッドレスやスペアへの交換が手間&自分のスキルじゃ不安が。
またどちらもナットは細いものや専用のものが必要なようだ。かっこいいんだけど。無難に履ける幅で普通につけられる3本スポークないかなー?
リバースホイールである点以外は一般的構成
…ありましたよ条件にあう3本スポークが。
それが今回のディスモンド Super Longchamp XR-3。`ロンシャン`の愛称で有名なXR-4と同じシリーズ。XR-3と検索するとよりレトロなデザインのものが真っ先に検索に出るのだがこんなスーパーアドバンソックリなモデルも出していたのか。
マルチ穴で7J +45なので純正より1cm(現状が+53なら8mm)出るだけ。7Jのままなのでタイヤも間違いなく流用できる。更にナットもホールが大き目で普通のものが使用できるタイプだ。
懸念事項は何年モノかさっぱりわからん点(ディスモンドの撤退すらいつの話なのかレベル)、経年ホイールということはバルブ交換も必須だが情報が無い点、センターキャップが情けないレベルに劣化してる点。その割に中程度のスーパーアドバンといい勝負(C-ULTRAよりはお高い)お値段。4本で送料込み6万円弱コース。
過去に同じようなモデルが半額程度で取引されていたり中古ショップで並んでいた事もあるようだが、元々残存数の少ないホイールだろうし都合のいいオフセットとPCDのものが出てくるとは限らない。何日か悩んだが突撃。
届いたホイールはわりと綺麗だが、やはりバルブのパッキンは劣化している。
このまま組むのは怖い。
L字型のバルブがついているが、幸いメッシュとかじゃないのでまっすぐなバルブで問題ない。気にするのはバルブ装着穴径だけ…セーフ、一般的な11.5mm穴だ。これなら変にパッキンを探すよりバルブ丸ごと新品にしてしまったほうが早い。
Kyo-ei製の汎用アウトサイドバルブ 504を購入して装着。4本で2000円弱と金属バルブにしてはお手頃。
また今使ってる普通の袋ナットがセンターキャップと微妙にあたりそうな気がしたので念のため貫通ナットと小さ目のロックナットを用意した。
あとはせっせこお掃除しながらホイール交換の予約をする。
今回は今ついているホイールからタイヤを外して移植する事になる。今のタイヤ、まだ2年ちょいしかたってない上にこの1年はコロナのせいでロクに走行距離が伸びてない。1万kmも走ってないだろう。
また今のホイールも気に入ってるのですぐに処分する気にはならないので保管するのにタイヤ無しの方がコンパクトでいいという訳。
近所のお店に預けて家でスヤァしてたら、3時間経って連絡が。作業完了のテンションではない。どうした、素人装着のバルブだめだった?
どうもリバースホイールということに気付かず付けようとしてタイヤのビードを少し傷つけてしまったらしい。なんてこった、自分はこれリバースホイールだって知ってたから一声かければよかった…いやなんかそれくらい判ってるよみたいな顔されるかと思って…コミュ障ここで炸裂。
しかしもうこうなったらそのままつけてもらって空気漏れたら考えるコース。結局付け直しとエア漏れ確認諸々で6時間コースで日が暮れた。ついてりゃいいよついてりゃ。整備士さんお疲れ様です。
3本スポーク履けたので文句なし
念願の3本スポークだ!時代錯誤上等、ステーションワゴンが輝いていたかもしれない90年代感。
コラしたときはアテンザに3本スポークいけそうだけど、コラはコラなので自信なかった。でも実際見ても少なくとも自分にとってはアリアリのアリ。やったぜ。
そもそものホイールの選択や、バルブの調達やらナットやらリバースホイールの罠やら色々あったが念願の3本スポークだ。写真いっぱい貼っちゃう。
ついでにモデル違いとはいえ「ロンシャン履いたアテンザ」とかいうパワーワードが爆誕した。
これで子供の頃好きだった要素…本数の多いマフラーと3本スポークホイールをアテンザに押し込んでしまったぞ。イエーイ。
劣化が激しくてロゴが消えてるセンターキャップはステッカーでも作ろうか。
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購入金額
58,000円
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購入日
2020年12月頃
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購入場所
ネットオークション
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