「芋づる式洲崎綾 Part8」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。年末(12月)といえばあやちゃんのバースデイということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の参加した作品や楽曲、Webラジオのイベントやそれらの関連商品まで、幅広く芋づる式にご紹介するシリーズレビューの...まだまだ行くぜ!の8回目...の番外編。
先日ご紹介したあやちゃんが主役として参加したドラマCD
の原作本。
「しすたー・いん・らう!」は、阿部かなりによる4コマ系マンガ。
「しすたー・いん・らう」=「sister-in-law」、つまり「義理の姉(妹)」の二人が繰り広げる、ゆりゆり・あまあまな関係の日常系作品。
両親が仕事で他県に移住し、高校に入学したばかりの内海愛姫(うつみあき)は一人暮らしとなるが、そこに姉の配偶者の妹、詩雫白乃(しだしろの)が押しかけてきて同居することになる。
兄しかおらず、姉に憧れていた白乃は、愛姫を「お姉様」と呼び懐いていく。
そんな愛姫と白乃の周りには、愛姫の同級生逢隈小奈(おおくまこな)と、その妹で白乃の同級生でもある逢隈萌花(おおくまもか)、金髪ハーフで愛姫と小奈の同級生水無月アンナ(みなづきあんな)、白乃の同級生でお嬢様の日立木牡丹(にったきぼたん)がいて、それぞれ学校内外で絡んでいく...というようなお話し。
ドラマCDでは、夏休みに皆で行くことになった日立木家のプライベートビーチつき別荘での話がメインだったが、そこまで「イベント」という感じのお話は実は珍しくて、日常のちょっとした出来事を捕らえているものが多い。
ダブルデート?で二組に別れて映画を観ることになったときは、恋愛映画の画面に釘付けになる白乃を微笑ましく見守る愛姫や、アンナと牡丹は映写後のミステリ談義で盛り上がるなど性格の違いを描いたり、兄しかおらず、姉とお風呂に入るのが夢だった白乃と、姉とよくお風呂に入っていた愛姫の、風呂の中でのたわいもない会話で関係性を描いたりしている。
4コマ構成を中心にしているが、必ずしも4コマだけではなく、ストーリーモード?もあるので、話も進んでいく...という感じ。
夏休みのようにイベントが多い時期はゆっくり進み、かと思えば急に冬になったりと一定のスピードではないが、徐々に季節は進み、2巻の終わりでは、また夏休みが来て、ふたたび日立木家の「別の」別荘に行く事になる話に。
...が、ここでこのお話、続きが追えなくなる。
1巻が2014年6月、2巻が2017年8月の発行なので、3巻の発売は今年(2020年)まで待たされても、不思議ではないが、連載されていたはずのコミックキューンの連載中作品にも連載終了作品にも記載がない。
twitterはbotがいるので、少々たどりづらいが、2018年の春頃の読者らしいtweetに、いくつか「連載終了」の文字が見える。公式発表にはたどり着けなかったので、確実ではないが、どうやらその頃には終了してたっぽい。
その時期と言えば前述のドラマCD化から半年ほどしか経っていないはずで(2巻の帯に2017年8月30日ドラマCD発売の告知がある)、急速に畳まれた感じ。お話的にも、2巻のラストで愛姫の両親が帰ってくるとか、愛姫たちが卒業するなど、姉妹だけの同居が終わりを告げるならエンドとして「座り」がよかったが、そういう区切りもなく、むしろ、2度目の夏休みも日立木家の別荘に行くことになって、もう一波乱?乞うご期待?...という感じだったので(単行本化されていない話があるかどうかは不明)。
2巻の帯には、あやちゃん参加のドラマCD化の文句が躍っていたが...
その尻切れトンボ的な終わり方がザンネンながらも、基本4コマ構成で、筋を追っていなくても楽しめ、単発でもほっこり出来る、甘々なお話でした。
そりぁもう、あっまあまです
「お姉様」を慕う白乃ちゃんと、お姉ちゃんしている愛姫ちゃん。
血の繋がった関係では逆にこうはならないかも←体験談
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購入金額
2,154円
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購入日
2018年04月27日
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購入場所
ヤフオク!
北のラブリエさん
2020/12/15
cybercatさん
2020/12/15