特にどうしても欲しいというわけではなかったのですが、「新家電メーカー」と、ありそうでない「ガラスのキーボード」という部分が、自分的にはささったのですが。
ガラスのキーボードって、iPad とかタブレットを使う場合にガラスの液晶に表示されたソフトウェアキーボードを使うと思うのですが、それが使いにくいって言う理由で、わざわざ追加オプションパーツとしての「外付けの物理キーボード」が売れる時代にですよ。まさかのガラスキーボード。これどういうことなんですかって話ですよ。
しかも実売価格2万円近いのですよ。
2万円といったら最高級キーボードですよ。いろんな機能ついてるキーボードが買える値段なんですよ。
このアンバランスなキーボードの実物を見てみたい! という気持ちがどうしても抑えられませんでした。
Corevo 社といえば、「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する拳銃型のデバイス「ドミネーター」の1/1実寸モデルを開発し話題になってましたね。
キーボードの裏面には、角度をつけるための脚があり、その先端には滑り止めのゴムが付いてます。
配列が英字キーボードです。日本語表記が無いという意味ではなく、キー配列がです。右上のキーに「Win」と「Mac」の文字が見える通り、Windows でも Mac(OS-X)のどちらにも対応しています。Raspberry Pi でも問題なく使えます。
購入前までは、この白いラインやキーボードは何もないガラスに電源投入で浮かび上がるのかな、とSFチックに考えていたのですが、最初から描かれていました。
ボタンの大きさはこんな感じ。
指の太い男性でも充分な大きさです。というか、通常のキーボードよりも大きいです。
デザイン的にキーとキーの間が開いておらず、線1本で区切られているので、このキーの大きさが実現できるのですね。
隣のキーを押す可能性も増えるけど。
茶色いテーブルの上なので白いラインがよく見えますが、白いテーブルの上だったら全く見えないと思います。
使用する際は、LEDバックライトで、白いラインが青色に輝くので、白背景でも見えにくいということはありません。
黒っぽい背景でも、この通り。少し薄暗い部屋でも間違いなくキーを叩くことができます。
なかなか未来的でカッコイイ。
ベゼル? というか、もう少し狭額デザインがよかったけど。
キーを叩くと、この LED の輝度が弱くなり、キーを叩いたというフィードバックが得られます。
このへん考えられた製品ですね。
唯一本体に開いているコネクタは USBで、キーボード上部の背面にあります。差してみると、少し折れやすそうな。ここから壊れていきそうなので大事に使いたい。
繋ぐだけ
USB で接続するだけです。Win/Mac どちらでも使えます。
説明書など、特に入ってるものはありません。
え? 説明書ないの? とか思ったけど、確かにキーボードって説明書ついてないから、これが普通です。
ちなみに、一応ネット上の公式サイトにマニュアルが PDF 形式で用意されています。
USB+クロス
付属品は、接続用のUSBケーブル。コードは薄型。ちょっと嬉しい。
このキーボードに使うよ、と分かりやすいほどカラーで統一され主張しています。
他にクリーニングクロスも付きます。
若干、女性向け
白い化粧箱に、アクリルのような透明なカバーが付いて、銀座の高級お菓子みたいな雰囲気です。
このまま贈答品にしてもおかしくないくらい。
新しいスタイルが生まれる可能性がある
ガラスのキーボードという特徴を生かして、下に原稿などを置いてそのままタイプとか、新しいPCスタイルが生まれる可能性がありますね。
ガラスのキーボードの利点は、キーとキーの間に埃や汚れがはいらないフラットな形状なので、さっとひと吹きするだけで清潔なこと。あと、キーの上にプリントされた文字がかすれてきて消えないこととかですかね。
逆にデメリットは。
やっぱりキーストロークの違和感。
液晶にうつるキーボードが押し込めそうなのに、指で叩くと押し込む感覚が得られずカツンというガラスの反発する感覚がして気持ち悪いからではないでしょうか。
こればっかりは解決しないのですが。
ポテトチップス専用キーボード
ただ、僕は最近、遠隔地の拠点と仕事をする機会が増え、デスクワークを PC でしながら、やりとりを 傍らのタブレットで行うというスタイルになっています。やりとりは Skype もあるのですが、メッセンジャーも多く使うので、文字を打ち込んでいるうちに最近はタブレット上のソフトウェアキーボードを叩くことに違和感を覚えなくなりました。
なんていうか、スマホで文字を打つのに慣れてきた、あの感覚です。
なので、使ってみてガラスのキーボードが使いにくいと思わなかった自分に少しびっくりです。
あと、このガラスキーボードには特徴もあって。
「タッチパッドモード」というのがあって、切り替えでキーボードからタッチパネルの機能に切り替えができるのです。
このガラス全面が、巨大なタッチパネルになるのですよ!
スライドでスクロール、指を開いてズームイン・ズームアウトなど、お馴染みのジェスチャー機能が使えるのです! これは地味に便利です。
狭いデスク上で、傍らにマウスを置けない場合や、ソファの上などでマウスが使えない場合などのシーンで、このキーボードがあれば、すごく仕事の仕方やライフスタイルが変わる気がします。
あ!
あとポテトチップス食べながら仕事できますね。
ポテチ食べながらだと指が汚れるのでキーが叩けないので食べられないのですが、このキーボードなら安心。
もう割りばしなんて窓から捨ててしまえ!
これはポテチ専用キーボードだ!
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購入金額
19,250円
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購入日
2020年12月10日
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購入場所
baelさん
2020/12/17
過去のやらかし・・・
①コーヒーこぼした
②チョコのかかったアイスクリームのチョコが溶けて垂れた
③パンにのっけた卵焼きの黄身が流れ落ちた。
などなど・・・そんな原因でキーボードを何台か買い換えた人がここにいます
このキーボードだったらふき取れば良さそうな。
yasukawaさん
2020/12/18
あとコロナ対策を気にする方も多いと思うのですが、消毒もしやすいですね。