ネットワークカメラ「Arlo Pro 2」を入手。
あまり馴染みのないメーカー名ですが、ルーターなどネットワーク機器で評価を得ている「NETGEAR」社のブランドが分社化されてできた企業だそうです。米国を中心に売れているみたい。正直 Arlo と聞くとピンとこないですが、NETGEAR と聞くとこれは欲しいとなりますね。
このネットワークカメラは防犯などセキュリティ目的に使われることが多いと思うのですが、市場の多くのカメラが通信を安定させるために有線にするしかない中、Arlo はバッテリー搭載・無線通信を高精度で行うことができます。通信機器の高い技術を持っているメーカーだからこそ競合に差別化できる見本みたいな話ですね。
親機と子機カメラのセットで運用するのですが、このセットはカメラ4個がセットになった一番高価なものです。
これ子機のカメラが1台で2万5千円くらいするので、10万円近いセットです。
パッケージは4個入りなのが分かるようになっています。
セットはこの4台セットのほかに、2台セット、3台セットのものがあります。
競合商品は「スマカメ」で、大きな違いはバッテリー内蔵かそうでないかの違いですね。
僕は両方持っていますが、電源以外は似た感じ。
パッケージは全部英語。UI は日本語化されているので苦労はしないのですが、苦手意識のある人は苦労するかもです。
特にこのカメラには有料と無料のプランがあり、いくつかの機能はサブスクリプションで提供されるビジネスモデルなので、特にそこが分かりにくいかも。
競合に比べて高機能で、人影をセンサーが捉えると通知がきます。もってない機能はパンチルト機能ぐらいでしょうか?
とにかく不審な動きを監視して通知するのですが、さらに細かい設定にするのにサブスクリプションが必要になるといったかんじ。
機能については公式サイトが当然詳しいです。
https://www.arlo.com/jp/products/arlo-pro-2/default.aspx
箱の中身。一番右側のカメラが空っぽなので初見はびっくりしますが、パッケージのブリスターパック内に1つディスプレイ梱包されているので、全部でカメラが4個です。誰だよこの箱のレイアウト考えたやつ。
シーラー加工されたカードが付属しているのですが、Arlo によって撮影しているぞという警告のカードになっています。セキュリティ面もそうですが、ブランドの宣伝になって良い発想ですよね。
これがカメラ本体でかなり小型です。ちょうど Apple の充電器くらいの大きさですね。横にあるのが内蔵するバッテリーです。
カバーをパカっと開けて、この中に充電池を入れます。
ケースは防止仕様です。
入れるとこんなかんじ。
電池は僕の環境で3日くらい持つので、そのたびに充電する必要があります。
人の往来の少ないところとかセンサーの頻度をさげるなどで、もう少しもつようになるかも。
こっちが親機。これが子機カメラと通信するので、カメラと繋がる距離の確保が必要です。
ネットワーク上のクラウドと連携するので有線 LAN が必要です。
裏面。こういう機器には珍しくON/OFFのスイッチがあります。OFFできていいのだろうか。
基本はPCやスマホの画面で確認するのですが、本体下部にあるインジケーターで確認することもできます。
自分用ステータス覚書。
そして付属で付いてくる、この丸い物体。カメラのスタンドです。
これめちゃくちゃ良い。
強力なマグネットになっていて、角度をかなりの自由度で変えることができます。強力なので自然落下もなさそう。
ちなみに磁力は丸い方ではなく、本体側です。なので壁が金属などでできていれば、スタンド必要なくくっつけることができます。それだと角度かえられないけど。
マグネットは本体の方なので、こんな感じにハサミもくっつきます。しかも強力。
カメラ後部に磁石があるせいで、反発しあってきれいに並べることができない。
管理画面はこんなかんじ。カメラ4台を好きにレイアウトしてこういう監視の仕方をします。
ずっとライブ中継を見ていると、カメラの電池切れが早いですね。
設定は非常に簡単で、電源入れたらボタン1つ、後は放っておけば同期します。
カメラは無料だと5台まで増設できて、それ以上は有料になります。
画像はとても綺麗で、細かいところまで見ることができます。
ライブ画像だと1秒くらい遅れて表示されるイメージ。
撮影された動画はクラウドに1週間保存されるようになっており、カメラを壊されたり盗難されてもそこは安心。
丸くてかわいい。
カメラや本体などのデザインは綺麗な丸型で、とてもかわいい。部屋に合っても全く違和感がないです。強力なマグネットで位置を調節しやすいのも嬉しいですね。
素人でも設置・設定しやすいようによく考えられている製品ですが、唯一の欠点がカメラの近くに親機が無いと使えないところ。親機がネットワークの先に距離的にも離れたところに置くことができれば使い勝手が良いのですが、現状は子機からの映像を受け取らないといけないので近くに置かないといけないです。これが何故デメリットになるかというと、広い家などでカメラの距離を物理的に離しておかないといけない時、親機の位置取りが難しくなります。
無線、防水、充電式、マグネットによる設置
宅内で簡単に設置できるように考えられており、手間がかかりません。
配線が必要ないというのが一番のメリットですね。
あとは、充電の手間。
僕の使ってみた環境だと2・3日で充電の必要がありました。
バッテリーパックを追加で購入して交換していくか、有線で常時配電しながら使用するかすれば解決しそうですが。ただ、電気の配線が難しいところにも設置が出来るというメリットは大きいです。
買って開封したらすぐ設置できる
必要な機能のカメラを自分で選んで設置、ということができる人にはとても高価です。
逆に何の知識も無い人は、セットを購入すれば一式まとめて構築できるので便利。
ただし、ある程度やりたいことがあると、月額制というビジネスモデルもあって割高になります。
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購入金額
79,082円
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購入日
2020年11月14日
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購入場所
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