先日購入したミニベロ、

保安部品として尾灯

は付けたが、夜間走るなら前照灯もいる。

こちらも尾灯同様、電池式でなくUSB充電式が良いかなと自転車専門店で物色。

いくつかメーカーがあったが、

・堅牢なアルミ製ボディ（耐1m落下）

・防水仕様（IPX7相当）

・黒くスタイリッシュなフォルム

が気に入って、メーカーは早々にLEZYNE（レザイン）に決めた。

あとは複数あったグレードのどれにするかということ。

その店で一番スタンダードなクラスだったのは「MINI DRIVE 400」と呼ばれる最大400ルーメンのもの。小型で安価だが、小さい分搭載バッテリーも小さいのか、最大でも20時間連続使用まで。常用したい400ルーメンの連続点灯では1時間しか保たず、停車のたびに電源切るなどの対応が強いられそう。

次に安かったのが「HECTO DRIVE 500XL」で、こちらは最大500ルーメンまで光量アップ。でもフルパワーの500ルーメン連続照射だと同じく1時間しか使えず、光量控えめの200ルーメンの耐久モードでも2時間と、夜間に出かけて往復点灯が必要な状況だとすれば少々心もとない。

上を見れば、上位機種の「MICRO DRIVE PRO 800」や「LITE DRIVE 1000XL」は、その名が示すとおり、最大800ルーメンや1000ルーメンで文句なく明るいし、連続使用の場合は最大輝度から少し抑えた発光（400～500ルーメン）になっているのもあって3～4時間ほど使える。

ただその分バッテリーが大きくなっていて、重いし、高い。1000ルーメンクラスになると1万円ほどのプライスになり、ミニベロ本体との釣り合いが取れない。

そこで、最大光束は650ルーメン、連続照射時は400ルーメンで連続3時間使用可という「MICRO DRIVE PRO 650XL」を購入した。ミニベロの性格上、夜間に1日で3時間以上走ることもないだろうと←サドルの硬さから大殿筋がもたないw。

最大650ルーメンの650XL

塊感のあるアルミ製LEDライト（このほかに充電用USBケーブル付き）

1灯式の500XLまでの下位モデルと違って、高輝度LED2灯のUSB充電式防水ライト。

LEDは2灯式

点灯するとクソまぶしい

ラバーバンドは一体式でライトは外せない

USB端子はラバーのキャップで隠されていて、雨でも安心

使い勝手としては若干イマイチなのは、台座だけ自転車に残して本体を取り外すことができないので、充電のたびにゴムバンドを外さなければならないこと（尾灯と違ってUSB端子は取り付けたままでも露出できるので、なが～いUSBケーブルがあれば、つけたままの充電も不可能ではないが）。

ワンタッチで簡単に外せてしまうと、駐車のたびに外しておかないと持ち去られる危険もあるが、固定といってもネジ止めではなく、ゴムバンドで引っ張って留めているだけで、「外せるパーツ」だと識っている人に対しては「防犯的機構」は全くない。それであればワンタッチで外せる方が便利だったかも。

発光モードは、連続点灯が5モード（BLAST、ENDURO、ECONOMY、FEMTO、OVERDRIVE）、点滅が2種（DAY FLASH、FLASH）で脈動が1種（PULSE）。光束は650～15ルーメン、連続点灯時間は1時間45分から72時間という感じ。ただ72時間連続使用可のFEMTOと呼ばれるモードは、光束は15ルーメンと群を抜いて低く、自動車で言えば「車幅灯」クラスのため、前照灯としては現実的には光束150ルーメンの連続使用（ECONOMY）なら9時間、点滅（FLASH）なら16時間というあたりが実用最長時間だと思う。

結構明るく、広範囲を照らす（BLASTモード）

400ルーメンのBLASTモードでは結構先まで照らすので、前「照」灯としても有用だし、8種類の点灯パターンは上手くモードを選べば自転車の存在をアピールしながら長期間運用可能。

BLASTモード以上では十分すぎるほど明るいので（不用意に光源を直視してしまうと、しばらく目の奥が痛いほど）、光束と持続時間と価格とが高い次元でバランスしている前照灯だと思います。

【仕様】

発光パターン（光束）：継続使用可能時間
・BLAST（400ルーメン）：3時間
・ENDURO（250ルーメン）：5時間
・ECONOMY（150ルーメン）：9時間
・FEMTO（15ルーメン）：72時間
・DAY FLASH（650ルーメン）：8時間45分
・FLASH（150ルーメン）：16時間
・PULSE（150ルーメン）：14時間30分
・OVERDRIVE（650ルーメン）：1時間45分

■サイズ：100×40×25mm
■重量：157g

■付属品：USB充電ケーブル・説明書