0.9mmのGRAPH1000FOR PRO 0.9mmが家に有ったので、登録してみました。
基本100均のシャーペンで事を済ませてましたが、
家に有った1000円クラスのグラフ1000を使ったところ、気に入った点と、気に入らない点があり
100均で買えるペン以外にいろんなシャーペンを今回買ったきっかけになりました。
定価1000円税別の価格帯のペンであり相応のペンであることは間違いですが、
私的には使いにくく、1000も出せばもっと使いやすいペンあるんじゃね?
ということで最近シャーペンを少し大人買いしたきっかけとなったペンの一つです。
いつ買ったのかも忘れた
家に有った1000円クラスのペンはぺんてる グラフ1000フォープロとゼブラ テクトツーウェイの2本のおかげで
自分に合ったシャープペンの理想が出来上がったのでした。
製図用シャープペンの特徴は
- ガイドパイプが4mmと定規を当てて使用し易いようになっている
- 口金の形状が小さく視界を妨げにくい形状になっている
- 芯硬度表示窓が付いている
- 芯径表示がわかりやすいようになっている
- 芯径の種類が多い(0.3mm、0.5mm、0.7mm最低3種はある)
製図ペンの代名詞ロッドリングのラピッドとかバリアント、イソグラフみたいなのが基本ベースになっているのかと思うのですが、なぜか8mmの鉛筆に近いグリップ径が多いです。
シャープペン自体日本のメーカーが開発したものなので、鉛筆に近いグリップ径が多いのかも。
しらんけど。
バリアント、イソグラフはグリップ部11.34mmで太いのですが、なぜこのあたりを踏襲しないのか
不思議です。
17300円分製図用シャーペン買ってみたよ。シリーズ第一弾できっかけとなった
GRAPH1000FOR PROを取り上げます
スペック
製品名 グラフ1000 フォープロ
メーカー ぺんてる
サイズ 軸径 10mm ×奥行 8mm × 長さ 145mm
重さ 11g
芯径 0.3/0.4/0.5/0.7/0.9 mm
材質 軸:再生ABS / グリップ:アルミニウム、シリコンゴム
クリップ:鉄 / 先金:真鍮 / ノック:真鍮、POM、ABS
良い点悪い点
〇11.1gと比較的軽量(金属グリップにしては)
〇口金の形状はシンプルで細く見た目も視界も一番理想的(個人的感想)
〇クリップが小さめでペンを回したとき手に引っかかることがない
〇統一感のある黒いボディー
〇見やすいボディの芯径の表示
〇きちんとクリック感のある芯の硬度表示窓で不意にずれることがない
〇芯径ごとに違うカラーのノックキャップ
×グリップがゴムとアルミの2重構造でフィット感も良くないしグリップ感が乏しい
×ボディは樹脂なのでよれるし、たわむ
×グリップ径が8.60mm(実寸)で細く(ほぼ鉛筆)私的には合わない
×1000円クラスのシャープペンには見えない(チープ)
過度な低重心ではないし軽量なので長時間の筆記などには強いと思います。
このグラフ1000フォープロの口金形状が自分には理想的であり、とても良いよ思っている点です。
本当に製図のプロ向け
私の場合プロ用途では全くないので評価低めです。
しかしグラフ1000フォープロのおかげで基準となる指標みたいな物ができました
プロの需要としては細いグリップのシャーペンを好むようで8mm前後の物が愛されているようです。
でもプロでもない私は太いグリップの方が好きなのでこのシャーペンは合いませんですた。
またグリップは強めのナーリング(ローレット)加工された皮膚が持っていかれるぐらいのものが好きです。
(とある道具でナーリンク加工30mm径のステンレスグリップを使用している為、細いグリップは手に合わない体になってしまってます。)
GRAPH1000FOR PROは
全体に樹脂のボディで薄いアルミにグリップをはめ込みしてあるだけの構造で
しなりが多くカッチリとした手ごたえがないので100均の5本入りぐらいのやっすい
透明ボディのスタンダードなボールペンみたいな感覚です。
私は金属ボディのしなりゼロの感覚が好きなので、このシャーペンは合ってないと感じました
口金の形状は流石ともいえる形状で視界が良くて個人的には一番好きな形です。
3段階の段付き形状でガイドパイプに向けでかなり先細りして視界が広く
黒く塗装されて通常のメッキのように鏡面になっていないので手元がほんと見やすい。
今回大人買いしたシャーペンの中でも1番の金口の形状だと感じてます。
同社ナーリング加工のされた金属グリップのグラフギア500がこの口金だったら購入したと思います。
口金の形状は一番好みの形状ガイドパイプ根本付近は細くシャープな三角錐形状で視界が広い
黒い口金はメッキのように反射することなくガイドパイプ付近に集中できる。
私にはあまりグリップ感を感じなかったグリップ部
差し込むだけの形状でアルミの肉厚は薄くゴムにかぶせてある。
また持った感じが細く、これも私には合わなかった。
硬度表示窓とキャップの色によって芯径を把握するのはとても良い構造でと感じてます
樹脂素材の良いところと感じました。
ただ正確な線を引くためだけに作られた機能美はあると思います。
ただ自分にはしっくりこなかったです。
それとペン立てで保管しておらず老眼のおかげで、マスキングテープを巻いて芯径を
書いてます(*'ω'*)老眼鏡掛けないと小さい字見えないので苦肉の策
ノックキャップには芯径表示と硬度窓、芯径別のカラーでペン立てでまとめていても
横に並べていてもすぐに判別できる仕様ですのでグラフ1000を複数本所持しても
使いやすそうです。
細身で軽く様々な芯径揃ってペン同士まとめて持ち歩いてもナーリング加工されて無いので
傷つけないと言うメリットもあるので、そのあたりを気にする人には良いシャーペンに
なることかと思います。
私的には細軸すぎて合わないペンだったので評価は低いですがFOR PROと書かれているように
一般用途向けに媚びず製図のプロさん向けに考えて作られているシャーペンだと思います
キチンと機能を追求したらシンプルで美しい機能美が生まれた好例ではないかと。
このペンのおかげで自分のリファレンスが決定です
- 口金はグラフ1000フォープロに近い形が理想(視界が広い)
- 製図インクペンに近いグリップ径が理想
- グリップとボディは金属製が理想(汚れたらパーツクリーナーぶっかけられる)
- 低重心であること
- 老眼なので芯径が解りやすいこと
- 1本1000円以上は口金のリペアパーツがスペアで買える事
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購入金額
709円
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購入日
2020年10月20日
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購入場所
kensanさん
2020/10/30
まこりんさん
2020/10/30
自分が買ってない領域なので気になります。
続きが楽しみです。
ホーリーテールさん
2020/10/30
製図している方も、シャーペンたまに使う程度になってしまっているのですね。
STAEDTLERとかぺんてるは
昔から製図用シャープペンとして愛されていたんですね。
まこりんさん
自分手ににしっくりくる道具的なものが好きなので、そのなのを求めてシャープペンに
手を出してしまいました、わたくしの手にしっくり来たのが見つかったのでペンシリーズ6~9弾ぐらい続きが有る予定です。
MAGNETさん
2020/12/22
私は主に、「ステッドラー」のを使っていました、因みにテンプレートや定規に当てて「線」を引く時に、少しでも正確になるようにクリアランスを減らすのに、金属部のペン先をサンドペーパーで削って芯の太さ0.5や0.3mmギリギリまで尖らせたり、定規に当てて線を引く時は少し軸を回転させながら描く(普通に描くと芯先が斜めなり、次に線を引く時に違う線幅で描き始めてしまう)…もはやクレージー?、今思うと、当時は先輩達に追いつこうと必死で綺麗で正確な「線」を追い求めていました…
けど、今は「クルトガ」と云う自動でペン先を回転さして線幅を安定させるのも有ります、考えとしては同じです。
今は、CADなどのドローソフトを使えば、新人でもクリック一つで終わりますが…
ホーリーテールさん
2020/12/22
製図用シャープペンはプロ用途での存在意義は薄れていますが、視界の良さで
ホビーユースや学業用途で需要が高いみたいですね♪
一定の線幅で引き続けないといけない、製図テクニック、おそるべしですね
ボビーユースなわたくしも遠回りした感が有りますが、ステッドラー825-25(35)に行きつきました('ω')ノ
しっかりとしたグリップ部ローレット加工がとても気に入ってます。