これは何?
早い話はMacBook Pro用の多目的HUB。
USB-Cと3.5mmミニプラグしかないMacBook Proに数々のポートを追加できる製品になっています。
一番の特徴はその形。
二つに分かれたL字型の本体を互い違いに組み合わせると、コンパクトに収納できるという珍しい構造。使うときは本体の下に回り込ませる形になっているので、本体とテーブルの間に隙間ができて放熱にも良いのだとか。なかなか考えてあります。
隙間が空いてるの、分かりますかね?
HUBとしての機能もなかなか優秀。増設できるポートは以下の通り。
※画像は本家サイトから
フルサイズのHDMIやLANケーブルのポートが使えるようになるのは嬉しい限り。
出先で無線が使えなかったりする時もありますもんね。
コンパクトで機能性高し。
普通にHUBとして使っても優秀ですが、特筆すべきはやっぱりその形。
ぴったり合わせることでかなりコンパクトになってくれるのは本当によくできています。
本体を挟み込むように使うので、余計なケーブルがないのも地味に良いところ。
MacBook Proでも全部使えるわけではありません。
この製品はMacBook Pro 2016〜専用。
さらにUSB-Cポートが4つあるいわゆる「上位モデル」じゃないと使えません。
厳密に言えば片方だけ挿しても使えるんでしょうけど、いかにもバランスが悪そう。
あと細かいところですが、通電を示すLEDが無駄にでかいです。
別にだからなんだって話かもしれないのですが、もう少し控え目でもよかったのかなと。こうでかいと余計にバッテリー食いそうな気がしてならんのです。
国内正規価格はいくらなのだろう?
この商品。実は2020年7月現在、国内販売はまだだったりします。
代わりにクラウドファンディングで出資者を募っている模様。
定価は8980円となってるみたいですね。(19%OFFでさらに安いみたいですが)
この記事の中に「国内初上陸」ってあったのが気になって、多言語でググってみたらありました。普通のチャイナのサイトで売ってました。しかもなぜかセール中で日本円にして3780円という破格値。さらに送料込みという。
並行輸入業者が巷で悪名高いAliExpress経由なのがちと引っかかりますが、勇気を出してポチってみたところ、大体2週間くらいで無事届きました。
よくできた偽物なのかもしれませんが、箱はしっかりしているし今のところどの機能も問題なく使えているので結果的に大満足です。
にしてもクラウドファンディングを経由すると価格が倍以上に跳ね上がるってのはどんな魔法のからくりがあるんでしょう?この辺りは他の記事でも色々話題になっていますが、ケースバイケースなのでなんともいえないですよね。
今回の商品はたまたま電波も出さないしバッテリも積んでないので、技適もPSEマークも不要だと思うのですが、こんなに価格差があると知らずに悪いことをしてるんじゃないかと不安になってきます。まあその代わり返品やサポートなんかは期待できそうにないのがトレードオフなところでしょうか。自己責任、便利な言葉です。
※国内正規品のが欲しい方はちゃんとクラウドファンディングに出資してくださいませ。
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購入金額
3,780円
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購入日
2020年06月16日
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購入場所
BASEUS Official Store
まこりんさん
2020/07/11
けど、繋げるパソコンが限られてしまうのは痛いですね。