以前導入した、ブラザー製カラーページプリンター、HL-3170CDWですが、順調に使えていたものの先日トナー残量が少ないと警告を表示するようになってきました。
導入してから1年半で、私の場合はそれほど酷使しているわけではないので、思ったよりは持たなかったな、という印象です。その前に使っていたLexmark C544dnは、プリンターが壊れるまでの時点で、ブラックとシアンを1本ずつ使っただけでしたからね。
ただ、プリンター自体は快調に動いていますし、トナーもそれほど高価ではありませんので、素直に交換用トナーを購入しました。いわゆるページプリンターで再生カートリッジを使うつもりはありませんので、純正の新品を購入しています。
ブラザーのトナーは、箱に対応機種を書いている辺りが親切です。機種数の多いメーカーだと書き切れないということもありますが、対応機種は自分で調べろとなっているものが多いですからね。
箱の中身はトナー本体と簡易説明書が入っているだけです。トナーのリサイクル案内なども入っていた方が親切だと思いますが、まあ自分で調べればわかる話ではあります。
こちらがトナー本体です。オレンジの樹脂パーツは保護カバーで、装着時には取り外します。
もう少し大容量でも良いのでは
それほど難しい手順ではありませんが、一応交換方法に触れておきましょう。
プリンターの電源を入れたまま、トップカバーを開きます。すると手前側からイエロー→マゼンタ→シアン→ブラックとドラムユニットが並んでいます。
このプリンターではトナーカートリッジはドラムユニットに取り付ける形となりますので、今回は最も奥のブラックのドラムユニットを引き抜きます。
見切れてしまっていますが、左下の方にロック解除のレバーがありますので、これを押すと取り付け済みのトナーカートリッジが外れます。
後は新しいトナーを用意して、水平方向に数回振った後、カバーを外して古いトナーカートリッジと入れ替えます。古いトナーカートリッジからは残った粉が落ちる可能性がありますので、すぐに新しいトナーカートリッジから外した保護カバーを付けておくと良いでしょう。
新しいトナーカートリッジを装着したら、ドラムユニットの左端にあるつまみを数回往復させます。これはドラムユニットの付着物を落としているようですので、他の色のドラムにも同じ作業をしておくことが推奨されています。
写真は最も手前に入っているイエローのドラムユニットです。当然、マゼンタ・シアンにも同様の作業を行っています。
作業が終了したら念のためテストプリントを実行してみましょう。変な線などが入っていなければ交換は完了です。線などが入っていた場合には前述のつまみの往復を実施しましょう。
基本的には価格も比較的安く、交換手順も簡便で良いのですが、ブラックにだけ大容量トナーカートリッジが用意されていない辺りはどうにかならないのかと思います。結果的に他の色はまだ6~7割残っている状況で、ブラックだけが交換時期となってしまいました。本来ならブラックだけ大容量で丁度良い程度の筈です。
メーカー側にも何らかの都合はあるのでしょうけれど、使用頻度の低いカラーの方にだけ大容量カートリッジが存在していることには違和感を覚えます。
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購入金額
5,928円
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購入日
2020年07月07日
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購入場所
e-TREND
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