最近入手した車載用DAP、COWON PLENUE D2。

かなりコンパクトな割には、機能が多く、バッテリーの保ちもよいDAP。

なにより物理ボタンの反応の良さと、かなり速い起動速度が気に入っている。

早速車載で使用しているのだが、時折乗る社有車と共用するため、カーオーディオの外部入力ジャックに3.5mmステレオケーブルで有線接続し、本体は助手席に乗せた形で使っている。ただその形式だと、助手席から落下することがある。前の車がウインカーなしの進路変更などすると、急ブレーキを踏まざるを得ないこともあり、そうなると助手席から滑り落ちたりするわけ。そんな場合の傷などから画面を守るためには保護フィルム

を手配した。同様に本体を護るため、カバー（ケース）をつけようかと。

こういったDAPのように製品ごとに外形が違っていて、やや汎用性に欠けるもの（スマホほど数が出ないもの）のケースは基本純正が一番良い。

ただ純正の品質に納得がいかない場合、サードパーティのものを求めることになる。

現在のメインDAP、ONKYO DP-X1A

を入手した際も、合皮製の純正が気に入らず、本革のカラフルなケース

にした。今回は純正も本革だったが、直販で4000円台中盤と価格が高いわりには、地味で萌えなかったので、他のものにしようと。

デザイン性に優れ、カラフルで使いやすいDAP用本革ケースで有名なDIGNISの製品（ちなみにDP-X1A用も同じDIGNIS製）。

ケースの外装（外箱）はとても地味

不織布の袋に包まれてケース本体があるほかは、少々のウンチク説明書のみ

DIGNISの刻印が内側には一面に入る

一方、使用時外から見える部分はシンプル

一応、名前としては「DIGNIS PAULO Yellow for PLENUE D」であり、「for PLENUE D2」ではない。つまり前機種、PLENUE Dの時に発売されたもの。

ただPLENUE DとPLENUE D2はサイズがほぼ同じ↓

・PLENUE D：53.1mm(W) x 77.2mm(H) x 14.9mm(D) 

・PLENUE D2：53.1mm(W) x 79.2mm(H) x 14.9mm(D)

WとD、つまり底面積が同じで、H=高さだけが違う形。

つまり上からすっぽりとDAPを入れる．．．つまり「履かせる」形で装着するケースだと少し頭が飛び出るだけで使える計算。

装着するとこんな感じ

そして2mm高く（深く）なった「縦」だが、どの部分が大きくなったかというと、イヤホンジャックなどがある「頭」の部分。

この「アタマ」の部分が2mm伸びた

大きく（長く）なった部分が「面取り」してあるので、「飛び出し感」はない

そして、その伸びた分は、外形そのままの形で伸長されているのではなく、面取りされた形で伸びている＝すなわち、ケースが大きくなる必要性がほとんどない（そのまま伸ばしても、ケースと本体の間にスキマが開いてしまう）。

したがって、PLENUE D用ケースをPLENUE D2に転用できるというわけ。

色は赤と緑、黄色があったが、本体小さいので目立つように一番明るい黄色とした。

さすが専用品、バッチリのフィッティング。サイドのボタンはやや探りにくくなるが、3つのスイッチのうち2つは元がロッカスイッチなので、端側が音量は「大」、曲送り側は「次（進める）」と覚えておけば、逆側に倒すと「小」と「戻し」でわかる。唯一中央にある「再生/停止」だけがさらに探りにくくなる感じ。

microSDカードスロットはDP-X1Aでは外からアプローチできるようになっていたが、今回はカバーされたまま。

ま、本体がコンパクトなので、DP-X1Aよりカバーの付け外しが容易なため、スロットむき出しでなくてmicroSDカード脱落の危険性が少ない方がよいかと。もちろん、充電・データ転送のためのmicroUSB端子は露出している。

充電（とデータ転送）はケースを外さなくても出来る

黄色なのでちょっと傷つきやすい点はあるけれど、傷も一通り落ち着いたら、使い込んだ黄色いグローブみたいな風合いになるのではないか、と期待している本革ケースです。

一段画面が引っ込むので、タッチパネルの誤動作も少なくなって、いい感じ