はっきり言って、2018年12月モデルのHP Specter x360 4Kモニター版（13-ap0000）は凄く完成度が高いデバイスだと思っていました。
強いて言えば、「モニターの周りの縁が大きいなぁ」という位で許容範囲でした。

しかし、たった1年経過した新バージョンは、これでもか！って位に変わった。

●4KモニターがIPS → 有機ELアンチリフレクションコーティング

●Wi-Fiがac(Wi-Fi5) → ax(Wi-Fi6) ※Intel AX201 160MHz仕様：最大2.4Gbps

●ストレージがNVMe 1TB SSD → NVMe 1TB SSD ＋ OptaneメモリーH10 32GB

●CPUが第8世代 Core i7-8565U → 第10世代Core i7-1065G7
●CPU変更に伴い内蔵GPUがIris Plusグラフィックスになり高速化

●モニターの周りの縁が極小。これに伴いサイズ・重量が大幅削減

●ヒートパイプ追加、冷却シート追加、吸排気口の大型化

こんなに変わってるんです。
それなのに、なんと8000円くらい値段が落ちている！ 
　※以下が2018年購入時との見積比較ですが、鞄を追加してぴったり同じ値段になっています。

いやー、こいつはすごいわ。こんなに変更したのに更に安くなってる！

さすがに小型化したので、スペースが無くなったのか以下は減少だけど許容できます。

●Webカメラが200万画素 → 92万画素

●スピーカーが４つ（前面＋底面） → ２つ（前面のみ）

●1つだけあるUSB Type-Aが USB3.1 Gen2 → USB3.1 Gen1 ※2つのType-Cは Gen2で変わらず

■「HP Spectre x360 13 (2019)」と「HP Spectre x360 13 (2018)」の違い

2018年12月モデル時点で完璧だと思っていましたが、やはり快適さが全然違いますね。

これは素晴らしい。

特にGPUがIris Plusグラフィックスになったおかげか、４Kでもサクサクです。また前モデルでは処理内容によってはCPUが熱を持つとFANが回る音が大きかったですが、かなり改善されています。

総合的は快適度は非常に上がっています。
正直、かなりお勧めできる機種です。

　※でも今なら、日記に書いたフロンティアのPCもすごくいいと思う。

基本的な使い勝手は2018年モデルの記事を参照頂ければと思います。

2018年版のx360のHP Command Centerはサーマルプロファイルの項目でのファンコントロールが主な機能でした。

しかし、2019年版のx360ではファンコントロールの他に、ネットワークコントロールも追加されていた！

マルチフォースという機能を有効にすることで、複数のネットワークを分散して使用してくれるみたいです。

これ、なにげに便利かもしれない。

新機種に移行して、しばらく使ってなかったのですが、ふと電源を入れるとSSDが見つからないという表示になりました。

ちょっと検索してみると同様の症状を発見

■HP Spectre x360 Convertible 13-aw0158TU 突然起動しなくなる SSDのゆるみ？

SSDはネジでしっかり固定されてるので緩むというのは考えにくいのですが、試してみたところ治りました。

うーん、これはいったい。。。

しばらく通電しないでおくと本体バッテリーも無くなってSSDの認識ができなくなるという感じなのかなぁ。

Optane SSDなので何か通常とは違うのかもしれない。