ちょっとした事情があり、常用しているMCカートリッジ、audio-technica AT-OC9/III(+ヘッドシェル audio-technica AT-LH15/OCC)と組み合わせるシェルリード線を、数種類聴き比べる必要が出てきました。
一応、その着脱用に百均の先曲りラジオペンチは以前から持っていたのですが、これは先端がギザ入り加工されているため、使い方を誤るとシェルリード線を傷つけてしまいます。本来は先端が細く、ギザ加工されていない先曲りラジオペンチが望ましいのですが、近所で業務用ツールも豊富に置いているようなホームセンターに探しに行っても、意外とそのような品の在庫が無いのです。
普段シェルリード線を購入させていただいているKS-Remastaさんでは、TOP工業製ニードルノーズベントプライヤ NN-100Bを推奨ツールとして紹介されているのですが、生憎近隣の販売店では入手不能で、通販で買うと手元に届くまでに多少時間がかかることから、妥協して取り敢えず購入してきたのが、ホームセンターのコメリのPB商品である、ミニ先曲ラジオペンチK-MW126です。
率直に言えば、精密な作業をするツールとしては、先が太すぎます。それでも、既存の先曲りラジオペンチよりはこちらを使う方がまだ良いのです。
この用途にはやや先が太いが、何とか使える
こちらの方が適している理由は、この先端の形状にあります。
内側に溝が刻まれておらず、先端が平面となっているのです。
この形状であれば、シェルリード線を掴んだ状態で多少力を入れても、傷を付けたり破損したりするリスクが、ある程度軽減されるのです。勿論、確実に安全というわけではありません。
実は既にシェルリード線の着脱に使ってみたのですが、今までの百均先曲りラジオペンチよりは神経を使わずに着脱できたように思います。どのみちかなり神経は使いますが…。
KS-Remastaさんの着脱解説(YouTubeに動画もあります)では、いとも簡単に綺麗な形で装着されているのですが、私の場合は片手が利かないこともありますが、全くもって真似できず、取り敢えず何とか着いているという状態にするのが精一杯です。本当は綺麗に装着した方が音にも良い筈なんですけどね…。
今回着脱するシェルリード線は今まで使っていたものよりも高価な製品となるため、安全を期す意味で道具を調達したわけです。無事に目的を果たせればそれで合格ではあるのですが、まだ着脱の機会は残っているので結論は出せません。
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購入金額
448円
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購入日
2020年06月17日
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購入場所
パワー四街道店
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