レビューメディア「ジグソー」

バランス良くまとまり、コストパフォーマンス良好

先日OCN モバイルのSIMを導入した話を掲載しましたが、実はそのSIMはこの端末を買うためのセット品となっていたものでした。

 

 

 

 

 

本命はこのSIMではなく、4月8日から正式サービス開始となった楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを使うことです。元々MVNOの時代の楽天モバイルは、ONKYO GRANBEAT DP-CMX1で使うために契約していました。ただ、この端末はRakuten UN-LIMITやパートナー回線のau網を使うことが出来ず、SIMを乗り換えるためには端末変更も必須となっていたのです。

 

 

 

 

 

当初Rakuten UN-LIMITは自社回線内パケット無制限、パートナー回線で2GB/月という制限があり、私の家の付近ではまだエリア範囲外だったため、2GBを前提に考えていたのです。後にパートナー回線側が5GB/月に増量されるということになり、少し話は変わってきましたが…。

 

いずれにしても、当面はドコモMVNO+Rakuten UN-LIMITで併用しようと思っていましたので、SIMが2枚装着可能な端末で、Rakuten UN-LIMITにも対応していると思われる端末を買うことにして、その中から選んだのがこのOPPO Reno Aでした。

 

 

 

 

 

 

箱は結構細長く、カメレオンカラーと言うべきなのか光の当たり方で見え方がかなり変わるものとなっています。

 

 

 

 

 

 

今回購入したのは「6GB|64GB」という表記で判断できるのですが、汎用SIMフリー仕様のものです。楽天モバイル仕様のReno Aは、FlashROM容量が128GBとなります。

 

 

 

 

 

 

 

このような箱詰めは、完全にiPhoneのイメージをパクっていますね。Appleがやって格好良かったから安易に真似たという感があって、個人的にはあまり好きではありません。

 

 

 

 

 

 

箱の中身です。クリアのシェルケースが付いている辺りは良心的ですが、一つ一つのデザインがAppleの真似でしかない辺りはちょっと閉口します。

 

 

 

 

 

 

 

指紋センサーはディスプレイ内蔵型なので、フレームレスデザインでフロント側はほぼ完全に画面だけという構成です。

 

 

 

 

 

 

 

ボディーカラーは青を選択しました。この青は単色塗りではなく、かなり複雑な色でなかなか上手く個性が演出されています。外装でこのように斬新なデザインが出来るだけに、添付品やパッケージの猿真似感がますます気になるわけで…。

 

 

 

 

 

 

運用開始前にSIMを装着します。このSIMはOCN モバイルのもので、こちらをSIM1に装着しておきます。Rakuten UN-LIMITのSIMが届くまではこの状態で使っていました。

 

 

 

 

 

 

昨日Rakuten UN-LIMITのSIMが届きましたので、そちらはSIM2に装着します。この状態で本格的に利用開始です。

更新: 2020/04/09
総評

購入価格からすれば文句の付けよう無し

まずは主な仕様を確認しておきます。

 

 

 

 

 

CPUがミドルクラスの定番であるSnapdragon 600系ではなく、1ランク上でミドルハイクラスとなるSnapdragon 710となっていて、体感速度は予想以上に快適です。

 

今時の自撮りユーザーへの配慮なのか、アウトカメラよりもインカメラの方が高精細というのも何か妙な感じがしますが、個人的にはこの端末はサブ機扱いなのでここはあまり気にしません。メインのiPhone Xs Maxに何かあったときに代わりに使える水準であれば問題ないでしょう。

 

ストレージは64GBですから、今時のミドルクラスとしては標準的でしょうか。microSDメモリカードにも対応していますが、私の場合はSIMスロットを両方使うつもりでいましたので、実質的にこのスロットはないものと考えざるを得ません。

 

 

Reno Aは元々日本市場を想定して開発された端末というだけあり、FeliCaもきちんとサポートしていますし、IP67という防水性を誇ります。この辺りは国内のブランドと比較しても遜色ない点でしょう。

 

強いていえばTVチューナー機能はありませんが、TVを家で見ない人であればNHKが怖くないという意味でむしろ歓迎できる仕様かもしれません。個人的にはどうしてもTVを見たければXperia XZ Premiumがあるので、Reno Aにチューナーが無いことは全く気になりませんでした。

 

 

私は基本的にスマートフォンでゲームは遊ばないので特に気にしていないのですが、負荷の重いゲームをプレイするのであれば、GPUのAdreno 616がややネックになる場合はあるそうです。通常操作や動画鑑賞程度であればこれで十分だと思いますが、ゲーム性能に関しては旧世代でもSnapdragon 800系の方が上かもしれません。

 

 

 

更新: 2020/04/10

Rakuten UN-LIMITで使ってみたが…

私がこの端末を用意した目的は、あくまでRakuten UN-LIMITを使うためです。そうでなければむしろ端末は余らせているわけですから。

 

というわけで、楽天モバイルでは公式に対応端末としているのはReno A 128GBモデル(楽天モバイル専売)だけなのですが、サポータープログラムでReno A 64GBでの動作報告もありましたので、この端末に決めたという経緯があります。そこで早速Rakuten UN-LIMITのSIMを装着してみました。

 

 

 

 

 

 

これはRakuten UN-LIMITのSIMをSIM2に「挿しただけ」という状態なのですが、これで楽天回線のAPNまで設定された状態となりました。SIM装着後、起動完了の時点で既に通信は確立しています。

 

 

 

 

 

 

ただ、きちんと回線のアクティベーションをするために、「my楽天モバイル」や「Rakuten Link」といったアプリは必要となりますので、それらはきちんと導入しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

現状ではSIM1がOCN モバイル、SIM2が楽天モバイルで、SIM2をインターネット接続に優先的に使うSIMとして設定しています。

 

自宅がサービスエリア外なので、Rakuten UN-LIMITの使用感はまだ何ともいえませんが、自宅でau詣で接続した状態で40Mbit/s以上のダウンロード速度は出ていて、性能面でもそれほど不満は今のところありません。

 

自宅から徒歩30分程度のところにサービスエリアがありますので、そこまで行けば実験は出来るのですが、生憎千葉県は非常事態宣言下にあり、あまり気軽に出歩くわけにも行きませんので、その辺りの実験は後日落ち着いてからの課題とさせていただければと思います。

 

取り敢えず、Rakuten UN-LIMITは1年間無料で使えますので、その間納得して使えるだけの環境にはなっていると思います。あとは楽天の自社回線網がどこまで拡大するかで、この端末をどの程度活用出来るかが決まってくると言えるでしょう。

  • 購入金額

    13,200円

  • 購入日

    2020年03月16日

  • 購入場所

    Goo Simseller

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