最初に買ったHDMIキャプチャーはFHD対応だったからなのか、α7RⅢやEOS 5DのHDMI出力に対応していませんでした。
解像度をFHDにすれば出力できたのかもしれませんが、Youtubeで見ていた中で手軽なElgato Cam Link 4Kを購入しました。
Elgatoはドイツにある消費者向けテクノロジー製品のブランドです。2010年に設立され、2018年にCorsairに売却。まあゲームHDMIキャプチャーでは有名な会社ですね。
他のHDMIキャプチャーと比較して
Thunderbolt2対応のBlackmagic Designは、Thunderbolt3変換のアダプターも必要ですが、Elgato Cam Link 4Kは、HDMIケーブルに挿してパソコンのUSB3.0ポートにつなぐだけの簡単に、手軽にキャプチャーが可能なデバイスです。
キャプチャーは以下仕様です。
- 4K30P 2160P 30FPS
- FHD 60P 1080P60FPS
デジタル一眼のHDMI出力からCam Link4K経由で、Windows・Mac両方ともキャプチャーできます。当然に以下のソフトで使用できます。(実際使用したソフト)
- OBS Studio
- Teams
- Zoom
- Webex Meeting
- Skepe
また「4K Capture Utility」というキャプチャーソフトも無料でDLできます。Macは「Game Capture」というソフトですが使用していません。
Blackmagic DesignのATEM MINI導入まで使ってきました。
ATEM MINIは4Kはキャプチャーできませんので、4K動画をキャプチャーする場合には今でも使用しています。ただし60FPSは無理なので、現在対応しているHDMIキャプチャーを検討中です。FHD60Pでも十分ではあるのですが。
減点は時折OBS等でCAM LINK4Kが認識しない場合がありました。原因はよくわかりません。
キャプチャーデバイスを削除して、再度設定するか、パソコン再起動で認識はしますが、結構急いでいる場合など、イラつきますね♪
その点Blackmagic DesignのULTRAやATEM MINIはそのようなデバイスが認識しないと言った、不具合には遭遇していません。DLできるソフトも機能的には実用性はないので、OBS等でデバイスが認識しない状況があるCamLink4kは、厳しい面もありますね。
USB接続で手軽に
小型で扱いやすいキャプチャーです。USB接続であることも評価できます。
現在はパソコンの操作画面をキャプチャーして録画保存する場合に使用することがありますが、ソフトウェアーエンコードですので、CPUとGPU能力に依存します。現在使用しているパソコンはCore i3+GTX1070なので、CPUが非力です。Core i7-11700KF+RTX3060Tiであればそこそこの画質で録画可能です。また録画した動画のカクツキもありません。
4Kしかも60FPSにこだわる場合にはキャプチャーするパソコン能力も必要ですが、FHD60Pであれば問題ありません。しかししばらく使った後で購入した「ATEM MINI」の方が扱いやすいです。
またHDMI録画機であるNinja_VにATEM MINIを接続するとより良い画質で録画可能なので、ますますCAMLINK4Kの出番は少ないです。
参考に4KとFHDでキャプチャーした動画の画面を比較して載せます。
4K30Pでは動画再生も相当カクツキがあります。FHDは問題ありません。よって4K30P録画には前述したように、より処理能力の優れたCPU/GPUの組み合わせが必要です。
現在PCIe接続のHDMIキャプチャーを検討していますが、まあFHD60Pでも編集で使えますのでしばらくは、簡易的にはCamLink4k、本格的にはATEM MINIで使い分けになろうかと思います。
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購入金額
17,600円
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購入日
2020年02月05日
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購入場所
楽天市場
mickeyさん
2021/12/08
ちょっと使いたし時に便利そうです。
kensanさん
2021/12/09
HDMIキャプチャーは昨年は入手が困難でしたが、最近は出回っています。
これも価格が安くなっていますよ~