テキサスインスツルメンツから発売されている2回路オペアンプです。JFET入力で、rail-to-rail入力となっています。1回路品はOPA140です。4回路品のOPA4140もあるようです。
音が明るくて低域寄り
OPA2134と比べて音が明るい印象です。しかし、スペクトラムでいえば低域に寄っています。より高価なOPA627は同じ低域寄りでももっとバランス良く鳴ります。また、OPA627はもっと繊細な鳴り方をします。
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
表面実装品だが電源電圧に融通が利く
この石はrail-to-railで、単電源でも動くと書かれています。単電源の場合4.5~36Vで、両電源の場合±2.25~±18Vで動きます。電源範囲が広いので、据え置き用途のほか、ポタアンに使うこともできると思われます。
なお、表面実装のICなのでDIPのソケットで使うには別途変換基板が必要です。併せて買うことをおすすめします。
自己消費電流が少ない
24V駆動のcMoy回路では、室温24.9℃に対してパッケージ表面が29.4℃程度になりました。データシートの最初のページでも、自己消費電流 (quiescent current) が少ないことをアピールしています。
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購入金額
540円
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購入日
2020年03月16日
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購入場所
秋月電子通商(通販)
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