半世紀前に 私の祖父が亡くなった時に新調した唐木仏壇
いちど引っ越しを経験していることもあり 少し痛みが出ていました
洗いに出す と表現することが多いと思います
仏壇の修理をしようかと話は出ていたようですが、それは子供の仕事だ
父親はそう言っていたようです
その父親も昨年の夏に他界しましたので 仏壇をどうするかは 私の仕事となりました
買い換えるか 修理するか
大きな和ダンスくらいのサイズの金箔貼りの仏壇
サイドボードの上に載せることができる小型の仏壇
洋風のモダンな仏壇
ライフスタイルが変化することに伴い
住居を変える時に 仏壇の買い替えが必要になる場合もあります
今回は置き場所を変える予定もありませんし 同等品に買い換えるとなると おそらくは百万円仕事になるだろうと考えて修理する方向で考えることにしました
親戚に仏具屋に務めている者がおりますので 見積もりはざっと
言い値でお任せすることにします
新品同様
修復前の様子です
約3ヶ月お預けして 先だって帰ってきてくれた仏壇の様子は下です
露出の差があるかもしれませんが 黒檀がより黒檀らしく 黒光りするようになってます
傷んでいた透かし彫りの扉は 完全に新調されました
内扉を閉めた様子
立派な閂がかかる扉
修理に出す前には僧侶に来ていただいて
「魂抜き」をしていただき
修理後は 再び「魂入れ」をお願いしなければなりません
宗派 地域 お寺によって そのお布施は かなり異なるようです
この唐木仏壇の修復に際して支払った金額は371250円
金箔を貼り込めた仏壇なら2〜300万円になるそうです
亡くなった者の為に支払うお金ではなく 生きている者のために支払うお金だと思ってます
墓地も墓石も そしてこの仏壇も また次世代へと引き継がれていくことでしょう
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購入金額
371,250円
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購入日
2020年02月04日
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購入場所
安藤仏具店
mickeyさん
2020/02/04
移すことにしました。その際、寸法を
測ったのですが、家が建ち仏壇を入れ
ようとすると高さが足りないことが
判明し仏壇の高さを無理やり調整する
ことに。。。
そんな事を思い出しました(^^)
フェレンギさん
2020/02/04
南無〜