現在使っているサブモニターはDELL 2405FPWでしてWUXGA1920×1200ピクセルの解像度。メインのモニター32インチWQHDとほぼ同じドットピッチだった事もあり違和感なく使えていました。発売は2005年であることからHDMIもDP接続端子もありません。DVI端子はHDCP対応でもないのでテレビも見れないけれど不自由なく使えておりお気に入りでした。しかしやっぱり年代物で劣化してきたんでしょう最近はちらつきが目立ってきたり色も暗くなってきていました。中古で買った物だけどトータル15年選手だしそろそろ引退かなって事でスペックのハードルを思いっきり上げました。
自分の要求スペックの基準は贅沢にこう決めた。
・IPSのモニターを使いたい。
・G-SYNC Compatibleを体験したい。
・G-SYNC使えるなら高リフレッシュレートのものが欲しい。
・HDR対応あれば尚よろし。
・サイズは最低27インチ。
・解像度はWQHDを目標。
・メインモニターを高さを合わせたいので高さ調整は必要。
・HDCP対応であること(現行機種なら無問題でクリアー済)
・HDMI/DP接続であること(現行機種なら無問題でクリアー済)
で探すと皆良いお値段ですねw
で、相当探して見つけたのがコレでした。
【Amazon.co.jp限定】LG ゲーミングモニター 27GL850-B 27インチ/WQHD
基本スペック
- Nano IPSパネルを搭載し、応答速度1ms(GtoG)、リフレッシュレート144Hzを実現したゲーミングモニター
- HDR/NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD RADEON FeeSync対応
- 解像度:WQHD(2560×1440) / 3辺フレームレスデザイン
- 映像出力のタイムラグを抑える「DAS(Dynamic Action Sync)モード」
- 暗いシーンの視認性を高める「ブラック スタビライザー」などのゲーム機能も搭載
- 入出力端子:HDMI×2、DisplayPort×1、USB3.0 1up/2down
- ピボット対応/高さ調節対応(+110mm)/チルト対応(上15°~下-5°)/壁掛け対応(100×100mm)/スピーカー非搭載
- 付属品:Display Portケーブル、HDMIケーブル/ 保証期間:3年間
- Amazon.co.jp限定仕様で、応答速度1msを実現するNano IPSパネルを採用
これも良いお値段しますが、ときに49800円で出ることは分かっていたのでそれまでにAmazonカード作ったりポイントを貯めに貯めていました。そして2月初旬のタイムセールに同じ金額で出ていたので即ゲット。ポイント7倍ということもあり実質41000円くらいで購入できました。
デザインは今どきかな。良し悪しも見えてきた。
組み立て設置していく上で色々見えてきた部分もあるので自分的に良し悪しを意見していこうと思います。箱を開けると2層構造で収まっているようで上層にはスタンド・ポール・ケーブル類が収まったケースが顔を出します。
ケースの中の確認をしてみました。
A:DPケーブル
B:USBケーブル
C:HDMIケーブル
D:マウスホルダー
モニター下部に取り付けマウスのケーブルを通しぶら下げるらしい。
E:ケーブルホルダー
モニタースタンドのポール後ろに取り付けケーブルの収納用。
F:電源ケーブル・アダプター
ケーブル類は全部短いので使うことはありません。必要なDP(1.4)ケーブル・MDMI(2.0)ケーブルを別途購入しました。
電源ケーブルだけは使用することになりますが、これがNGだった。
電源コードはアダプターまで80~90cmしかなくアダプターの置き場所に困ります。
机の上に置くとコンセントは真下に置く必要が出てきます。今までのコンセント位置を変えることになるけど今まで収まっているケーブル類とバランスが壊れることになりますね。床に置こうとすると今度はアダプターからモニターまでのケーブルが届きません。だからってアダプターをぶら下げることもできないので嫌がらせのように中途半端。
最後にCD-ROMですが、裸で入っていました。これもダメでしょ。
LGは共通してCDは裸で入ってるみたいです。直そうとしないのですねw
下層になると念願のモニターが顔を出しました。
真っ黒でフレームレス!さすがにカッコイイです!最下部には NVIDIA G-SYNCのラベルが貼られておりG-SYNC対応してるよ感が伝わってきます。
ひっくり返して背面です。
赤い輪っかが気になります。ユーチューブ等見ると光ってるのだけど違う機種なのでしょうか。
光らなくてよいので赤はやめて欲しかった個人的な意見ですw
背面の 接続端子
・電源口
・ヘッドフォンジャック
・DPx1
・HDMIx2
・USB3.0x1(アップストリーム)
・USB3.0x2(ダウンストリーム)
韓国で作られているのではなくMADE IN CHINAです。
スタンド組み立て
スタンドはシンプルでネジ1本で取り付けられます。
ドライバーは必要なくて裏を見ると手で絞められるようになっていました。
スタンドネックと言われるポールを刺してネジで絞めて取り付けた図。
VかYの字のスタンド形状です。割と安定しており安心しました。
背面のポールにケーブルホルダーをつけるとこんな感じです。
取り付け方向を間違っているか?と思いましたけど、この方向で良いみたい。
上下の角度
上に15度、下に5度傾く仕様です。
ちなみに回転もできて90度とちょっと95~100度くらい回転する事ができました。
ただし、左右に首を振ることはできません。DELLのモニターは首を振って使用していたのでDELLのスタンドを取り付けようと試してみたけどDELLの方の作りが違ったので取り付けできませんでした。
スタンドのサイズ
スタンドの横幅は47cm、奥行きは23cmくらいでした。
モニターの高さ
一番低い位置でモニターの上部が46.0cm
一番高い、伸ばした状態の時57.0cmです。
メインの32インチモニターが高さ調整ができなく、52cmほどあるので同じ高さにできて良かったです。
モニターの横幅は61cmほどです。
さすがに24インチモニターより横幅があるので大きく感じます。
フレームレス!ほんとにフレームレス!1~2mmしか枠がありません。
でも電源入れたら7~8mmくらい内側から表示するんですけどねw
しかし27インチで7~8mmの枠だとかなり狭く感じます。
左下に貼ってあるNVIDIA G-SYNCのラベルです。
かっこよくラベルって言いましたけど実はただのシールです。
しかもよく見てください。曲がってませんか? うちの社員だったら張り直しさせるけどシールくらい真面目に貼ってほしいです。「くらい」という品質の意識の持ち方が違うのでしょうね。
う~ん、満足だけど難しい・・・
実際に電源を入れて画面の設定をしてみました。
ノーマルだととにかく明るすぎる。まぶしいです。メインのモニターが暗く感じメインの方を明るく調整したほどですw
設定などをする場合は背面にスイッチがある訳ではなくモニターの最下部にスイッチがあります。
スイッチというかジョイススティックになっていて赤く点灯します。(設定で消灯できます)
押さずに左右に振るとボリューム調整。
押さずに前後に振ると明るさ調整。
1回押すと下の写真のようにメニューを表示します。
メニュー画面から右へ動かすと、設定画面へ移行し細かい調整ができるようになります。
最初はゲームモードに入りますが、それだけでも色彩が変わります。また、ゲームモードにより機能ができる設定、できない設定もあったりと制限のかかるモードもあるので注意が必要です。
ゲーム機能設定はG-SYNCのON/OFFなどゲーム中に必要な機能の設定などです。
画像調整はどのモニターにもある明るさ、コントラスト等の調整が可能になります。
入力はDP/HDMIの入力切替の選択になります。
2台PCあれば信号の入ったPCを優先するかと思いましたが自動切換えは出来ませんでした。
最後の全般というのは、言語・LED on/off・DPのVer設定・モニター情報を表示したり設定をリセットしたりできます。
いろんな調整ができるのは良いけど細かすぎて正直難しいです。自分の好きな配色にするまで相当時間がかかると思います。
実際に使ってみることに。
まず144Hzの設定にするにはNVIDIAのコントロールパネルを開いてリフレッシュレートが144Hzになっているか確認します。
既に144Hzとなっていましたね。マウスをクルクル円を描く様に動かしてみると驚きます。
メインの60~75Hzモニターに比べマウスの残像の数が多く表示しているので144Hz出ていると思います。倍近くマウスが表示しています。
G-SYNCの設定はモニター側で設定有効にしておくと「G-SYNCの設定」ページが自動的に増えます。
27インチQHD(左)32インチQHD(右)です。
文字は小さくなりより奇麗に見えるようになりました。ドットピッチが違うので文字の行がこんなにも違います。
<横道にそれてみた>
実際、モニターが144Hz出ているか?をモニターしようとサイトで見つけた「UFO TEST」で試してみることに。
メインPC GTX1080Ti
メインモニタ 32インチQHD 最大75Hz DP接続
サブモニタ(これ) 27インチQHD 最大144Hz DP接続
本モニターで試しているが、75Hz?あんれ~?というくらい出ていないです。
サイトで調べてみてわかったことが「マルチモニタだと低い方に合わせられる」という内容。
ならば1枚で。と1枚で試すが同じ結果に。よくわからん。
数日してもわからなく、何気に表示している緑色の部分を眺めていて気が付いた。
「120HzのモニターだけどEdgeでは120Hzでませんよ」的な事が書かれてないか。
とりあえずfirefoxをDLして同じように1枚で試したら下記のような結果にw
でてますがな。
まぁマウスを動かした時点で分かってはいたけれど、きちんと機能していますね。
色々調べてわかったことは、
UFO TESTはIEやEdgeでのブラウザではうまく機能しない。
プライマリ側にしないと144Hz出ない。(相手のモニター次第)
2枚でもプライマリ側であれば144Hz出る。
ただしプライマリ側でも同時に動きのあるもの、UFO TEST同時とか動画を75Hz側で再生すると低い方に合わせられる。ということでした。(私の場合、動画だと120Hzまで落ち込む程度でした)
これはモニターが原因ではなく、WindowsかVGAかNVIDIAが原因かと思われます。
とにかく奇麗
サブに考えていたのでスペック的に持ち腐れ状態ですが、色再現はとにかく奇麗です。
G-SYNCは、これもマルチモニターが原因なのか余計にカクカクして成果が見えませんでした。今後も色々試してみようと思います。
HDRに関しては写真はとても奇麗なのですが、ほかの用途だと色が派手になりすぎて自分の使い方では必要ない機能と思いました。
基本、高リフレッシュレートを表にだしたゲーミングモニターですので通常使いにはオーバースペックです。ハードルは高いけど私のハードルが低かったとう・・・w
面白そうなゲームでも探して次はG-SYNCを試してみようと思います。
ちなみに
DP(1.4)だと144Hz
HDMI(2.0)だと100Hzでした。
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購入金額
49,800円
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購入日
2020年02月01日
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購入場所
Amazon
まこりんさん
2020/02/24
セカンダリにした場合は低い方に引っ張られるんですね。
初めて知りました。
こういう重要なポイントって、実際に使った人のレビューとかじゃないとわからないことが多いですからね。
役立つレビューでした。
しかし、今後迷いますね。
この性能がサブってのも。。。同じ機種で2台体制にしたい気もしますね
kaerkiさん
2020/02/24
プライマリ側にしないといけないのは素人には思いもつきませんでした。
VGAのポートに優先順位があるんじゃないかと調べていましたしw
というかブラウザ選ぶUFOtestもなんだかなーとか。的外れなことばかりしてましたw
プライマリ側にしていても、2枚目側でYouTubeとか動画見ると低い方に足引っ張られるので、同じモニターなら良いのでしょうけど一度に2枚購入するのは予算が~~~
(100Hz以上のモニター同士なら関係なくなるとか書き込みもありました。)
harmankardonさん
2020/02/24
27インチは,WQHDがちょどいい感じだと思っています.
私も,IPSで高リフレッシュレートのものがほしいです.
kaerkiさん
2020/02/24
会社で27インチのWQHD使っていて、机上での作業が(Excelとか書類読むのに)しやすかったので今回同じサイズの物を選んでみました。LGもパネルメーカーだけあってとても良いものです。
これだけ種類が多くなってくるとIPSパネルの価格も徐々に下がってくるのではないでしょうか。
supatinさん
2020/02/25
(*・ω・)*_ _)ペコリ
WQHD27インチって使いやすいサイズですよね
今使ってるDELLモニターをサブにしてメインをウルトラワイドモニターにしたいと
(縦解像度1440に揃えたい)考えていますがお財布がemptyです('A`)
kaerkiさん
2020/02/25
おはようございます。
ウルトラワイドは高いですね、ワイドでマルチモニターとかにしたら
隣の人の机まで占領しそうですw