さてさて、ヘッドフォンが多い私のZIGSOWレビューですが、今回は久々にポータブルスピーカーでございます。
今回のお題はこちら。ジャン♬
「EarFun UBOOM Bluetooth 360度スピーカー」でございます。
セールスポイントとしては…
・360度全方位スピーカー
・IPX7準拠防水
・最大16時間連続再生
・スピーカーフォン機能
・Bluetooth接続可能
・インドア/アウトドアモード搭載
ってなあたり。
スピーカーフォンにもなるなんてのは、一般的なBluetoothヘッドセットと同様ですね。スピーカーだから、みんなでグループトークする時なんかに良いのかも。
「IPX7防水」というのは、Amazonの商品ページの紹介のよれば「水深1メートルで最大30分水に浸かっていても問題ない」んだそうです。
これはハンパないっすね。アウトドアで使用中ににわか雨に振られたくらいじゃ何も降られたくらいじゃ何も問題ないでしょうし、キッチンで使用中にびしょびしょに濡れた手で操作しても大丈夫な訳ですね。下手すりゃバスタブに浸かっている時に使えちゃうわけだな。
勇気のある人ならシャワー時に使ってみるレベルでしょうか?
ようするに、水濡れに関しては「滅多なことではおかしくならない」レベルでしょう。
ポータブルタイプで、様々な使用状況/シチュエーションが考えられるなか、これは安心ですね。
最大16時間連続再生ってのも、日常的に音楽を流したい人間にとってはうれしい長さです。
しかも充電時間は4時間って書いてありました。便利になったものだ。
インドアモード・アウトドアモードに関しては後述します。
箱の中に入っているのはこれ(↓)。
・本体
・取扱説明書
・充電用USBケーブル
・リーフレット2種
気になったので、まずはリーフレットを見てみたら、なんともうれしい驚きが書いてありました。
一つ目はこちら。
気に入らなければ、理由を問わずに30日間返金保証。その上18か月間は商品の交換可能だそうです。
なかなかに自信がありそうな対応。
そして2個目のうれしい驚きがこちら(↓)
インスタグラムかfacebookに使用感を投稿すると、earfun社が1件当たり1ドルをユニセフに寄付するんですと。
1ドルの寄付でSNS上に広告がうてるようなもんですから、これはいいアイデアですね。こういう取り組みは悪くないかも。
そして取扱説明書は、最近よくある多言語対応型になっていて、ちゃんと日本語もあります。
さて、引き続き本体の話ですが、スピーカー背面にはUSBケーブル接続口と、ステレオミニジャック差込口がついており、Bluetoothのみでは無く有線接続もできるようになっています。また、本体上部には吊り下げ用の輪っかが付いていますので、アウトドアに限らず、置き場所が制限されるときに、どこか引っ掛けるところさえあればそこにぶら下げられるようになっています。
本体底面はスピーカー部から一段飛び出るように、ラバー製の土台があり、床面に置いた時の衝撃を和らげる役割がありそうです。また底面に切ってある模様も、滑り止めに効きそうです
天面の操作部がこちら。
各ボタンについては、取説を参考にしてみましょう。
ここで、右上インジケーターの「インドアモード/アウトドアモード」についてですが。
メーカーの描写によれば
「インドアモードは室内や車内で胸に響く迫力の重低音を体感できます。 アウトドアモードは広い空間により明瞭な音を届けます。サイクリング、ピクニック、ビーチなどの屋外レジャーや野外活動に最適です。」
とあります。
取説での説明はこんな感じ。
インドアモードの時にはこのLEDは消灯しており、アウトドアモードにすると点灯します。
ちなみに「どっちでもないモード」は存在しません。
アウトドアモード時の天面はこんな感じです。
見ても分かりやすいですが、音を聞けばすぐに分かるくらい2つのモードでは音が違いました。ま、音に関しての詳述はまた後程…。
でもこの製品で一番驚いたのはこちら。
要するに、本品を2台用意すれば、1台の再生機器に同時につないで、左右独立スピーカーとして使用できるというもの。
今まで、1つのスピーカーを2台のスマホに同時接続して、どちらでも通話できるような製品はレビューもしてきましたが、逆方向の「1:マルチ」接続ってのは新しいんじゃないでしょうか。私が不勉強なだけだったらごめんなさい。
でも私は結構驚きました。そしたらAmazonで「もっと多く繋げないの?4台とか5台とか?」って質問してる人がいました。どんだけ繋ぎたいねん。(^o^;)
ではでは、そろそろ肝心かなめの音質のお話に行きたいと思います。
今回、本スピーカーと接続したのはノートパソコンです。
出来るだけ均一条件でいろいろ試したかったので、そのPCから複数ジャンルの音楽をVCLプレイヤーで再生して聞き比べました。ちなみに接続は有線ではなくBluetoothです。
今までレビューしてきた各スピーカーやヘッドフォンと同様、ロック、ポップス、ハードロック/ヘヴィメタル、ジャズ、クラシック、落語などを聞き比べてみました。
結論から乱暴に言ってしまうと…元音源に忠実でありながら、低音が少し強調される音で、私にとっては好みの音でした。
インドアモードだと、メーカーが言う通り、確かに低音が強調されます。ただし、それが「誇張」までは行かない強調感で、ロック系はビートがずしんと重量感を増してきます。
だからといって高音が無視されたり、また同時に高音まで強調されるドンシャリ系ではないので、普段聴いている音像のまま、低部だけが割り増しされた感じです。
音量を上げ気味にすると気持ちいいです。
ジャズなどでもベースの音やバスドラの音にしっかり感が増しましたし、その「低音増量感」が良い方向に働くのは、ポップスやクラシックでも同様でした。
落語だけは違いがよく分からなかったけど(^^;)
ま、そういうジャンルじゃないんで。でも普通に楽しめました。
アウトドアモードにすると、この低音感は消えます。
その分、中音部の厚みが増して、高音部も少し増幅されたように聴こえました。
「シャカ音が大きめ」になる一歩手前で踏みとどまっている感じ、という言い方が個人的には一番近いかと思います。シャカ感「ちょい強め」。
ではこの「アウトドアモード」と「インドアモード」が、実際の屋内・屋外においてどう違いがあるかということですが、自分的には、「アウトドアモードが絶対に屋外に最適で、インドアモードが屋内に最適」ということは決してありませんでした。
基本的には前述したように音質が変化するだけと言えばだけですので、結局のところは音の「好み」に左右されるかと思います。
実際に、屋外で試してみましたが、低音が気持ちよく響くはずの曲も、アウトドアモードにするとそこが弱めになってしまったりするので、散々試した結果、私は屋外でもインドアモード中心で聴くことが多いですね。逆にこの『強めの高音が好き』と言って、屋内でもアウトドアモード使用する人もいると思います。あくまで「自分で試して好みのほうを使うという理解でいいんでしょう、きっと。
もしかしたら、人気のない森の中とかに行って、周囲のことを考える必要もなく大音量で聴いたら、向き不向きが出てくるのかもしれませんが、日本の一般的な住宅事情であればそういう状況も少ないと思います。牧場経営している方とかの家屋事情は知りませんが(^-^;)。
また、360度スピーカー機能ですが、確かにスピーカーの周囲どの位置にいても、同じように聞こえました。「ここの位置に来ると音が小さくなる・変化する」というようなことはありませんでした。
そして、合計24Wの出力を持つスピーカーなので、かなり大きめの音も出せますし、大きくするとしっかりと音像も厚みを増してきて気持ちいいです。
接続のBluetoothは5.0。
低遅延が売りの一つらしいですが、PCで映画やネット動画を視聴した際にも、何か音の遅れを感じるようなことは皆無でした。さらに、接続距離が30mというので、たいして広くないですが家の中をウロウロしてみましたが、確かに接続が切れる・不安定になるようなことはありませんでした。
木造であれば、壁2~3枚通しても全く問題な感じです。
自分が以前使っていたヘッドセットは、「10mまで接続OK」のはずなのに、振り向いただけで切断してしまうような代物もありましたが、このスピーカーならそういうことも無さそうです。
お値段は、私の入手時でAmazon価格が6599円。
音のパフォーマンスを考えるとコスパも悪くありませんし、返金保証・交換保証もしっかりしているようですし、プライスレンジが合って、こういった「しっかりした防水仕様で、直立型の低音効かせられるポータブルスピーカーが欲しい」というのであれば、選択肢に入れられると思います。
しかもレビュー書いてるうちに20%OFFキャンペーン始まったし(^_^;)
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購入金額
6,599円
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購入日
2019年12月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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