AMD Ryzen 9 3950X の為にX570マザボ入手しなくちゃなぁ…… と探して、BOINC系知人の某B氏にオススメされたのが
この MSI MEG X570 UNIFY である。
msiのマザボは実に久しぶりだ。Phenom II X6 1090T の為に入手した 890FXA-GD70 以来です。
ずっしり来る重さ。ヒートシンク部分など金属パーツをふんだんに使っているおかげでしょう。基板も6層基板以上を使っているのか重たいです。
このマザボ、マジで光らな~い!
流石にLAN端子周りはLEDランプが点灯しますが。それでも寝室兼用の部屋にPCを置いてるユーザーには有り難いマザボかも。
漆黒のカラーリングで統一されている為、千利休が選びそうなマザボだなぁと思ったのでした。
このマザボの長所
X570チップセットのマザボでは最も後発で国内では2019/11/15発売。
このミドルアッパー価格帯では最も後発なだけあってRyzen 3000(Matisse)系のハード&BIOS等のバグとか出尽くしてから十分に部品を吟味、設計されている事が期待できます。
2.5GLANやWi-Fi6対応
最大60A電力供給が可能な14フェーズの電源回路
VRMにはかなり大型のヒートパイプやヒートシンクを備えている
I/Oカバーと一体化したアルミカバーで放熱性能を強化(重点が完全に位置する位ずっしりと重いです)
チップセットヒートシンクファンは低負荷時に騒音を抑える機能「Zero frozr」に対応
トリプルCrossFire、SLIに対応
映像出力端子非搭載
流行りのマザボと違ってLEDがビカビカ光らない
CPU用12V 8pin EPS電源端子を2個要求するサーバ級の安定重視設計(ここ重要!)
実際に使ってみて
OCメモリもXMPであっさりと認識。メモリのOCやCPUのOCも実に簡単。B450マザボと比べると思わず笑っちゃうくらい簡単です。流石にRyzen Masterで全コア4.3GHz固定 1.35v までにしといた方が良さそうですが。
msiマザボの注意点
msi提供の制御アプリで
Dragon Center は入れちゃダメ!
msiで入れて良いのはAfterBurnerくらい とのこと。
Dragon Centerを一度でも入れるとアンインストールしてもファイルが残ったりレジストリ汚れててCPUクロックが固定されたままになってベンチスコアが低下するなどの不具合が出るとの評。誤ってDragon Center を入れてしまったらOSをクリーンインストールする必要が……
AMD Ryzen MasterでEco-Mode使用時の注意点
AMD Ryzen MasterでEco-Mode使用時に本マザボ(たぶん他社製マザボも)のBIOS UPDATEする時は
RyzenMasterで標準Modeに戻す
シャットダウン
I/Oパネルにある CMOSクリアボタンを10秒間押し続ける
BIOSでF6押してデフォルト値読み込ませてセーブ後再起動
BIOSのM-FlashでBIOSアップデート
BIOSでF6押してデフォルト値読み込ませてセーブ後再起動
とやる必要があるとのこと。
ちょっと面倒かもしれませんが、この辺はZen系プロセッサとUEFI-BIOSが密接に繋がっているからこそ、やむを得ないのでしょう。
オンボードNICが……
有線LANのNICチップが蟹なのだ…… RTL8125 2.5Gbps LAN という低レイテンシでゲーミング向けなのが特長のNICチップらしいが、正直なところ蟹なNICにはLinuxで忌まわしき悪夢を味わった過去があるのだ。
きっとWindows 10で使うならたぶん大丈夫だと思いたい。
結果
→ 今の所大丈夫そうです。msiサイトからDLしたドライバで正常に運用できています。
本マザボで用いるべき M.2 NVMe SSD は
やっぱり、これでしょう!
WD_BLACK SN750
本当はヒートシンク付きのやつの方が良いかも?
結局、SSD表面に貼られているラベルごとマザボ付属のヒートシンクを装着して使用していますが今の所問題はありません。
メモリは
3733CL17のOCメモリです。念のためWin10インストール時はデフォルトの2133MHzで行ってから、BIOSでXMP読み込ませたらあっさりと起動しました。おまけにCL16にしても回りますね(流石に連続高負荷2日目辺りでリブートがかかりましたが)
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購入金額
34,392円
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購入日
2019年12月04日
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購入場所
尼
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