スクウェアエニックスの看板ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの正統続編として登場したのが「ファイナルファンタジーXV」。PS4で発売されていた時は、過去作をプレイしていないこともあって買いませんでしたが、Windows版の登場とともに購入してみました。
世界観は召喚獣とかも出てくるし、剣も魔法もありつつ技術も進化しているという、十分にファンタジーの要素を含んだ内容です。
バトルシステムはちょっと変わっていて、プレイヤーは基本主人公ひとりだけを操作し、3人の仲間の攻撃もプレイヤーが指示しつつ絡めていく、という感じ。剣を投げてその場所に移動するという主人公の基本行動のおかげで、なんとなくでも楽しめてしまう気軽さはいいかな。
ストーリーがうまく頭の中でつなげられないところもあって、途中は少しきつかったですが、なんとか久々にRPGをクリアできました。
各キャラのストーリーを追いかけるDLCのうち、主人公とヒロイン分がなくなってしまったのは本当に残念。思い入れは持てるキャラクターだったので、ぜひ出して欲しかった。
さすがFFというグラフィックや作り込みの良さはある
オープンワールドのゲームはあまりやったことがなかったので、何をしていいのか戸惑う場面もありつつ、クルマでの移動が基本なおかげであまり迷わずに遊べた気がします。
グラフィックは非常にきれいで、オブジェクトなどもとてもカッコいい。
ただし、意識してコンプリートしようとしないとあまり関係のないものも多くて、もっと関わりを持たせてくれた方がよかったな。
まだの人はやってみる価値アリ。ただし、従来のFFを期待しちゃダメ
クリアしたからこそわかる低評価の理由というのは、ストーリーがいまいち繋がりにくい登場人物の発言や選択肢など。
プレイヤーが置いてけぼりにされているような、なぜここでこういう展開? という場面はたしかに多かった。
敵国に狙われる立場になったのにのんきにクルマで移動しているとか、敵国にいる状態なのにつかまったりしないところとか、敵がいきなり来てすんなり受け入れてしまうお人好し加減とか。
でも、一度クリアするといろいろなものが繋がってくる。こういう作品は最近はあまりみなくて、至れりつくせりで説明し切ってしまうけど、プレイヤーがものを考えて行動する、というのも楽しいものではあった。
まあ、FFのナンバリングタイトルとしては微妙ではあったかも。
ただし、個人的には本当にこの作品、好きです。特にストーリーと世界観が。
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購入金額
8,580円
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購入日
2019年11月09日
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購入場所
Steam
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