オランダのデザイナーSander Bakker氏が日本の切り出し小刀からヒントを得て造った、チタン製ミニナイフです。
「Tidashi」(タイダシ)の名前は Titaniumと日本の伝統的な Kiridashi-Kogatanaに由来しているとプロジェクトページにも記載されており、小さい頃から(小さい頃に?)切り出し小刀を使っていた身としては親しみがあります。
現在私が持っている切り出し小刀は義父のお下がりで片刃ですが
両刃だったり柄や鞘が無い小刀等色々なタイプがありますね。
「Tidashi 2.0」には柄は付いておらず円筒形で両刃になっています。
私は金属そのままの感じが良かったのでオリジナル色を選びましたが、本品は色付けにも特色があり酸性の水に電気を流すという特殊な方法を取っており、特に柄付きのモノは一つとして全く同じ模様には成らず特別感があります。
ちなみに着色のモノは別途 $4 -かかります。
そして携帯し易い様にシリコン製のキャップにパラコード又はキーリングが付けられる様になっており、更に専用のケースが付いてきて、私が支援した時には $26 -でした。
購入金額は上記に送料 $5 -が足された、クレジット決済額になります。
【外 観】
ナイフのサイズの割に少し過剰とも思えるクッション性のある専用ケースに、ロゴの入ったテープが巻かれてきました。
中には先に書いたキャップ、キーリング、パラコードの他に爪研ぎのようなシャープナーが付いてきました。
ちなみにシャープナーは基本的に一回限りの使い捨てのようですが、当分使う事は無いでしょう。
キャップには最初からパラコードが通されており、こちらを外すにはコードを切るかコードの端を潰すしかなさそうなので、私がキーリングを通して使う事は無いでしょう。
元々私はネックストラップで使うつもりだったので良いのですが、キーリングを使いたかった人は躊躇してしまいそうです(^^;
厚手のシリコンキャップから抜いた刃を見ると、尖ってはいるもののカッターの様な切れ味は無さそうです。
実際に紙の上でナイフを引いてみると、コピー用紙程度の薄さなら切れますが少し厚かったり硬いと傷がつくだけで切れません。
プロジェクトページにも「木材に正確なカットやマーキングを行うため」(google翻訳)といった文言があったりと鋭利な刃のイメージはなく、私自身カッターの様な鋭利さは求めていません。
それこそマーキングに使ったり、梱包されたテープをカットするには十分な強度と鋭さです。
長さは全長実測 76mmしかなく、手の平にすっぽり収まるサイズになっています。
金属金属していて見ていて飽きない
好きな言葉が「アルミ削り出し」の私には、アルミどころかチタン製の本品は見ていて飽きません(^^;
刃が鋭利過ぎない所も私には丁度良く、製品パッケージや段ボールの開梱にはもってこいです。
特に製品パッケージの薄いビニールを箱の縁に沿ってカットするのに、カッターなどの鋭利な刃だと縁を上手く沿わせられず箱の方まで切ってしまったりしちゃうんですよねぇ(私だけ?)。
巷では(支援者には)思っていたように鋭利でなかったからと研ぎ方を質問していた人がいましたが、そもそもその様な使い方は違うと思うんですよね。
そして刃の長さは 10.5mmしかなく外に持ち歩いても銃刀法にはひっかかりませんが、刃渡りが短く(60mm以下)ても正当な理由がなく「隠して」携帯すると「軽犯罪法」にひっかかるとの事ですので私が外に持ち出す事は無いでしょう。
本品を首から下げていて取り上げられちゃったらたまりませんからね(^^;
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購入金額
3,518円
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購入日
2019年10月30日
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購入場所
Kickstarter
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