大阪の逸品館で買ったイタリア製アンプ オーディオアナログ社のプッチーニ
後に導入したプロケーブル社の200〜100Vダウントランスとの組み合わせで
懸案であった低音域の充実を得て 過去 もっとも永く愛するアンプとなりました
高校生の頃 レコード盤が主戦だった頃
カートリッジの調整 ターンテーブルシートの交換 シェルリード線の交換
電源ケーブルの交換 スピーカーケーブルの交換 RCAケーブルの自作
とにかくお金を掛けずに 時間だけはあったので 色々な実験をしてました
その時に得た経験 と 今の知見を 合わせると
どうやらケーブルの撚り線は 軽く捻ったものが良さそう
どうやらケーブルの外皮は ある程度の質量 もしくは内部損失がある方が良さそう
ACプラグのブレードは 真鍮そのままが自然な音を出し ロジウムメッキは高音を伸ばす方向
交換して 音が良くなるか 悪くなるかはともかく その実感を得やすいのは
1に 電源ケーブル周り
2に シェルリード線
3に スピーカーケーブル
4に RCAケーブル これが私の見解です
Westoneのような高分解能・超絶レスポンスのイヤホンを 直に耳に入れる場合は
ケーブルによる 音調 分解能 音圧 音質の差を かなり明瞭に感じることが可能です
また 音は良くなるのかどうか 甚だ疑問でしたが デスクトップSPの接続ケーブルを
自作の撚り線に交換すると それまで歪みだしていたボリュームイチを時計の針にして優に2時間近く上げることが可能になったんです
明らかに高い音圧を得ることに成功します
後にボイスコイルを焼き切る羽目に陥ったのは余計なことですが
とにかく ケーブルで音は変わる
でも それが 良い方向かどうかは 見極める必要がある と思います
と 素人の結論が出たところで 話は進みます
とにかく 私はRCAケーブルの 違いを ほぼ 感じません
アンプの裏に回って つなぎ替える間に その差がわからなくなるんです
もしも 同じ音源を持つ CDデッキを 2台 用意できて アンプ側で切り替える類のテストを
行う機会があれば すこしは 差がわかるかもしれませんが
これまで そのような機会を得たことがありません
でも あまりにチャチなケーブルでは精神衛生上よろしくないので お小遣いで買える程度のものなら と いくつか買いました
これは そのひとつです
箱入りでした AudioQuest社のエントリーモデル アルファスネーク1.5メートル
丈夫 手入れしやすい
非磁性体が望ましいプラグ部ですが 樹脂モールドなので そこは安心
形状が良くて 抜き差ししやすい それに伴う断線の心配はほぼゼロ
私は全く信用しておりませんが 出し側と 入側の 方向性が指定されています
芯線を引き出す時の方向が 電気信号の流れにどうたらこうたら らしいですが ほんとかな?
作ってる時 適当に作ってませんか?
とにかく せっかく矢印がありますので 一応それに従って配線してます
もしも ブラインドテストされたら わからんとおもいます
芯線を覆うシースは 熱帯魚の水槽に空気を送り込む透明チューブと おそらくは同じ素材
空気の断熱 動かない空気の遮音 柔らかい素材が持つ内部損失
安価な信号ケーブルのシースとして 理想的なものだと思います
最近 購入した やはりエントリークラスのターンテーブルの信号ケーブルのシースとしても
同様のものが採用されておりました
飲食店の店内でタバコや食用油の微粒子が飛散する場所で使うと 汚れてしまいますが
マジックリンなどでさっとひと拭きするだけで キレイになります お手入れが楽です
プラグ周りも丈夫
このケーブルに替えると 音がどうこう というのは 正直ありません
でも 間違っていないだろうな という ぼんやりした感覚は得てます
-
購入金額
2,500円
-
購入日
2007年頃
-
購入場所
逸品館ウェブ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。