４０年近くの間　業務で電気炊飯器を買い替えながら使ってきました

開業当時に　IH方式の炊飯器はまだ存在せず　ガス炊飯器を勧められました

置き場所や安全性　他には保温性能を考えつつ　タイガー・象印・ナショナル・日立　

各社のマイコン炊飯器を使ってました

業務用の２升炊きも使いましたが　主に１升炊きの製品を使うことがほとんどです

その間に　自分なりの　気づき　こだわり　が　出来ています

ひとつ　　製品の許容炊飯量の６割以下で炊くこと　１升炊きなら６合まで

ふたつ　　IH炊飯器が世に出て以来　普通のヒーターを使ったマイコン式とは縁を切ること

　　　　　とにかくインダクションヒーター仕様であることが　大事

みっつ　　圧力方式の炊飯器は　ご飯が柔らかく炊きあがるのでカレーやピラフが用途の

　　　　　業務用としては　不向きなことがある

よっつ　　保温時の温度切替があると　長時間の保温が楽に管理できる

実家からもらってきた　サンヨー製の高級圧力IH炊飯器を使っていたのですが

内釜がとても重たくて　　家内に不評

内釜がとても重たいけど　それが　さほど味わいに寄与していると感じられず

多機能なのだが　　　　　あまり意味をなさない

炊きあがり後　すぐに撹拌しないと　焦げが生まれやすくなってきた

ので　引退してもらうことに

代わりに　普通IH炊飯器を　探しました　　

これまで使っていた１升炊きではなく　小さめの5.5合炊きで

内側の上蓋は　簡単に取外すことができます　

中には　この部分が固定されている製品も存在する中　お手入れがしやすいのはうれしいところ

炊飯鍋の内釜には0.5合刻みの目盛りがあります　視認性高し

内釜コーティングフッ素はチタン含有　３年保証付き

底部のディンプルは　炊飯時の対流を生むための工夫

鍋の外側は銅コート

肉厚は1.7ミリと薄めなので　軽い　奥様にはそれもメリット

インダクションヒーター部は底だけ

高級機のように　側面や上蓋には備わりません

コースボタンを押して　モードを選びます

ボタンが少なくて　表示がわかりやすい

基本操作は取説要らずの直感的なもの　

内蔵時計も最初からぴったり合ってました

予約は　任意の時間　二通りを記憶させることが可能　微調整も横の時分ボタンで簡単に設定可能

とにかく簡単に操作できます

炊きあがりやタイマー設定時にはピー音が出ます

早炊きを選ぶと　残り30分と表示されます　その後マイナスカウントが始まります

付属品は　くっつかないしゃもじ1本　と　透明計量カップ1つ　だけ　充分です

ほんとは欲しかった機能　としてお休み保温モードがあります

比較的低温で保温してもらえると　ご飯の黄ばみがぐんと減りますし　固くもなりにくいです

ただ　昔はよくみかけたこの種の機能は最近の製品から姿を消してます

実使用時には　保温をヤメて　いただくたびに　電子レンジで温めるのが良いようにも思えます

マイコン方式からIH方式へ　

薄い内釜から　分厚い銅コートの内釜へ　　炭を使った羽釜へ　

それらは　釜全体を一気に温めるため　均一に火を通すため

電気でガスの代わりをするため　だと思います

本当に美味しい白米を食べたいなら　ガス炊飯器を使う　または土鍋で炊くことが近道だと思います

もしも電気炊飯器で　美味しい白米を食べたいなら　

１升炊きなら６合まで　　5.5合炊きなら3合まで

機械に余力を持たせながら　

水が冷たい時期ならぬるま湯から炊き上げてやることが近道だと思います

（但し　米を研ぐ時にぬるま湯は厳禁　温かい水は白米の給水を促すのでヌカ臭い米になります）

でもタイマーは便利だし　

炊きあがるまで　コンロに張り付いていられないし

ガス炊飯器は大きくて置く場所に困るし

なら　とりあえず　IH方式の炊飯器を選びましょう

私は　5万円以上の高級炊飯器だから　お米は安いものでも良い　というロジックには感心しません

一万円の普通のIH炊飯器に余力をもたせて　良い米を選んで　必要な分だけ炊いて

炊きたてをいただくのが　イチバンだと思うんです

今回　改めて　検索してみて　この東芝機を見つけました

初めての東芝機だったので　少し不安でしたが　総合的に　全く問題なしです

それどころか　広くおすすめできる良品であることがわかりましたので　

ここに紹介させてもらいました

ヨドバシ・ドット・コムでの購入価格　他に10％のポイント還元がありました