会社のクランプメーターが壊れたので新調しました。そんなに高い電流を測る訳でもないので小さ目でも十分でしょう。とはいっても300Aまでは測れるんですが。
これは交流専用で直流を測る事はできません。もっと安くて兼用できるクランプメーターもあるけれど、仕事柄元々動力系の電流を測る目的なので兼用は必要ありません。どちらかというと直流の場合は電流より電圧が大切かと思うのでテスターで事足りますね。
これは、自宅のブレーカーが良く落ちて「何アンペア流れてるんだろう?」って時に使えます。電圧は並列に繋げば測れるけど、電流は直列に繋がないと測れないのでそれなりのテスターが必要です。でないとテスターの電線が燃えたりします。クランプメーターは直列に繋がなくても電気の特性(磁場?)を使うので、あてがうだけで測定できる優れもの。名前の通り「クランプ」すれば測れます。
電気の特性を使った機器ではこんなものもありますね
10ミリアンペア単位で測れるが、そこまで必要ない
形状は片隅から電線を食わせるタイプを選びました。
通常見かけるタイプは丸状になっておりセンターが開くタイプ。でも口を開いた際に隣のケーブルの間隔が狭いと動力系は電線が太いし硬いし周りを曲げて押し込むのも大変。
食わせるのに難儀するので少しは差し込みやすいかな?と思っての選定です。
300Aまで測れるが、少し小さすぎたのかも知れない。小数点第2位までの表示でした。
10ミリアンペア単位の表示だけど、どうしても誤差というのがあるので精度はそこまで必要ありません。この機種は2%の誤差範囲のメーターです。切り捨てるなり四捨五入するなり「※※.※アンペア」という程度で良いです。
200V/15.0kwの三相誘導電動機:単純に計算すると15000w÷200V=75.0Aになるけど絶対にこの数字になるかというと負荷やモーター特性もあるので計算通りにはなりません。
(扇風機と洗濯機の違いみたいなものですね)
そのとき数回測っていつも同じ値になる精度のほうが大切です。
測定方法は導線1本にクランプするだけ。
数本クランプしたり無理に引っ張った状態ではいけません。1本だけ。
ちっっさいうちの事務所の空調の電源を測ってみました。200Vクーラーの電源です。
ケーブルは5.5sqくらいかな?
こんなに流れてた。
若い衆に電気代を一度計算させてみたくなってきた。
今月は4~5万コースかぁ? 明日から昼休みはクーラーOFFですね。
使った感想
やっぱり小数点第一位までで良い。
慣れなのか、細かい数字でも変動あると割と大きく違うように感じるので分かりにくい・・・
18.52とか18.50とか18.48とか口頭で言われて控えとってると、うっさい!めんどくせー18.5Aでいいわ!てなる。
そしてケーブルへの差し込みやすさですけど
同じように口を開く必要があるので難儀する苦労は一緒じゃねーかコノヤロー。
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購入金額
8,597円
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購入日
2019年07月18日
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購入場所
Amazon
きっちょむさん
2019/07/26
最近の家って、あんまりブレーカー落ちないんですかね~?
kaerkiさん
2019/07/27
最近はどこの家もクーラー複数台取り付けているし、大きい容量のブレーカーを付けているんでしょうね。焼き肉の時バシバシ落ちてたのは子供のころの思い出ですねw