今までLGA1151のCPUはPentium G4400しか持っておらず、活用する機会が無いまま放置されていたマザーボードです。そういえばCPUの方も登録していませんでしたね…。
先日Core i7-6700を入手したことで、NVMeのSSDを比較的まともな水準のCPUで使う目処が立ちましたので、ここでマザーボードの方も一応取り上げておきたいと思います。
主にサーバー向けの高信頼性マザーボードで知られるメーカーであるSupermicro。彼らがコンシューマー向けのゲーミングPCで使えるマザーボードをSuperOというブランディングで発売するようになり、このC7Z270-CGもそのシリーズの一環として発売されているものです。
Z370が発売された後、一時期Z270のマザーボードは投げ売り状態だったことがあり、このマザーボードもそのときに買ってそのままになっていたものです。
個人的にSupermicroというと、青い箱に入ったマザーボードのイメージがあり、このような外観だとどうも違和感を覚えてしまいます…。
きちんと日本語にも対応したマニュアルが用意されていました。英語だけだと思っていたのですが…。
NVIDIA SLI対応を印象づけるためなのかも知れませんが、黒い基板に緑のソケット類という配色であり、完全にゲーミングマザーボードという外観でまとめられています。
個人的にはこのカラーリングを見て、現在メインPCで使っているRAZER製のゲーミングキーボードを思い浮かべてしまいました。
レガシー規格は切り捨てられた世代
先日少し使ったASUS Z170-Aでも感じたことですが、この世代からマザーボード上のレガシー規格に関する機能はかなり切り捨てが進んでいることを感じさせられます。
こちらの映像出力端子ですが、RGB出力のD-Sub 15Pは用意されておらず、DVI端子もアナログ信号非対応のDVI-D端子となっています。それ以外はHDMIとDisplayPortですね。
強いていえばこのマザーボードの場合、数少ないレガシーポートとしてPS/2端子が用意されていますので、Windows 7等旧OSをどうしても導入しなければいけない場合には、PS/2接続のキーボードを用意することで対応できることになりますが。
ゲーミングマザーボードだけあり、CPUソケット回りのコンデンサの数や、ヒートシンクの大きさは結構目立ちますね。個人的にはオーバークロック等に興味は無いので、過剰装備にも感じますが…。
拡張スロットも全スロットがPCI Expressで、x16形状が3本(レーン数は16,8,4が各1本)とx1形状が3本となっています。私が必要とする32bit PCIスロットは用意されておらず、このマザーボードが長らく使われていなかった理由にもなっています。
今回SSDのレビューで必要となるM.2コネクターです。PCI Express x16スロット横はM.2ソケット2であり、M.2ソケット1はPCI Express x4スロットの横となります。
今回基本的にはこのマザーボードにCore i7-6700を組み合わせてレビューを書く予定にしています。これが他のマザーボードに差し替わっていたら、何かしらの問題が生じたものと解釈していただければと思います。
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購入金額
8,618円
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購入日
2018年05月11日
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購入場所
PC4U
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