レビューメディア「ジグソー」

Bluetooth5.0対応のフルワイヤレスイヤホン。想像以上のフィット感。充電ケースのコネクタがType-Cも◎

1ヶ月前の2019年5月に、フルワイヤレスイヤホンが送料込み50円で出品されていたことがあった。
その時の日記
もしかして届くのか?
と思って発注。

だけど、これは案の定、届きませんでした。

いわゆる詐欺でした。

あれから1ヶ月が経過。

毎日の通勤で音楽を聴いてるのです。

機器はSONYのヘッドホンを使っているのですが、梅雨も始まり時期的にヘッドホンは耳が暑くなってきたので悩んでいたところ。
一ヶ月前のイヤホンが届いていれば・・・的な感じだったのですがね。

そんな時に、たまに拝見する激安情報サイトの「激安特価商店街」

いろんな情報が載ってるのですが、フルワイヤレスイヤホンのクーポンが出てました。

 

その日に出ていたAmazonのクーポンで7%OFF。

更に「激安特価商店街」のクーポンで割引されて、送料込みで1,444円!!!

 






元値が4,376円なので、1/3以下の値段です。

1,444円を3個買っても4,332円。

機種の性能もぱっと見た感じでは問題なさそう。

規格はBluetooth5.0に対応。

充電ケースのコネクタもType-Cとなっております。

内容的には最新の機種がこの価格!

 

ネットでレビューがあるか調べてみるといくつかレビューがあり、そんなに悪くないようなので購入決意。(他のネットで検索したレビュー①レビュー②

 

充電ケースを持ち歩きたくないので、自宅と会社用に2個買いました

更新: 2019/06/19
スペック

この価格でこのスペックは○ 充電がType-Cなのは個人的に◎

【 製品仕様 】:
伝送方法 Bluetooth V5.0+EDR
対応プロファイル HSP/HFP/A2DP/AVRCP
対応コーデック: AAC/SBC

音楽再生時間: 3-4時間
連続待受時間: 120時間
充電方法: USB Type-C
イヤホン充電時間: 約1-1.5時間
充電ケース充電時間: 約2時間
伝送距離: 約15m(※環境によって異なります)

防水: IPX4

イヤホンサイズ:  23×21×20mm
充電ケースサイズ: 68×27×33mm
イヤホン重量: 約4g(片方)
ケース重量: 約42g
充電ケース電池容量: 3.7V/500mAh電池

マイク: 各イヤホンにマイク搭載。片耳モード使用時でもマイク有効。
     ※それぞれのイヤホンを片耳モードで2台のスマホに接続して使用する事も可能。
 

となっています。

基本的には問題ないと思います。
コネクタがUSB Type-Cなのが個人的には非常に嬉しいです。
最近はスマホがType-CになったのでType-Cケーブルしか持ち歩かなくなってるのです。

 

強いて言えば、対応コーデックが「AAC/SBC」しかありません。

ここが「LDAC/aptX HD」などに対応してくれたら言うことはありません。

 

ですが、多分、小型化の観点でできないのだと思います。

片耳のイヤホンの重さが4gという小型軽量設計。

対応したチップを追加すると大きく、重くなるのでしょう。
そうすると付け心地なども変わってくるだろうから、これはこれでありだと思います。

更新: 2019/07/24
音質

小型軽量のイヤホンとしては普通の音質

音質は本当に普通です。

若干、音がこもってるような気もしますが許容範囲です。

 

じっくり聞くなら目的ならば、こういうタイプのイヤホンではないでしょうし、小型軽量の通勤中に使う用途なら全然問題ない範囲です。

 

なお、対応コーデックがAAC / SBCです。
iphoneや新しめのandroidならばAACが有効になります。
僕が使用しているL-03Kというdocomo withの廉価版スマホでもAACで接続できています。
なお、aptXやLDACといった高音質コーデックには非対応なのが安いイヤホンのデメリットです。

ちなみに、Bluetoothのバージョンが5だからといって音質には関係ありません。

■【解説】誤解していませんか?「Bluetooth 5対応」の真の意味とは

 

基本的に音楽を聴いてるプロファイルのA2DPはBluetooth 1.1の頃のプロファイルですもんね。

ですが、Bluetooth 4以降ならば「Battery Service Profile」というプロファイルによって、スマホ側に接続機器のバッテリー残量が表示されるはずです。

残量がわかるのは便利ですよね。

だから、新しいのは悪いことではないですよね。

更新: 2020/07/18
操作性

物理ボタンなのが使いやすい

操作性ですが、充電ケースから出したら自動的に電源がONになります。

もしくは各イヤホンのボタンを3秒長押しで電源ONになります。
この時に両方の電源が入っていれば、自動的に両耳モードになります。
その後、初回のペアリング済みならば、前回接続の機器に自動的に繋がりますので非常に便利!

欠点は充電ケースから出す際に時間差で取り出してしまうと片耳モードでスタートしてしまうことです。
音楽かけたら片方からしか音が出ないって事がありました。
その際には、音が出ていない方のイヤホンを5秒長押しで電源OFF。
その後、3秒長押しで電源ONで自動的に両耳モードになります。
両耳モードに切り替わった時点で音楽もスムーズに両耳になってくれる。
このやり方に気づくまでが、ちょっと大変でした。

使ってみて、これはいいなと思ったのはイヤホンが物理ボタンなことですね。
押しやすいボタンの大きさ。しっかりとしたクリック感があり誤操作しません。

また、イヤホンのボタンから音量と曲の変更もできます。

 ・左右シングルクリック:音楽再生/一時停止
 ・左ダブルクリック:音量アップ
 ・左トリプルクリック:音量ダウン
 ・右ダブルクリック:次の曲
 ・右トリプルクリック:前の曲
 ・左右3秒長押し:電源オン

 ・左右5秒長押し:2秒長押しすると「ポッ」という音が鳴り、そのまま押し続けると電源オフ

 ・着信時 左右シングルクリック:通話開始/通話終了

 ・着信時 左右2秒長押し:通話拒否 
 ・電源ON後、そのまま5秒長押し:ペアリングモード

 

※片耳モード時は、左右のどちらでもダブル・トリプルクリックが曲選択機能になります。
 よって、片耳モードの時は音量変更はスマホ側から実施となります。

 

なお、マニュアルには記載はありませんが

 ・左右2秒長押し:2秒長押しすると「ポッ」という音が鳴るので、そこで指を離すと「Voice Dial」というメッセージが流れます。その後、スマホの音声認識モードになります。 

 

どうにも動かなくなったときのリセットは電源OFFの状態からボタンを12秒押す。その後充電ケースにいったん入れる。そして取り出すとリセット完了。

 


 



更新: 2020/07/18
バッテリーの持ち

Bluetoothは本当に消費電力が少ない

月曜からイヤホン使い出しました。
片道50分位の通勤中の往復100分で音楽聴いてる感じだけど、木曜の朝の途中で「Battery low」というメッセージが流れました。
満充電からだと、300分=5時間位持つ感じです。
連続で聞いてれば6時間位持つかもしれませんね。

なお、バッテリー残量が少なくなってくると「low battery」のアナウンスが10秒ごとに流れます。

 

この感覚は10秒毎じゃなくてもいいのになぁと思いました。。。

音楽聴いてるときにかなり邪魔です。

まだ少しバッテリーが残ってるから音楽が聴けるんですよね。なのに10秒おきになられると音楽を聴き続けることができません。3分おきくらいでなってくれてもいいのになぁ。。。と感じました。

この点は残念ですね。

 

なお、本レビューの末尾にも記載してありますが、TWS(True Wireless Stereo)の仕様上、どうしても親機のバッテリーが早くに無くなります

この機器は左耳が親機の設定になっているようです。そのため、「low battery」のアナウンスが流れた後に、左耳の電源を落として右耳だけの片耳モードにすることでしばらくの間、アナウンス無しで使用することができます

通勤途中で「low battery」と警告メッセージが鳴ったら、片耳モードに切り替えることで耐えしのげるのは良いポイントだと思いました。

 

ちなみに、充電ケースですが、蓋はマグネットでの開閉になっていますので、ポケットに入れていても勝手に開いちゃうと言うことはありません。
このケースの中に戻すと自動的に充電が開始されます。
なお、「low battery」状態からフル充電まで約1時間です。

充電中は赤く光ります。


 


 
充電が完了したら青色になります。
子機になる右耳側はバッテリーが完全に無くなってないので早くに充電完了します
 


 

両方とも充電が完了して、しばらくすると消えます。
 


 
背面にケースへの充電コネクタがあり、形状はType-Cです。

 


 

残念だなって思ったのが一点あって、充電ケースのバッテリー残量がわかりません

上記のLEDはイヤホンへの充電中ステータスです。
充電ケース内のバッテリー残量はどこにも表示されないんですよね。。。
これは盲点。
なので、☆4です。


なお、充電ケースに充電中は、ケースの真ん中が赤く光ります。

更新: 2020/07/18
接続安定性

たまに混線時に切れるのが残念

欠点というかBluetoothの特徴だと思いますが、人がたくさん居る場所(大きな駅etc…)では周波数が重なってしまうことが多いのか、どうしても途切れたりする事があります。

前回使用していた機種ほどでは無いのですが、そこそこの割合でプチプチ切れます。

 

小さなBluetoothイヤホンを頻度の差はあれ今まで使ってる機種はどれも混線時に切れますねぇ。

両方聞こえなくなるわけでは無く、右側だけ聞こえなくなったり、左側だけ聞こえなくなったり。

数秒したらステレオに自動的に戻るので何も操作はしなくて復旧するのは良いのですけどね。

 

じっくり音楽を聴いてるわけでは無く、通勤時にざっくり音楽を聴いてるだけなので、そこはそういうモノなんだよ~って割り切ってしまえる人には安くて良いかと思います。

 

唯一、SONYの大きなヘッドホンはなかなか切れない。

イヤホンじゃ無くてヘッドホンだから受信部なども大型化などできるとかあるのかもしれないから比較にはできないけどね。

更新: 2019/06/19
使用感

4gってすごいね!

イヤーピースはS/M/Lの合計6個が付属してきます。
デフォルトでMサイズが装着した状態で出荷されてます。
僕はMサイズでピッタリ。Lも付けてみたけどちょっときつい感じ。
この辺は個人によって違いがあるでしょうね。
なお、イヤーピースは汎用サイズなので他社品を付けることももちろん可能です。

一週間ほど使いましたが、付け心地は悪くないです。

装着方法は、
 耳の穴に入れる
  
 クルッと回す!!
  
 耳の縁にフィットさせる

という流れです。

 

耳から飛び出ない形状ピッタリ収まるので安定しています。

個人的には耳から飛び出る部分が少ない方が好きです。

できればイヤホン付けてるのが気づかれない位の感じが好ましいです。


通勤中の階段の上り下りなど、ちょっと駆け足の時もありますが非常に安定しています。
不安だった外れるという心配は一切ないです。

 

基本的には通勤の片道50分ですが、付けていても耳が痛くなったりもありません。
それもこの軽さがあっての事かもしれません。

 

全ては片耳4g!

この軽さが理由だと思います!

更新: 2019/06/16
コストパフォーマンス

安さの理由。それはイヤホンよりもケースにあるのかもしれない

何で安いのか気になりました。

もちろん、クーポンが適用になって安いというのがあるんですが、類似の中華系他機種と比べてみると高い機種たちは充電ケースのバッテリー容量が大きく違います。

 

値段の高いケースはバッテリー容量が3000mAh、5000mAh。中には10000mAhも搭載してる!

それらは大容量であることを生かしてイヤホンへの充電の他にモバイルバッテリーとしても使用することができるなどの付加価値を付けています。

 

例えば、下記は他の「Sound PEATS」という機種。
充電ケースは3000mAh。スマホへのモバイルバッテリーの機能もあります。

 

それに対して、価格の安い機種たちの充電ケースのバッテリー容量は500mAhしかありません。

同価格帯の安い機種はほとんどが500mAh。

イヤホンへの充電以外はできないという機能限定の設計です。

例えば、下記は他の「TRANYA T2」という機種。
充電ケースは500mAh。僕が今回買ったK15と同じです。


考え方は色々ですけど、モバイルバッテリーの機能って必要ですかね?
僕は不要だと思った。

それに、モバイルバッテリーの機能がある機種は当然ですが重くなります
僕なんかは重いのが嫌で、このケースすら持ち歩くのが面倒なので自宅と会社用に2個買ったくらいです。

 

イヤホン自体は片方4g。
イヤホン自身に内蔵されているバッテリーは約50mAh。両耳で100mAhです。
500mAhのケースで、約4回充電できます。
4回も充電できたら十分すぎる。

個人的には不必要な付加価値はなくシンプルに500mAhで必要十分だと思う。

更新: 2020/07/18
総評

コスパの良い機器が買えたと思います。

通勤時に聴くイヤホンとしては、これで本当に必要十分だと思いました。

特価クーポンに出会えたのはラッキーでした。

 

ケーブルが無いのは本当に使いやすいですね。

この取り回しになれちゃと、ケーブルのイヤホンには戻れないかも。。。

 

この機種も含め、TWS(True Wireless Stereo)の製品が最近非常に多いですよね。


■ケータイウォッチ:第832回:完全ワイヤレスステレオ(TWS) とは


なお、TWSはイヤホンに限った技術では無いです。
TWS対応のスピーカーもあります。僕も1つ持っていますが便利ですね。

TWSの仕組みは2台のうちのどちらかが親機になっていて、親機から子機に繋がります。

親機はスマホと子機の両方に繋がるため電池の消耗が速いのが欠点です。
充電したときに片方が先に充電完了になったのは、その理由だと思います。

 

これを解決するのがTWS Plus(True Wireless Stereo Plus)!!!

対応チップを搭載したイヤホン」と「Snapdragon 845以降を搭載スマートフォン」との組み合わせで「TrueWireless Stereo Plus」を利用可能になるようですね。

 

■完全ワイヤレスイヤホンの音切れ問題が解消!? 新規格「TWS Plus」とは

 

■AirPods一強に挑む、クアルコムの完全ワイヤレスイヤホン技術

 

今でも最新機種の、「FOSTEX TM2」や「ゼロオーディオ True Wireless Zero」などは対応してるみたいですね。

 

でも、イヤホンだけじゃなくて「Snapdragon 845以降を搭載スマートフォン」を準備しなくてはならないのが難点な気がします。8xx系のCPUは最上位機でしか使われてないのが問題です。

対応CPUもミドルクラスの4xxや6xxあたりでも対応してくれるようになるといいんだけどなぁ。

 

この辺の機種の価格が将来はもっとこなれてくるでしょうし。楽しみですね。

  • 購入金額

    1,444円

  • 購入日

    2019年06月07日

  • 購入場所

    Amazon

27人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • atsuo@tokyoさん

    2019/06/15

    娘がフルワイヤレスイヤホンを欲しがっており、ちょうど先日のまこりんさんの日記に気付き購入しました。ありがとうございます。

    ただ、私の購入時にはクーポン+Amazonの 7%OFFで、1,800円でした。残り台数によって割引金額が違ったりとかあったんですかね?
    それでも十分に安くて助かりました。

    ちなみに娘は 16日にインハイ予選の最終日(になるはず)で部活引退になるので、お疲れさんプレゼントとして渡すつもりでおり、まだ開封していません。
    負ける前提で用意していますが、娘たちも明日は打ち上げを予定しているので予定通りになるでしょう(^^;

    音もソコソコ良いみたいですし、サイズが心配でしたがそれも大丈夫の様で堂々と渡せます(^^
    値段を聞かれたらとぼけておきます(^^;;;
  • まこりんさん

    2019/06/15

    atsuo@tokyoさん>
    atsuoさんも買ってらっしゃったんですね。
    時間で多少の差があるのかな?
    娘さんへのプレゼントとは優しい。
    娘さんならイヤーピースはSサイズに変更した方がフィットするかもですね☆
  • ふじしろ♪さん

    2019/06/16

    50円イヤホンはやっぱり詐欺でしたか…(汗

    それはそうと、こちらは良い買い物でしたね~!
    安い、軽い(モバイルバッテリーはともかく)、良い音。
    ケーブル型のしか使ったことないので、快適さは想像するしかないのですが、
    きっと「楽!」ってなったら、もう戻れないんでしょうね。
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