日本は以前いくつもの「国」に分かれていた。当時街道には「関所」と呼ばれる、国と国の人の往来を制限する場所があり、そこでしかるべき筋から発行された通行手形を示さないと関所を通過できなかった。そこを強行突破した人物は「関所破り」と呼ばれ、重罪人とされ、見つかり次第投獄されたものだった。
現代日本でも日本の首都たる大東京に至るには通行手形が必要だ。モダンでハイカラな街横浜を擁する神奈川県以外の、チバラギ、グンタマという周辺県の人民は手形の携帯が義務づけられている。
その中でも「ダ埼玉」と別格扱いの埼玉県人、通称「マルさ」は、東京に忍び込もうとする人があとを絶たず、「埼玉狩り」が頻繁に行われている。
それを避けるため必要な通行手形が本品。手形は現代風にICカードに貼付する形。こちらを携帯すれば、埼玉狩りにあっても問題なく切り抜けることが出来る。
通行手形などの身分証明には、その期限が記されていることもあり、失効には注意が必要だが、これは「令和元年」発行のピンピンの新札。なお、埼玉に実家があるcybercatが、つい先日東京を経由して旅行した際も、問題なく通過できたことをここに報告しておく。
埼玉県⇒東京都への通勤・通学時には必携。貼付していないと東京側で自動改札のゲートが閉まる。
平成時代に発行された旧手形はすでに失効しているので注意
埼玉県だけで(?)局地的ヒットを続ける映画「翔んで埼玉」。
2019年2月22日公開の映画だが、未だに埼玉県では東京都を上回る上映館数を誇ってロングランを続けている。
魔夜峰央の漫画をベースにしたオリジナル映画で、結婚して熊谷から東京移住を試みる娘を、結婚式場の打ち合わせに送り届ける埼玉県民の父と、出身が千葉の母の、車の中の会話を織り交ぜながら、1900年代の埼玉解放に想いをはせる内容。
cybercatもGWに実家に帰ったときに家族で観たが、なんとほぼ満席(直前の滑り込みだったけれど自分たち家族が入ると残席2)。
どんだけ暇なんだよ!埼玉県人!
そして公開後2ヶ月も経って(4/27~)、新たな鑑賞オリジナル特典が追加されるという熱狂ぶり。
どんだけ自虐的なんだよ!埼玉県人!
モノは2月の公開当初用意された通行手形のICカードステッカーを、「令和版」としてリニューアルしたもの。埼玉県内のユナイテッド・シネマ7館(入間・浦和・春日部・上里・新座・南古谷・わかば)と幸手のシネプレックスで先着で配布された。
映画は未完の原作を上手くまとめてあって、埼玉と千葉の争いなど新要素も盛り込んであり、結構面白かった。映画館も観客の年齢層も幅広く、上映中クスクス、ガハハと笑い声が劇場にあふれた。
自分たちを笑い飛ばせる埼玉県人って...Mなのかな?Mなのかな?心が広いなー(棒
埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!
埼玉県人が東京に行くときに携帯しないと...
強制送還されます。
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購入金額
0円
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購入日
2019年05月05日
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購入場所
ユナイテッド・シネマ
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