今日は当初予定より1ヶ月近く遅れて入荷した、EFFECT AUDIO製のリケーブル「Origin」の受け取りのために、秋葉原eイヤホン店頭に行っていました。本当は先週の都内での仕事ついでに受け取ってこようと思っていたのですが、そのタイミングには間に合わなかったのです…。
折角出向いたのですから、単に受け取るだけでは勿体ないので店内で色々見て回ったりしました。すると、入り口付近でUnique Melody新製品やFAudio未発売製品を並べたMixWaveと、Cayin製のDAPをずらりと並べたKOPEK JAPANが試聴イベントを行っていましたので、折角だからと私も聴いてみることにしました。
先に誰もいなかったMixWaveの方でUnique Melody MIRAGEやFAudio Chorus、リケーブルのBeat Audio Silversonic MKVI等を試聴させていただき、それぞれなかなか良いもので安くなったら欲しいと思うようなものもありました。私が同じMixWave扱いの64AUDIOの製品を愛用していることもあり、色々と耳寄りな情報を教えていただき、Cayin製品の方に移動します。
今回の目玉は弩級DAP、Cayin N8 DAP Brass Blackであり、私も最初にこれを聴かせていただきました。この製品はNuTube搭載が売り文句ではあるのですが、これは通常のトランジスタアンプと切換が効くように設計されていて、その音色の違いも楽しめますし、基本性能の高さは充分に感じられました。Astell&KernのSP1000と比較しても互角以上の実力でしょう。ただ、NuTube時の音質はとても魅力的ですが脚色が強めで、トランジスタアンプの方がやや淡泊に感じられるものの割合素直な音という印象でした。音楽に浸るならNuTube、機器の試聴にはトランジスタというところでしょうか。
続いて比較的安価なCayin N5iiSも聴かせていただきました。こちらはさすがにN8のような「本物」という感覚は薄く、どうしても限界は感じられましたが、意外と音楽を上手く聴かせるという印象で、なかなか面白いなと思いました。いずれにしても最近のCayinは平均的に質が高く好印象でした。
さて、試聴が終わった後でノベルティが用意されていました。試聴会の告知で掲載されていたのはCayin N6の背面パネルと同じ素材で作られたキーホルダーだったのですが、もう一種類用意されていたのがこちらのDAPスタンドでした。先日のaudio-technica製イヤフォンスタンドと同じく、レビュー撮影用にはなかなか良さそうと思い、DAPスタンドの方を選んでいただいてきました。
いただいた時点では、このようにパネル部分の上半分に緩衝材が巻かれていました。実はこの下にCayinのCIロゴが印刷されていたためだったようです。
このロゴはDAPを置いたら見えないので、他社製のDAPの撮影にも問題なく使えます。
先日のイヤフォンスタンドとは異なり未使用のものでしたので、傷や汚れも私が触った部分以外にはなく、充分に綺麗です。
今後きちんとDAPを撮影する際に使います
それでは、実際にDAPの本体を置いてみましょう。
今回はやや細めのAcoustic Research AR-M200を置いたたため、少し背面のパネル部分が見えてしまっていますが、一般的な中級クラス以上のDAPであれば背面が見えることもあまりないでしょう。
さすがにディスプレイ用のアイテムであるだけに、置いたときの角度などはいかにも見栄えが良く撮影向けのものとなります。
今回はiPhoneのカメラで雑に撮影しただけですので、ピント位置がきちんと合っていないなど写真の出来に問題はありますが、ある程度じっくり撮影する分にはなかなか良さそうです。
冷静に考えればDAPのレビューをそう頻繁に書くことはないかも知れませんが、撮影時の見栄えの良さは魅力的です。自分で買おうとすると案外簡単には手頃なものが手に入らない分野ですので、いただけて有難く思います。
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購入金額
0円
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購入日
2019年04月21日
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購入場所
eイヤホン秋葉原店店頭 KOPEK JAPAN試聴コーナー
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