ここ数年、一般的なソメイヨシノの花見には行かなくても、毎年観に行く桜の木があります。
このシーズンに日記では取り上げているのですが、千葉県印西市吉高地区(旧印旛村の地区)にある孤高の一本桜「吉高の大桜」です。どのようなものかについては、千葉県の公式観光情報サイトや、私の過去の日記でご覧いただけます。
この見事な山桜は、厳密には観光名所というわけではなく、個人所有の畑の一角にあります。それを地主のご厚意で観光客が押し寄せても良いように見学道を整備したり、仮設トイレを設置したりと、見学できる体制を作っていただいているのです。また、印西市もこの時期には最寄りの公園(といっても徒歩15~20分程度の距離です)に人員を配置して、駐車場として開放するなどの協力をしてくれています。せいぜい近隣の農家や商店が野菜や餅などを売る程度で、あまり経済効果は上がらない筈なのですが、好意的に受け入れていただいているのは有難いところです。
そのような事情もありますので、毎年現地に観に行った際には小銭を募金箱に入れるなど、ささやかながら協力はしていたのですが、今年は折角なので用意されていた絵はがきを購入して募金の代わりにしてみることにしました。
自分では撮れない画角や時間帯の写真が有難い
私自身は手紙を送るような習慣があるわけでは無く、募金代わり兼訪問記念品として購入しています。
「北総ふるさと文庫」と書かれていますが、千葉県北総地区に関する書籍を発行しているらしい事以外は、私もよく判りません。一応出版事業を行っているところで作られているということでしょう。
中には葉書が5枚入っています。裏面に印刷されている写真の撮影者とタイトルはこちらの面に印刷されていました。ただ、在庫が古いのか、少し紙が変色している葉書もありますね…。
全部を見せてしまうと絵はがきの商品価値が下がってしまいますので、全体像が見えないように掲載してみました。
最も手前の様な写真は、私もカメラ持参でよく撮影しているのですが、さすがにプロの撮影が入っているだけのことはあり、ドローンか何かで撮影したと思われる上からの写真や、ライトアップ実施時の写真など、自分ではなかなか撮影することが難しいカットが入っている辺りは、この絵はがきの価値を感じられます。
現地では他に大桜の写真を使ったクリアファイルや、メモ帳なども用意されていました。私の場合は前述の通り手書きで手紙を送る機会がまずありませんので、絵はがきの実用性は皆無なのですが、写真として持っておく価値は充分にあると思います。
毎年桜を一般向けに見学させるためには、それなりのコストもかかっているはずですので、現地を訪れた方は何らかの形で金銭面でも貢献する姿勢があって欲しいと思います。
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購入金額
300円
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購入日
2019年04月08日
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購入場所
吉高の大桜前
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