以前にも、同じSoundPEATS社の左右完全分離型ヘッドフォンをレビューしましたが、今回も同様に、左右完全分離タイプのレビューになります。
最近、街中でも見かけることが増えてきましたよね、完全分離型。コードから解放されることによって、コードの煩わしさがなくなるだけでなく、コードが受ける風の音やコードが服と擦れることによる雑音からも解放されますので、増殖しているのも納得できます。
さてそんな完全分離型、今回試してみるのはこちらの「SoundPEATS TrueFree+」という製品です。以前レビューで扱った「TrueFree」の進化系と思われます。
撮影した画像については、本文の最後にまとめて投稿しますので、そちらを参照してください。
最大プレイ時間が4時間。充電ケースに戻して充電すれば、最大で35時間の使用が可能ということですから、ケースの充電頻度も低くて済みそうです。
商品の箱の中には、本体ケース(当然ヘッドフォン本体が収納されています)、パンフレット2種、充電用USBケーブル、日本語取説、付属イヤーピース3サイズが入っています。
取説は、誰でも安心の日本語記述。
イヤーピースは本体に1組装着されていますので、合計4サイズということになりますね。
取り外して並べてみた画像を参照いただけるとわかりますが、中間の2サイズに関しては、本当に違いは微妙です。
ただし、インナーイヤータイプは耳への密着度によって音質ががらりと変わりますので、出来るだけよい音で聴くためには、自分の耳に合ったサイズを徹底的に試してみて下さい。私は毎回ほぼ全部試してから、左右それぞれに対してどれが一番良かったかを判断しています。
ケースを開けると、本体が小ぢんまりと鎮座ましましております。
本体は小ぶりかつ軽量で、実際に装着してみると全く気にならない大きさと重量でした。
そしてスピーカー部は、かなり目の細かいメッシュでおおわれています。今までレビューした同価格帯のBluetoothヘッドセットと比べても、目が細かめな気がします。
とはいえ、それで何がどう変わるのかはよくわかりませんが…(^^;)
また、ケース自体が充電池を兼ねているため、ヘッドフォンの充電は、ケースに収納するだけでオッケーというお手軽さもうれしいです。
ヘッドフォンを本体ケースに収めると充電が始まり、ヘッドフォンの赤いLEDが点灯します。
さあてさて、そんなお手軽完全分離型の、肝心の音質は……
これが良かったんです!
私には聴きやすかったっ!!
元音源を中心にして、低音部と高音部を少し増幅してあるんですが、低音部に関しては割としっかり目な増幅で、高音部は「増幅」というよりは「少しクリアに聞こえる」音像づくりがなされています。
なので低音に関していえば、ベースラインがくっきりしてくるだけでなく、ジャズなんかだとウッドベースのボディの反響までが聞こえる気がするくらいです。
そこで高音もしっかり増幅してしまうと、曲によっては(あるいは使用楽器の選択によっては)シャカ感が強まってしまうのですが、この製品はそうではなく、高音も聞こえるけどあくまでも低音をしっかりと響かせる音作りをしている印象を受けました。
なんだか私の耳には優しい感じがしますし、音像そのものも丸みを帯びるみたいに聞こえます。
いつもより良く聞こえてくるベースラインが新鮮で、ついついベースを追いかけている自分に気づきました。
かなりのお気に入りヘッドフォンに出会うことが出来ました。
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購入金額
3,980円
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購入日
2019年03月頃
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購入場所
Amazon.co.jp
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