本体の他に、ブラシが付属していました。

外刃に被さっているのが「ふわふわガード」です。

両脇を挟んで引っ張る事で外れます。

カバーを着けた状態で左右に回す事でガードの高さ調整が行え、毛足が長い生地や極太の毛糸のセーターなどには”高”、毛足の短い生地には”低”に合わせて使用します。

今回私が使いたいスウェットやジャージ等にはふわふわガード自体を外した方が良いようです。

そしてモードの切り替えは上部電源スイッチで行い、「care」モードはオシャレ着などの繊細な衣類等の他、着衣状態で毛玉を取る時に適しています。

外刃は回転させ外す事が出来、中にある内刃は軽く引っ張ってやれば（逆さにするだけでも）外せます。

そして内刃は板バネにより、押されると引っ込むようになっています。

取った毛玉は色の付いた部分（ダストBOX）に溜まり、左右の中程を持ち引っ張ってやれば外れます。

乾電池は付属しておらず、単三アルカリ乾電池 2本で動作します。

電池ボックスのフタは両脇を押しながら引っ張る事で外れます。

目的のスウェットに使ってみました。

前半は「ふわふわガード」を装着したまま、後半は「ふわふわガード」を外してとるとるしてみました。

映像では分かりにくいのですが、「ふわふわガード」無しの方がよく毛玉が取れてます。

そしてスウェット下の毛玉を取り切るのに 3回くらい途中でダストBOXがいっぱいになってしまいました。

毛玉の量から考えて「？？？」って感じだったのですが、「ふわふわガード」を着けてないとやっぱり生地まで結構削ってしまっている様です。

毛玉を取った後の生地を触っても分かりませんが、ダストBOXの中を見てみると

白い毛玉より生地の色のフワフワした繊維が圧倒的に多い(^^;;;

スウェット地は毛玉が浮かずにこびりつくような毛玉が多いので仕方ないのですが、「ふわふわガード」を着けない生地のモノにはあまり頻繁に毛玉取りは行なわない方が良さそうですね。

片足分だけ終えたところで若干まだ毛玉が残っていますが、また毛玉が出来てきたら毛玉取りをかけたいと思います。

そして粉状のモノを含めた繊維は内刃の方にもかなりくっついています。

もっとも絡まっているわけではなく静電気でくっついている様な状態で、ほとんどはブラシで簡単に取り除いてやれるのですが、静電気な分粉っぽいのが取りきれません。まぁ操作上は問題ないんですけどね。

それと毛玉を取っている時に、時々止まってしまう事がありもう電池が無くなってしまったのか？と思ったら、毛玉が刃部に絡みついて回転が止まってしまう事があるようです。

モーターの強さの問題だと思うのですが、あまり強くしてしまうと必要以上に生地を傷めてしまう可能性があるのでこの様になっているのかと思われます。

止まってしまう様な状況は刃にも悪いので、こまめに清掃する事が推奨されています。

特に清掃後に別売りのオイルまたは市販のシェーバー用オイルを少量塗布するようにとあり、オイルを塗る事で刃の寿命を延ばす事が出来るかと思われます。

説明書によると使用時間、約40時間を目安に、状態に合わせて刃の交換が推奨されており、思っていた以上に刃の寿命は短く感じます。

ただし刃が傷んでしまうと切れ味が悪くなるだけでなく生地を傷める原因にもなりますので、オイルを塗っても切れ味が悪いと感じたら交換した方が良さそうです。

ちなみに普通のセーターの毛玉もとってみたのですが、「ふわふわガード」を装着する事で生地の質感を損ねる事無く毛玉を取れるので、これだけでも「毛玉とるとる」にした価値はありました。

それと必ず単三アルカリ乾電池を使うようにとあるのですが、充電池（エネループ）で使ってみたところ使用する事は出来ました。ただし、電圧の関係で正常に動作しない可能性（回転がよく止まるなど）があるので、自己判断で行ってください。

うちでは使用頻度は低そうですが、毛玉の取れ方が気持ちよく、家族みんなで毛玉を探して使いたがっています(^^;