高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない です。
小学校の頃、顔を一瞬見るだけで相手が「頭の良いヤツかどうか?」、「どの位の頭の持ち主か?」が判った。
でも、想像も付かない位頭の良いヤツにあった時…。
一目見ただけでは、「少し間が抜けている…」と完全に馬鹿にしていたのだが、ほんとうは途方も無く頭が良かった。
唯一、落ち込んだ経験である。
確かに、頭の極端に良い人間が理解して貰えず、周りから馬鹿にされる事はある。
「何で分かるの?」と言う質問にはお応えしかねる…。
ところで…
問題
本とは全く関係が無いのだが…。
IQの高い人には簡単に分かるが、一般的には「とても難しい」と言うテストがある。
実際にマサチューセッツ工科大学の学生たちが挑戦した問題もあるのだが、著作権などの関係でhachiの考えたオリジナルの問題にしてある。
Q1:ラケットとボールの合計は11,000円。
ラケットはボールよりも10,000円高い。
ではボールの値段はいくらか?
Q2:10個の部品を作るのに、10台の機械で10分かかる。
では120台の機械で120個の部品を作るには、何分かかる?
Q3:湖の上に、蓮の葉が浮かんでいる。
毎日、蓮の葉の数は2倍に増えるとする。
蓮の葉が湖全体を覆うのに24日掛かる。
では蓮の葉が、湖半分を覆うのには何日掛かるか?
回答
A1:500円
ラケットとボールの合計が11,000円。
ラケットはボールよりも10,000円高いので11,000円で、この1,000円をボール代だと思ってしまう人が多いようだ。
しかしそうすれば「1,000円(ボール代)+11,000円(ラケット代)」で、ラケットとボールの合計が12,000円になってしまう。
「1,000円」を2で割った「500円」をボール代とすれば、「10,500円(ラケット代)+500円(ボール代)」となるのだ。
※「何のラケットとボールなの?」と言う質問は「ナシ」です。
「テニス」や「卓球」とかを想定して下さい。
A2:10分
10個の部品を作るのに、10台の機械で10分かかる。
ということは、1台の機械で1個の部品を作っても、10分掛かるのは常に変わらない。
120台の機械で120個の部品を作ったとしても、所要時間は同じ10分となる。
※同様に「何の部品?」なんて聞かないで下さい。
また、「120台の機械を設置するスペースあるの?」とか、「120台扱うのには10台扱うよりも時間が掛かるから…」なんて突っ込みも「ナシ」です。
あくまでも「理論的に」です。
A3:23日
“毎日、蓮の葉の数は2倍に増える” のだから、「湖全体を覆う日」の1日前が「湖半分を覆う日」になるはずだ。
※ここでも、あくまでも「理論的」な話です。
何と言っても「やっつけ」で作った問題です。
エリート名門校とされるマサチューセッツ工科大学の学生たちでも、この問題に酷似した3問全て正解したのは48%だったと伝えられている。
あなたは全て分かっただろうか?
どうも、IQの高い人は「易しく」考え、そうでない人は「難しく」考えてしまう傾向がある様なのである。
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購入金額
0円
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購入日
2019年02月04日
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購入場所
kaerkiさん
2019/02/04
hachiさん
2019/02/04
はは!
jive9821さん
2019/02/05
だからといって特に優秀ということは無いようですよ?
hachiさん
2019/02/05
この話題、なかなか扱いが難しいのですね。
「俺には簡単だった」なんて書いたら炎上するし…。
cybercatさん
2019/02/05
「ひとりでやると10か月かかってしまいます!」
えらいひと「ヨシ、もう一人あてがうから5か月で作れ」
⇒このあたりまでなら理論通り。ただこれで味を占めてしまうと...
「ひとりでやると10か月かかってしまいます!」
えらいひと「なるほど、もう9人あつめれば、ひと月で完成だな..いやあと39人調達すれば一週間で...」
※ひとは学習する時間が必要です。
※同レベルで同じ言葉で話せる開発要員はそんなにたくさんはいない。
※並行作業にはコミュニケーションロスが入ります。
hachiさん
2019/02/05
まともに考えると問題がたくさん出てきます。
それから、IQが20違う二人でも、高い方の人が思いやりがある人なら会話は成り立つ筈です。
考えるのは楽しいんですけどね。