自宅に設置するルーターとしてはかなり管理機能が充実している製品です。接続中のデバイスごとにパケットの統計をとったりスロットリングしたりVLAN切ったり802.1Xで認証かけたりVPN通したりできます。
別途UniFiコントローラってのを用意する必要があるのですが、Dockerコンテナを作ってくれている人がいるので、ありがたく使わせていただいています(GCP上で動かしています)。
同社のUniFiシリーズには他にもスイッチとかWiFiアクセスポイントがあり、UniFiコントローラで全部一元管理できる仕掛けになっています。
なので実家のネットワークを遠隔地から監視(インフラ運用上の意味で!)したり、設定を改修したりするのが無償でできるという大変ありがたい製品なのです!
物理的なポートですが、さらっとCONSOLEポートが端っこにあるので「ちょっと離れたポートはWANだろう」と思っているといつまで経っても繋がりません。またWANとLANと、最後の一つはWAN2兼LAN2になっていて、設定で自由に定義できるようになっています。きっと皆さん複数回線契約して冗長化しているでしょうから、WAN2ポートをつかってデフォルトゲートウェイを切り替えて使えるわけです。これで物理的に回線切れるような事故があったときも安心ですね!
ただ、後で書きますがMAP-E喋れない子なのでそこだけはちょっとお気をつけください。
中身はEdgeOS?(≒VyOS≒Vyatta)
普通の使い方としては、別途UniFiのコントローラサーバーを用意して、この製品とUniFiコントローラをHTTP(s)でリンクさせて、UniFiコントローラでVLAN切ったりFirewallの設定いじったりします。PPPoEを喋らせる場合は、直接IPアドレス名指しでhttpを叩きに行くとDHCPにするか固定IPにするかPPPoE喋るか選べるのでそこでインターネットへの接続設定だけ入れます。
で、この UniFiコントローラが結構多機能で、DHCPサーバー設定を結構細かく仕掛けられます。PXEブート環境とか組みたいならDHCPの設定弄り回したいですもんね。さらにSSHでつなぎに行けば中身はEdgeOSなのでだいぶ細かいところまで設定できます。ただしその設定は消えるかもです・・・
PPPoEなら良し!IPoEでMAP-EでIPv4/v6デュアルスタックだとツライ!
今どき普通にフレッツとかで回線契約したらIPoEでIPv6が降ってきてv4はMAP-Eでいくつかのポートだけ使える感じで降ってくると思うんですが、この子はMAP-E喋れません。したがってインターネット側にもう一台はさんでやる必要があります。惜しいなぁ・・・しかもIPv6のRA-Proxyが(たぶん)無いので、IPv4もv6も使いたいんじゃ!って人はYAMAHAのNVR510とかのほうが良いかもです・・・。
-
購入金額
12,499円
-
購入日
2021年12月12日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。