今年も聴きたくなる時期になった。
FMやEテレでも名演が放送されていることだろう。
毎年のようにコンサート会場に足を運んだ時期があった。
横浜では、市民楽団の横浜交響楽団が野毛の県立音楽堂で演奏するのが恒例だった。
料金も格安で、だれそれちゃんのお母さんが合唱に参加してるよ、などと家族的な演奏会だった。
横浜国大の学生楽団の演奏もなかなか楽しかった。
いつか合唱に参加してみたいと思って、未だに果たせていない。
その後、著名な指揮者、楽団の演奏を機会あるたびに鑑賞した。
たびごとに、フィナーレに感激し、その年が暮れていったものだ。
いちばん印象に残るのは、TVの放送だが、佐渡裕が震災の2011年にドイツから日本に向けて演奏したものだ。たしか、その年彼はベルリン・フィルにデビューすることで個人的にはたいへんだったにもかかわらず、急遽現地でコンサートを開いたと番組内で説明があったと記憶する。
その指揮は、もう指揮棒を振るという次元ではなくて、楽曲やで演奏を通して日本へ鎮魂や祈りを伝えようとする、それはそれは迫力のあるものだった。
おそらくNHKにその映像があるはずだが、再放送されたのかされないのか、再び観たい聴きたいと思っているのに叶えられぬ演奏だ。NHKオンデマンド(アーカイブ?)のリストにあればそのためだけにでも契約したいところだが見当たらない。
かと思うと、こんなアレンジも。たのしい!
表題のこのCDは、今でこそ廉価版のシリーズの1枚になっていたり、需要が薄いのか激安中古の山にあったり、気の毒な感じだが、たぶん、1985年ごろ、大阪キタの大月楽器店2階の輸入盤コーナーで買ったのではないかと思う。当時は演奏の善し悪しもわからなくて、ネットのレビューもなかったので、店でいっぱしぶって視聴したか、なにかの評論を読んで決めたのかもしれない。
よほど気に入っていたとみえ、ケースは傷だらけだ。他人に押し付けがましく貸したりもしていた気がするww
後年の小澤征爾。
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購入金額
0円
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購入日
1985年頃
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購入場所
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