こちらの物置へ電気配線をしていて鉄板へ穴あけをする必要が出てきました。

　鉄鋼用のドリル刃でも良いのですが、１本１本穴の大きさに合わせて買おうとすると割と費用がかさみますし、太い刃はきっとその後使うことがないだろうと思いました。

　いろいろ探していて見つけたのがこちら。

　ステップドリルという商品になります。それぞれ最大径が違うものが３本セットでした。

　これが一番小さいもので、最小4mm～最大12mmまでの穴を空けることが出来ます。

　こちらが２本目。4mm～20mmを空けることが出来ます。１本目と２本目でお気づきかと思いますが、段差に高さがあり目的の穴で貫通可能な厚さが変わってきます。

　３本目ともなると５ｍｍ程度の厚さしか貫通できません。まぁそんなに分厚い鉄板に穴開けようとも思わないですが・・今のところ。

　今回は１２ｍｍの穴を必要としました。３本目のドリルで穴を空けてみました。

　穴あけの方法はどれも同じで、まずは穴あけの中心部にポンチを打ってドリル刃がずれないように誘導するくぼみを作ってからがスタートです。

　穴あけは最初ゆっくりと回転させある程度ポンチ穴が広がったところで、全開で回します。

　最初の４ｍｍ穴が貫通出来たらそのまま押し込むように力を入れて、１２ｍｍ穴を貫通した所で終了となります。

　貫通すると次の穴を空けようとするので、ちょっと面取りされるような感じで穴あけが完了します。

　裏側はバリがすごいので、気になる範囲で取り除きましょう。

　鉄鋼用ドリル刃と違って、がりがりと抉るような穴あけですので切子は結構大きめです。

　上向きで使う場合は切子が飛び散りますので、防護眼鏡をした方が安全に作業できるでしょう。

　本製品はチタンコーティングが売りの１つみたいですが、一回使ったらコーティングが剥げます(´Д｀)

　あまり意味がないコーティングですね。。。

　穴あけ後は、こういったブッシュを使って通す配線の保護をしてあげると良いでしょう。

　ほら。こういうブッシュを使うと最初からそこに穴があったかのような感じになって素人が穴開けた感が薄まりますｗ

　１つ持っていると割と出番はありそうです。なかなか使えるドリル刃だなと思いました。(・∀・)