ポリカーボネート製のクリアカバーに回転式レンズが付いています。

ボケフィルターはハートや星形にくり抜かれているだけで、レンズは入っていません。

光源に向かって撮影すると以下の様に撮れるようです。

※販売ページより引用

まずはミニ三脚で iPhoneを固定し同位置から各レンズを使ってキーボードを撮ってみました。

まずはフィルター無しの標準

● マクロレンズ

被写体にだいぶ近づかないと（大体 4cm位）ピントが合いません。

標準レンズでは 5cm位まで寄るとだいぶピントが怪しくなってきます。

これをマクロレンズで 1cm位まで寄って撮影したのがこちらになります。

●トライアドレンズ

三つ（三角形）にブレるのですが使いどころが難しい

忘年会で食べ物を撮ってみましたが、コレじゃなかったようです

標準

トライアドレンズ

●ぼかしフィルター

周囲だけをぼかすのですが、中央にプラレンズがあるため若干画質が落ちます。

続いて光源に向けて使うボケフィルターとクロスフィルターです。

夜の赤坂で撮影してきましたが、光源が弱すぎるのかボケフィルター（7種類）はどれもうまく機能してくれません。

移動中に撮影しピントが合っていなかったり、どれがどのフィルターか分からなくなってしまったため、比較的ピントの合っている 4枚を掲載します。

ボケフィルターの穴の間隔が近いために穴が中心からズレやすく、通常でも周囲が暗くなってしまうのが端が被ってしまっていた画像も多かったです。

ボケフィルター（7種類）に関しては時間をみてもっと光源の強いモノを撮影し直せたらと思います。それこそ、手持ちの花火なんかはキレイに見えるんじゃないかと期待しています。

最後にクロスフィルターですが、こちらはレンズに交差した溝がつけられており、効果はてき面です。

ボケフィルターの方もこの位はっきり出ると良いんですけどねぇ。

休前日だった事もあり、夜中の 2時近くになっても車も人も結構いました

私が購入したのが 1,280円だったので星を少し落としましたが、これが 500円だったらコストパフォーマンスは高いです。

ただし写りだけでなく、造りもちょっと安っぽいです。

レンズを回転させると各レンズのところで止まるのですが、少し緩いのと遊びが多いためダイヤルに指が少し触れるだけでズレてしまいます。

これがもっとレンズ位置でカチッカチッと止まってくれれば、もう少し評価は上がるのですが。

それでも接写するのにマクロレンズがそこそこ使えますし、これからの季節クリスマスツリー等をクロスフィルターで撮れば幻想的な写真が撮れそうです。

しばらくこのケースで運用します。