先日イヤフォン向けのリケーブルとして、WAGNUS. Chocolat Lilyを購入しました。
生憎、このChocolat Lilyを含むLilyシリーズ(WAGNUS.のローエンドシリーズ)だけは対象外なのですが、それ以外のリケーブル向けのプラグアップグレードサービスが始まったという告知がありました。
それは出力側のコネクターを純銅製プラグや銀メッキ純銅製プラグにアップグレードできるというものです。通常のプラグは黄銅などで作られることが一般的です。
音質的には確かに効果が大きそうな気がするのですが、銀にしても銅にしても酸化しやすい素材です。通常は酸化を防ぐために、酸化しにくい素材である金のメッキやロジウムのメッキを施すのですが、敢えて酸化を覚悟した上でプラグとしたわけです。当然製造メーカー側も極力耐久性には気を遣っているそうですが、酸化は自然な現象ですので対策にも限度があります。
酸化してしまった場合にどうするのかと思っていたのですが、twitter等でその答えが書かれていました。それは「ファミリーマートの無印良品コーナーにある『貴金属みがき』で手入れをすれば良い」というものでした。見た目の綺麗さも大きく改善しますが、それ以上に音質もはっきりとクリアになるということです。
そこで思いついたのが、くすんでしまった金メッキプラグにもこれが有効なのではないかということです。早速試してみようと思い、外出ついでにファミリーマートで購入してきました。
店舗によっては在庫を置いていない可能性があります。最初に見に行った近所の店舗では、見つけることが出来ませんでした。
このような形の布のようなものが計3枚入っています。取り敢えず試すにも手頃な量といえるでしょう。
こんなに汚れていたのかと実感する
今回は以前買って、時々使う程度だったリケーブルをサンプルとして用意しました。
このケーブル自体悪いものではないのですが、MMCXのイヤフォンを意外なほど使わなかったので、出番があまりなかったのです。そのためか、プラグが白くかぶったように見えます。
▲磨く前。金メッキの光沢が殆ど見えません
これを軽く数回拭ってみましょう。
▲磨いた後。光沢が復活していることがわかります
磨いた後の布の状態も見てみましょう。明らかにプラグの形に汚れが付着していることがおわかりいただけると思います。
本来はここで音質の比較もするべきだったのですが、生憎磨く前の音を確認しておらず、比較は出来ませんでした。ただ、見た目でこれほどの違いが出ているとなると、音質にも何らかの違いを生じている可能性が高いものと思います。
もっとも、本来は貴金属向けの手入れ道具であり、メッキが薄いものを何度も磨いてしまうとメッキそのものが落ちてしまう危険性があります。汚れが落ちたらそこで終わりというぐらいの感覚で使えば良いのではないかと思います。
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購入金額
263円
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購入日
2018年11月18日
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購入場所
ファミリーマート
harmankardonさん
2018/11/18
jive9821さん
2018/11/18
ファミリーマートの殆どの店舗に「無印良品」コーナーはあるはずですので、あとはそこを丹念に探すしかないですね。私が買った店舗も全く目立たないように置かれていたので、一瞬置いてあることが分かりませんでした。