2018年9月に行われた、「艦これ」こと「艦隊これくしょん」とコンビニ「ローソン」の定例のコラボフェア、「『艦これ』ローソン鎮守府秋祭り二〇一八（フタマルヒトハチ）」キャンペーン。クリアでないクリアファイルなど商品のオマケ系とともに用意された販売アイテムの一つ、ペーパークラフトの3種目。

吹雪型駆逐艦Ⅲ型、別名暁型と呼ばれる4艦＝暁、響、雷、電の4艦で構成された「第六駆逐隊」の三女、雷。...とは言っても計画・起工こそ暁

と響

に後れを取るものの、進水や就役は一番早く、真のお姉さま艦？...いや、おかん艦??

史実の雷（いかづち）は、大戦の序盤には様々な活躍をし、他艦と協力ながら重巡や複数の駆逐艦の撃沈、未確認ながら潜水艦の撃破など多くの戦果を挙げた。ガダルカナル島の攻防でも当初は駆逐艦や敵艦船を撃沈・大破させる活躍を見せるが、徐々に戦局は悪化し、暁が沈んだ第三次ソロモン海戦では、同じく戦艦比叡、霧島の護衛として行軍するが、敵砲弾を多量に浴び、複数の砲塔や魚雷発射管、艦橋などに大きな損傷を受け、乗員の1/3にあたる死傷者70名以上を出しながらも、喫水線以下の破損がなかったため、何とか離脱できる。

その修理後、大戦末期まで輸送船団護衛任務に就き、南洋の舞台に多くの資材・糧食を届けた。その最期もまた輸送艦護衛時。サイパン島への輸送作戦実行中、潜水艦からの雷撃で沈没。1944年4月のことだった。一人の生存者もなかったため、戦後米軍の戦闘記録と照合されるまで、日本側では「消息不明」 扱いだったという。

艦これでの雷（いかずち）は、世話焼きの甘えさせ上手。長女の暁よりもよほどしっかりしてる。ただそれが、幼い外見と相まって、「子供が背伸びして世話を焼きたがっている」感も醸し出している。

その外観= ロリと性格＝おかんで「ロリおかん」という新ジャンルを創造した雷。その「甘えさせてくれる幼女」というキャラクターにやられてしまう提督続出で、ついたあだ名が「ダメ提督製造機」ｗ

このペーパークラフトでは「おかん力」を存分に発揮して？和風のインテリア。ちゃぶ台なんて最近見なくなったなー（遠い目

なんか暁と響の洋風インテリアと比べると純和風だなー

なんか「神田川臭」？？やかん乗っけたストーブはすっげー懐かしい。

ちゃぶ台に乗った干し魚の開きが昭和だねー．．．

この溢れる「おかん力」は、撃破した船の敵兵が海面を漂い、力尽きようとしているところを、自艦の乗員を上回る数にもかかわらず、姉妹艦の電と協力して救助した「世話焼き」の雷の史実によるのかも知れないけれど。

元気ないわねーそんなんじゃ駄目よぉ！

お、おう．．！

【セット内容】

・暁型3番艦 駆逐艦 電

・普通の壁紙

・昔ながらのすりガラス

・い草の畳

・アレンジメント

・やかんストーブ

・提督座布団

・ちゃぶ台セット

・ちゃぶ台セット付属の座布団