2018年9月に行われた、「艦これ」こと「艦隊これくしょん」とコンビニ「ローソン」の定例のコラボフェア、「『艦これ』ローソン鎮守府秋祭り二〇一八（フタマルヒトハチ）」キャンペーン。何年も続いている「艦これ×ローソン」コラボでは、定番のクリアファイルとミニタペストリーの他に、毎回違うアイテムも用意される。今までアクリルチャームやエアーフレッシュナー、アクリルマスコットなどがあるが、今回はラバーマスコット。

ラバーとは言っても、背面が柔らかいだけで、艦娘が印刷されている表面は結構硬め。ただプラ系ではないので、曲げることは出来る．．．という感じか。これが別添のチェーンで吊り下げられるようになっている。

こちらもクリアでないクリアファイルと同様4種用意されたが、クリアファイルと違って選ばれた艦娘に艦種的共通性があまりない。

まずは「伊良湖」。給糧艦（補給艦）で、ゲームでの扱いは他の艦娘とは異なり、「アイテム」扱いらしい。伊良湖を使うと、戦意高揚効果があるようで、攻撃時のクリティカル率の上昇や被弾時のダメージ低減効果などがあるようだ。

史実の方の伊良湖は、まともな補給艦が間宮一艘しかなかった帝国海軍が、開戦時に間に合わせた新造補給艦。積載力アップでスピードもアップしていたらしい。

戦線の拡大とともに各地に補給に訪れたが、終戦約1年前の1944年にフィリピン近海で生涯を閉じる。

戦時中は糧食を運び、兵士たちの胃袋を満たした伊良湖は、今はフィリピンはコロン湾に眠り、魚たちの住処となってダイバーの心を満たしているようだ。

今回のコラボでは六角形の緑色のフレームに艦娘の姿がはめ込まれているマスコット。チェーンは仕切り紙の裏に別にしてあって、柔らかい裏側に跡がつかない配慮がされている。

こういうパッケージ。

裏の表面はわずかにプニプニ。

それを傷つけないよう、チェーンは中紙で分けられて封入されている。

普段はメイドさん系の衣装の伊良湖だが、このラバーマスコットでは暖色系の和服という和風のいでたち。上半身だけだとあまり浴衣っぽくなく、「秋祭り」という感じでもない。どうせなら、割烹着みたいなのでも着ている方が、らしかったかなぁ...

普段とは全然雰囲気違います。

どうぞ、お召し上がりください。

...では、いただきます（意味深