レビューメディア「ジグソー」

ファミコン版に比べると、移植の出来が素晴らしい

1992年にコナミから発売されたスーパーファミコン用のシューティングゲーム(移植作)。

 

『パロディウスだ!』は1990年に稼動を開始したアーケードゲームで、本作はそのスーパーファミコン版です。『パロディウスだ!』は『パロディウス』シリーズの第2作にあたり、第1作は1988年にMSX用に開発されました。その名前からも分かるように、『パロディウス』はコナミの代表作『グラディウス』のパロディ作品です。

 

プレイヤーは、タコ(本作の主人公)・ビックバイパー(『グラディウス』の戦闘機)・ツインビー(『ツインビー』の主役)・ペン太郎(『けっきょく南極大冒険』に登場するペンギンの息子)から自機を選択し、全11ステージの制覇を目指します。

 

 

機種選択 

 

前回登録したファミコン版とは違い、ハード性能の向上により、画面のちらつきと処理落ちに悩まされることは殆どありません。特にグラフィック面では格段の進歩を遂げており、アーケード版の再現度は素晴らしいレベルにあります。また、「ちちびんたリカ」が日の目を見たことも評価できるポイントです(とは言っても、腰振りは規制されていますが)。

 

左がちちびんたリカ(SFC版)、右がミス・ミシタリーナ(FC版)

 

システム面を見ると、パワーアップベルによる特殊攻撃が専用ボタンで利用できるようになり、使い勝手が良くなっています。また、オプション設定が充実しており、難易度やボタン配置を選べるだけでなく、連射機能やルーレットカプセルの有無まで決めることができます。さらに、サウンドテストが楽しめたり、スコアアタックを競うOMAKE!モードが搭載されているなど、ユーザーにとっては嬉しい機能が満載です。

 

オプション設定

 

ファミコン版でガッカリした方には、ぜひ一度プレイしてもらいたいと思います。

 


 

■ ファミコン版のご紹介

 

  • 購入金額

    8,500円

  • 購入日

    1992年07月03日

  • 購入場所

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • Schrödingers Katzeさん

    2014/01/18

     「腰振らせてよ!」とかメガホンから出てきたようなw

     リリース時期がリリース時期なので、いい出来ですね。
     意外とSFCってハードウェア的には遅くて、この手のゲームは処理落ちが多かったりするんですが。

     ハードウェアとして拡縮回転持ってますけど、制限があるので、見た目よりは意外と工夫して作られていたりします。
  • 千里一歩さん

    2014/01/18

    Schrödingers Katzeさん

    >メガホン
    メガホンの台詞は、上手く逆手に取りましたw

    >いい出来
    『グラディウスⅢ』の移植(1990年12月)は、まだスーパーファミコンの性能を把握できておらず、処理落ちも酷かったようですが、本作ではそのようなことは殆どありませんよね。まあ、比較対象がファミコン版ですので、よほど手を抜かない限り、駄作にはならないと思いますが^^;(PS版やSS版は、ハード性能がさらに向上しただけでなく、時間的にも2年以上経過していますし……)。

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