[2018-08-15 追記]
タコシーさんから被写界深度についての質問があったので追記します。
本当はカートリッジの針先の写真を撮影できればよかったのですが、手持ちになかったので、Φ0.55mmのドリルの先端の写真を撮ってみました。
最短撮影距離ではドリルの先端部だけを見ても全体にはピントが合わない感じでした。
ただしこの場合だとレンズ先端とドリルとの距離がかなり近いので、カートリッジの針先の撮影には気を遣うことになるかもしれません。
次に、少し距離を離して撮影してみました。
撮影倍率は下がりますが、ドリル先端部は一応全体にピントが合っているのではないかと思います。
ドリルの台にしたACアダプター表面にもピントが合っているように見えます。
[2018-08-12]
ほぼ1年前のAmazonタイムセールで購入しました。
同じものが様々な業者から販売されているのですが、製造元は同じだと思います。
箱は段ボールですが、簡単な絵と特長が書かれています。
PC用、iOS用、Android用のアプリがDLできるようですが、PC(Win10)は標準のカメラアプリで使用可能です。DLできるアプリも特殊な機能はなさそうなので純正カメラアプリでも問題ないかなと思いました。
問題なのは、iOS用、Android用のアプリです。iPhoneは持っていなかったので試せませんでしたが、AmazonレビューではiOS用、Andorid用とも使えないとのレビューが山ほどあります。
僕の使っているzenfone go でもカメラ自体を認識しない場合がほとんどで、運よく認識できたとしても一瞬カメラの画像が映るものの、すぐに異常終了してしまう始末で、使い物になりませんでした。
下の写真は、撮影時のものです。本体とベースの個別写真を取り忘れていたので、これしか説明できる写真はないのですが、ベースは金属製で、意外と安定感があります。本体は見ての通り円筒状なので、回すことができます。
↓の撮影条件でカメラを回せないタイプのものでは、『Hello 』が90ど回転して横倒しになってしまうのですが、このカメラの場合、ベースのカメラ固定ネジを少し緩めてカメラを回してあげるとその下の写真のように読める向きで撮影することができます。地味ですが意外と便利です。
写真に映っているケーブル途中の部分で、LED照明の明るさ調整もできます。
取説には、撮影倍率:10~200倍とか書いてありますが、光学ズームがついているわけではありません。『ピント調札範囲がものすごく広いので、撮影距離に応じた倍率になりますよ』という意味のようです。
取説によると、撮影可能距離は、日本語では3~500mm、日本語以外では10~500mmです(笑)。
実際使ってみた感じでは本体の先端からという意味では3mmでは足りないかも?と思いました。
ただ、それでもとてもよく映ります。1280×720解像度ですが、これだけ映れば十分かなと思いました。それと意外と遠く(数m先)もよく映りました。
↓は、FX-AUDIOのD302J+の箱です。少し距離を離せばこの程度は余裕で映ります。
ただし、周辺部は少し暗くなっているようです。
次に、付属のマニュアルの表紙(5cm×4cm程度)です。この表紙の下の方に書かれている細かい文字を拡大してゆきます。
下部の文字部分全体です。最後は、この文のwith部分を拡大します。
withの"wit"です。withを映すつもりだったのですが、すこしズレてしまいました。もう少し寄ることもできますが、ほぼ最大倍率に近いと思います。
基板も撮影してみました。5cm位離れています。そこそこの距離が取れているのでR133の抵抗の信号を測定するのに昔のTektronicsの細いプローブを当てています。プローブがものすごく巨大に見えます。
最近は部品も小さいので、何かいじるときにはこういったデジタルマイクロスコープ的なものは必要かなと思います。レンズ先端を保護できるなにかが用意できればはんだ付けにも使ってみたいと思うのですが...。
平面物ばかりでは今ひとつイメージがわかないかと思いますので、立体物も取ってみました。
顕微鏡的な使用方法というよりは、もうすこし倍率が低いマクロ的な撮影です。
デジカメと比較すると画質的には全然なのですが、とにかく撮影距離を意識する必要がないほど寄れるので、机の上で撮影するには便利です。
最後に付属品情報です。
横を撮影できるようなミラーなどのセットや、USB type-C変換アダプターが付属しています。
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購入金額
3,416円
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購入日
2017年08月26日
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購入場所
Amazon
タコシーさん
2018/08/12
私もレコード針先を確認するのにamazonで検討していたのですが
いろいろ有るんですね 500倍と載っている物が別の同じ製品では1000倍とか
、説明文も十分怪しい感じです アプリも使えないとかレビューで出てるし、今は保留中なんですが中華製品は当たるとお買い得ですが、外れを引くと黙りになります。
aPieceOfSomethingさん
2018/08/13
コメントありがとうございます。
焦点深度については後で確認して更新します。
フォーカスはマニュアルフォーカスです。
本体のケーブルがでている部分の根元のリングを回して調整します。
タコシーさんご指摘の通りこの手の商品は使ってみないとわからない部分が多いですね。
実はこのカメラを買った後、また別なカメラをタイムセールで買っていたりします。
(あまりに安かったので…)
そちらもそのうちレビューをアップしたいと思います。
タコシーさん
2018/08/15
アマゾンレビューでは機種は違うのですが、40倍と500倍のどちらかしか
フォーカスしないってレビューされていたのでそんなことあるのかなと
思っていました 購入してみないとわからない部分がありますね