AMD Ryzenシリーズ対応、ローエンドチップセットA320搭載のマザーボードです。
ローエンドといってもPCIe M.2に対応するなど、ヘビーユーザーでなければ全く不満の無い仕様です。
Ryzenと搭載する場合、CPUクーラーはマザボにくっついてるリテンションキットを取り外し、裏から直接ネジ止めします。
■進化したローノイズ設計
ASUSはだいぶ前からローノイズ設計の商品を出していますが、さらにパワーアップした印象です。
システムがより安定するだけではなく、パフォーマンスをきっちり発揮できているのが体感で伝わってきます。
特にノイズ特性の悪いPCから乗り換えると、レスポンスの良さなど、ちょっとした動作からも遅延などの少なさを感じることが出来ます。
特にサウンド回りへの影響も大きいです。
そのほかにも、高強度PCI-Eスロット、サージノイズ耐性の高いLANポート、高い過電圧耐性、メモリ保護回路、その他たくさんの保護機能が盛り込まれています。
あらゆる不安定要素を排除することで、万が一のデータ消失のリスクを減らすことが出来ます。
メーカー製PCでもここまで贅沢な設計をしている製品はかなり少ないですから、ビジネスやクリエイティブな作業をする人ならマストアイテムでしょう。
他社製のRyzen対応マザーボードのレビューを見ますと、安定性で苦労されている方も多いようですから、効果は間違いないのでは。
圧倒的な安定動作
ローノイズをうたうマザボは沢山ありますが、このマザーボードはずば抜けているように感じます。
マザーボードから放射されるノイズは、PCの動作を著しく遅くしたり、動作を不安定にさせたりする原因になりますから、パフォーマンスにこだわるならこのマザーボードは最適でしょう。
オンボードのサウンドとしてトップレベル
コンデンサに日本製の音響用コンデンサを使うなど、オンボードでは手を抜かれがちなサウンド回りにも、かなり気合が入ってます。
前述のローノイズ設計の影響もあり、オンボードのサウンドとしてはトップレベルの音質だと思います。
一般的なオンボードサウンドでは完全に聞こえなくなっている、繊細な音がきちんと浮き上がってきます。
解像度もオンボードとしては良好で、オーディオとしても十分仕様に耐えます。
ややプラスチックのような質感に味付けされていますので、オーケストラやJAZZなど生楽器の生々しさはフラットになってしまいます。
チップセットへのエアフローに注意
チップセットは、小ぶりなヒートシンクが取り付けてあるのみです。
Ryzen付属のヒートシンクですとチップセットに風が届かないので、明らかな冷却不足となります。
何らかの方法で、きちんと冷却することをオススメします。
私は手持ちの静音ファンで冷やしていますが、負荷をかけても室温+7℃前後で安定しています。
高精度で組み立て楽々
特にPCI-E ×16スロットとメモリスロットは高精度で高剛性なので、各種パーツがカチャンと気持ちよくはまり、強度も抜群です。
-
購入金額
0円
-
購入日
2018年07月06日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。